――結成から2年を経て、自分のバンド内での役割として感じるところはありますか?あるいはバンド結成時から意識していることとか。
仲町 僕は最初から意識していたことがあって。それが笑顔で頑張れる環境を作ることと、やらないで終わるよりもやってみて確認したり反省したりしながら終えられるようにすることなんですね。そのためにまず、自分が先頭に立って挑むポジションとして一役買わせてもらうということは意識していました。
宮永 特攻隊長みたいな。
仲町 そう。
宮永 私はむしろ最近のことになってしまうんですけど、「自由に」やれるように頑張っています。結構型にハマりがちなタイプなんですけど、プロデューサーさんから「ののかさんは自由にやろう」と言われたので。
仲町 彼女は一番自由奔放に見えると思うんですけど実は根が真面目で。しかもバンド内では一番音楽歴が長いんですね。なのでプロデューサーとしてはもっと外れてみてもいいという意味で言っているんだと思います。どうしても常識を知っているとそこに囚われてしまうので。
――藤さん、峰月さん、千石さんはいかがですか?
藤 さっき私がバンド練習を進めているという話があったんですけど、それはキーボード担当ということもあって、プロデューサーとの中間管理職みたいな立ち位置という意味で仰っていただいたんです。だからみんなのバランスを見る役割を果たしていると思うんですけど。でも音楽を離れたら多分中間管理職ではないですね。どうなんだろう……?
宮永 都子ちゃんは完璧にやりこなすタイプというか、いることでこう……。
峰月 「頑張ろう」と引き締められる。
宮永 そうそう。
峰月 曲を覚えるスピードが速いので、「ギターである宮永と峰月もそこに続かねば!」という気持ちにさせられます。
千石 都子ちゃんは「ちゃおプラス」でマンガ「ROCK’Nりとる☆すたーず!」の連載をやったりとか、自分のやりたいことを形にして見せてくれている。そういうところにも刺激を受けていますね。
仲町 人間って元々怠惰だと思うんですよ。それに社会の雰囲気として、頑張りすぎるのはかっこ良くないというところがあって。でも、都子ちゃんは頑張るという部分でそれこそ特攻隊長してくれている。
峰月 頑張って追いつきたいです。私が担当しているのがリズムギターなので、ベースとドラムのいない夢限大みゅーたいぷでは私が崩れるとみんなのリズムも崩れるんですね。なので音楽面では自分がリズム隊という意識でいます。で、普段だと……なんですかね。でも、めちゃくちゃ喋りやすいって言われます。
千石 コミュニケーション担当。
峰月 確かに自分でも、出会ってすぐお友達になれるくらいのコミュニケーション能力があると思っています。誰とでも仲良くなりたいと思っているし、このバンドもずっと続けていきたいと思っているからみんなで仲良く!
仲町 外交の特攻隊長。
峰月 みんな特攻隊長(笑)。あと、ののちゃんからは面白いとよく言われます。ユノちゃんも私が言ったことがツボに入るみたいで。
千石 何しても面白い。
仲町 ムードメーカーだね。
峰月 私が変なことを言って、みんなが「うふふ」と笑ってくれる。そんな役回りですね。
――千石さんは意識していることはありますか?
千石 私は、マニピュレーターなのでバンドリハでも音源を流して「始めるよ」「ここまでやるよ」と仕切ったり、全体配信でもしっちゃかめっちゃかになるのを突っ込んだり、そういう役割ですね。あとは、自分が集団行動は得意ではないことをわかっていたので、最初は嫌われないようにしていたことをちょっと思い出しました。でも今は、言いづらいことを言った方が良くなるし、言っても嫌われないと思えるから、言いづらいことを言う役割。
仲町 そうそう。コミュニケーションをとるきっかけを作る特攻隊長。
峰月 やっぱり全員特効隊長だ。
仲町 メンバーを俯瞰的に見てくれるというか、色々と気づいてくれることが多いです。ゆめみたは陰キャの集まりというか閉じこもりがちなところがあるけど、ユノちゃんが一番声にしてくれます。
藤 あと、メンバー大好きでしょ。
千石 あ、多分それは誰にも負けない。
仲町 僕だって負けないよ!
宮永・峰月 負けない!
千石 私、みんなの配信を全部見てるもん。
仲町・宮永・峰月・藤 あぁー。
峰月 それは負けました。
――カップリング曲の「TRASH LIFE」についても教えてください。制作にあたって楽曲の方向性を決めるヒアリングがあったということですが。
峰月 そうです。(峰月をモチーフにした)前作の「エンプティパペット」では救われない内容で終わる歌詞だったので、今回の「TRASH LIFE」では救われる内容にしようとプロデューサーさんと話してはいました。なので今回は「ゆめみたという居場所を見つけた」という感じで終わりたいということをヒアリングでお伝えしました。
――楽曲を聴いた時の感想は?
峰月 私の話を全部反映してくださっていて!「TRASH LIFE」=ゴミみたいな人生というタイトルもそうですし、作詞作曲のだてぃがさんはまだ高校生なのにちょっと涙してくれるくらいに私の気持ちに共感してくださったんですよね。彼女の気持ちもちょっと入っているのかな、と思いました。自分の過去を思い出して胸が痛くなりつつ、でも「居場所を見つけられて良かったね」と思いながらいつも聴いています。
宮永 私、聴いた時にはすごく泣けました。
峰月 私も泣いた(笑)。
宮永 始まりの寂しい感じがすごく好きで。
仲町 歌詞も「ずっと一人で生きてきた」から始まってね。
宮永 メロディーやギターの音色がすごくきれいなんです。自分が担当するエレキギターは途中から入ってくるんですけど、特にそこは部屋に響いているような感じで神曲だと思いました。収録された歌を聴いた時は「あられちゃん、こういう曲もいけるんだな」と思ったし。
峰月 思った。あられちゃんの歌を収録した後に私がセリフを録ったんですけど、歌声を聴いたら切なくて、録れなくなるくらいに泣けてきちゃって……。でも、初挑戦のアコギを1人で弾いていたらみんなの演奏が後から入ってきてくれて、「仲間」って感じがしました。
――MVも峰月さんが撮影されましたが、経緯を教えてもらえますか?
峰月 私はカメラが好きで、趣味でプロモーション用の映像を撮っていたんですけど、それをプロデューサーさんに伝えたら「MVも撮ってみれば?」と言ってくださったんです。私はクリエイターとしての部分をゆめみたでは見せていなかったので、自分の成長の一歩だと思える挑戦にもなりましたね。ストーリーを頭に浮かばせながら初めて絵コンテも描きましたし、衣装も演者も全部自分で考えました。
――今度は「テレパシー」についても教えてください。
宮永 「テレパシー」は私の2曲目になるモチーフ楽曲で、どんな曲を作りたいかとヒアリングいただいた時に愛のある曲にしてほしいとお願いしたんです。私自身、「世界に愛はあったんだな」と感じられる曲がすごく好きだったので。楽曲を手がける白神真志朗さんにもその気持ちをお伝えしました。私は言葉足らずな部分も多かったと思うんですけど、白神さんがすごく汲み取ってくださって、歌詞を見たら「そこまで言ってなかったのに」ってところまで反映してもらえていると思いました。作っていただけて良かったです。あられちゃんとデュエットみたいな感じで進んですごく温かい曲になりました。あられちゃんは歌うのが難しかったと思うけど。
仲町 難しいよー。「TRASH LIFE」も「テレパシー」もメンバーのパーソナルな部分を掘り下げた曲なのでどちらもすごく難しくて、すごく力が入りました。
――今回の3曲を引っ提げて東名阪で開催の“夢限大みゅーたいぷ 3rd LIVE「ふりーてぃんぐ もーめんと」”に挑みます。ちなみに大阪は“リスパレ!LIVE vol.2”で行ったばかりですね。
峰月 あの時に初めて大阪に行きました!なので、どんな雰囲気になるのか不安もあったんですけど、「楽しむぞ」という空気が会場から感じられて私たちも楽しくなっちゃいましたね。
藤 ゆめみたを知らない人のほうが多いと感じてはいたんですけど、面白がって前のめりで聴いてくれる感じがして、めちゃめちゃ温かかったです。
宮永 優しかった。
峰月 私の前にいた女の子2人組は見かけたことがない子だったんですけど、めちゃくちゃ笑顔で見てくれていたので、私も気になって目が合って。お互いに笑い合うみたいな空間ができて幸せでした。
仲町 あと、そもそもアウェイでやるのが初めてだったんですね。(「BanG Dream!」の他バンドライブにおける)オープニングアクトや“ブシロード新春発表会”などはありましたけど。そういう意味で、一番盛り上がりを体感できた場所かもしれないです。
藤 音楽好きの方が来てくださっているんだな、というのは感じました。
――そちらを踏まえて、対バンライブや3rd LIVEへの意気込みも教えてください。
千石 会場によってイヤモニをするかしないかの違いがあって。ナンバリングライブだとしたり、“夢限大みゅーたいぷ 定期公演「ぷれぱれ〜しょん!」”ではしなかったり、普段のバンド練習でもしたりしなかったり、みたいに。でも、しない時はやっぱり会場の温度感がわかりやすく伝わってくるので。
仲町 視野が広いんです。
千石 それにメンバーとの音楽的なコミュニケーションの取り方も違ってくると思うんですね。イヤモニのことも含めて、これから色々な会場で演奏する機会があると思うんですけど、どの場所でもゆめみたの良さを最大限引き出すことを目指したいとは思っています。
藤 あと、これまでは楽器未経験でバンド活動を始めたというところがあったんですけど、ここからは実力で……。
宮永 それ、それ、それ!
藤 もう2年目ですし、もっともっと成長スピードを速くして、お客さんに「来て良かった!」と思ってもらえるライブにしていきたいです。3rd LIVEや対バンライブのなかでも成長を見せられたら良いですね。
宮永 本当にそう。なんだか、ずっと初心者の気持ちでいたんですけど、2年目といった言葉にいつまで頼っているんだと最近思い始めていて。今は実力を高めていこうという気持ちでいます。
●リリース情報
Hi-Vision
4月30日 発売
品番:BRMM-10912
価格:¥1,760(税込)
<CD>
1. Hi-Vision
2. TRASH LIFE
3. テレパシー
4. Hi-Vision -instrumental-
5. TRASH LIFE -instrumental-
6. テレパシー -instrumental-
●ライブ情報
夢限大みゅーたいぷ 対バンライブ「えんかうんた~」
「えんかうんた~」Vol.1
日程:2025年4月5日(土) 開場17:00/開演18:00(予定)
会場:GARDEN 新木場 FACTORY
出演:夢限大みゅーたいぷ、真新宿GR学園(電音部)
「えんかうんた~」Vol.2
日程:2025年5月31日(土) 開場17:00/開演18:00(予定)
会場:GARDEN 新木場 FACTORY
出演:夢限大みゅーたいぷ、棗いつき・熊乃ベアトリーチェ
「えんかうんた~」Vol.3
日程:2025年6月28日(土) Coming Soon…
会場:GARDEN 新木場 FACTORY
出演:夢限大みゅーたいぷ、ナナヲアカリ
「えんかうんた~」Vol.4
日程:2025年7月13日(日) Coming Soon…
会場:GARDEN 新木場 FACTORY
出演:夢限大みゅーたいぷ、NANIMONO
「えんかうんた~」Vol.5
日程:2025年8月10日(日) Coming Soon…
会場:GARDEN 新木場 FACTORY
出演:夢限大みゅーたいぷ、fhána
夢限大みゅーたいぷ 3rd LIVE「ふりーてぃんぐ もーめんと」
【大阪公演】
日程:2025年5月3日(土)
会場:UMEDA CLUB QUATTRO
開場17:00/開演18:00(予定)
【愛知公演】
日程:2025年5月4日(日)
会場:NAGOYA CLUB QUATTRO
開場16:30/開演17:30(予定)
【東京公演】
日程:2025年5月7日(水)
会場:Spotify O-EAST
開場18:00/開演19:00(予定)
●タイアップゲーム情報
VIRTUAL GIRL @ WORLD’S END

・発売日
2025年6月12日(木)
・ジャンル
終末系ビジュアルノベルゲーム
・対応機種
Nintendo Switch™/Steam®/Windows
・対応言語
日本語/英語/簡体字/繁体字
・メーカー希望小売価格
【Switch】
パッケージ通常版 3,960円(税込)
パッケージ初回限定版 19,800円(税込)
ダウンロード版 2,970円(税込)
【Steam】
ダウンロード版 2,970円(税込)
【Windows】
パッケージ通常版 3,960円(税込)
パッケージ初回限定版 19,800円(税込)
・公式サイト
https://virtualgirl.bushiroadgames.com/
オフィシャルサイト
https://bang-dream.com/yumemita
オフィシャルX
https://x.com/BDP_yumemita
オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/@BDP_yumemita
オフィシャルTikTok
https://www.tiktok.com/@mugendai_mewtype
SHARE