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INTERVIEW

2025.03.12

Rainy。が『名探偵コナン』への愛と16歳なりの“ラヴ”を込めた歌――ニューシングル「But ノーラヴ」リリースインタビュー!

Rainy。が『名探偵コナン』への愛と16歳なりの“ラヴ”を込めた歌――ニューシングル「But ノーラヴ」リリースインタビュー!

ティーンならではのフレッシュな感性と、瑞々しい中にも確かな表現力と歌唱力が備わった唯一無二の歌声で、新世代にポップアイコンとして注目を集めるRainy。が、ニューシングル「But ノーラヴ」を完成させた。元GARNET CROWのAZUKI七が作詞したことでも話題を呼んだ「…and Rescue Me」に続き、自身2度目となるTVアニメ『名探偵コナン』(以下、『コナン』)とのタイアップ曲、しかも初のOPテーマとなる本楽曲には、現在16歳の現役高校生でもある彼女なりの“ラヴ”と『コナン』という作品への深い愛情が詰まった、スタイリッシュなダンスポップに仕上がっている。様々な愛をその身に受けて育ってきた彼女が本楽曲に込めた想いに迫る!

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創

5ヵ月連続リリース、高校進学と上京。2024年の活動と環境の変化

――前回リスアニ!でインタビューしたのは、2023年8月にリリースされた「…and Rescue Me」(TVアニメ『名探偵コナン』EDテーマ)のタイミングでした。その後も配信シングルを中心に精力的な活動を展開してきましたが、ご自身としてはどんな時間になりましたか?

Rainy。 2024年は5ヵ月連続リリースのおかげで色んなイベントに出させていただいて、たくさんの新しい人と出会うことのできた1年でした。第1弾リリースはデビュー曲「Find the truth」と2ndシングル「All or Nothing」の英語バージョン。第2弾リリースは「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 4- beatmania IIDX」テーマソングの新曲「Riff//rain」で、実際に決勝戦の会場で歌わせていただいたのですが、「beatmania IIDX」は音を楽しむゲームなので、会場の皆さんからも音楽を楽しむ気持ちが伝わってきて、すごくいい刺激になりました。

――第3弾リリースの「Fight Song」はビーチバレーボールの全国大会“’24マドンナカップ in 伊予市 第28回全日本ビーチバレーボール高校女子選手権大会”のテーマソングでした。

Rainy。 その時も開会式で歌わせていただいたのですが、女子高校生の大会だったので、私と同年代の子たちとたくさん出会うことができました。練習中の子たちとお話ししたら私の楽曲を以前から聴いてくれていたり、「ファンになりました!」と言ってくださる方もいて。しかも私は福岡出身で中学時代にバレーボール部だったのですが、その当時から知っていた強豪校の女の子が出場していて、まさかの再会を果たしたんです!その子もすごく驚いてましたね。足元が砂にも関わらずきれいにスパイクを決める選手の皆さんにも感動しましたし、愛媛観光もできたので楽しい思い出をたくさん作れました。

――続く第4弾リリースは、マンガ「カッコいい女の子と12センチの約束」の公式テーマソング「蕾」です。

Rainy。 (「蕾」を)原作の直 正也先生もすごく気に入ってくださって。この間、そのマンガのポップアップを見に行ってきたのですが、めちゃくちゃ可愛くてテンションが上がりました。

――そして第5弾のバラード「万里一空」は、TVアニメ『戦国妖狐 千魔混沌編』最終クールEDテーマとして、時に過酷さもある作品の世界観を優しく彩りました

Rainy。 つい先日、TVアニメの完結記念イベントに出演して「万里一空」を歌わせていただいたのですが、その前にキャストの皆さんの生アフレコや作品を振り返るコーナーもあったので、登壇したらイントロから泣いているお客さんもいらっしゃって。SNSでも「Rainy。ちゃんの歌声でさらに泣いてしまった」というメッセージや「万里一空」があったから『戦国妖狐』がより好きになった、という本当に嬉しいお言葉をたくさんいただきました。

――アニメが完結した今、改めて「万里一空」は作品にどのように寄り添う楽曲になったと感じますか?

Rainy。 色んな解釈をしてほしいので、私から「こういう楽曲です」とはあまり言わずにいたいなと思うのですが、“君のいない夢は 刹那”という始まりの歌詞やサビの“君が笑ってくれたら 一緒に泣けたなら”というフレーズもあって、聴いてくれる人たちの心に寄り添えるような、不安を和らげて心に温かさを添えてくれるような曲になったと思います。私は『戦国妖狐』自体がそういう作品だと感じているので、作品のファンの皆さんにとってもそういう楽曲になっていたら嬉しいです。

――きっとそうなっていると思います。アーティスト活動で様々な新しい出会いがあった一方で、Rainy。さんは2024年に高校に進学して、それと同時に地元の福岡から東京に上京してきたそうですね。

Rainy。 はい。引っ越してきた当初は戸惑うことも多かったです。私は食べることが好きなのですが、まずダシや調味料、醤油の味が福岡と東京では全然違うことに驚きました。九州は味付けが東京よりも甘いんです。それと高校でできた友達は高頻度でディズニーランドに行っていることにもびっくりしました。福岡ならみんなグリーンランド(熊本にあるアミューズメントパーク)に行くので。方言の違いもそうで、入学当初はみんなとの距離を感じて少し怖かったんです。でも今はすっかり馴染んでしまって、この間、福岡に帰った時に、標準語でしゃべっていたので向こうの友達に「(東京に)染まりんしゃったね」と言われました(笑)。

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