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INTERVIEW

2025.02.07

怒涛の2024年を経たそこに鳴るが2025年最初に送り出す新曲「miss-dystopia」──その制作の過程とタイアップ作品『FARMAGIA』との出会いを語る

怒涛の2024年を経たそこに鳴るが2025年最初に送り出す新曲「miss-dystopia」──その制作の過程とタイアップ作品『FARMAGIA』との出会いを語る

オープニングになってやろうくらいの勢いで

──そこに鳴るの音楽性として、“エクストリームJ-POP”や“令和のTHE ALFEE”といった表現がありますが、今回の楽曲ではその“らしさ”が根底にありつつも、より開けた印象があります。

鈴木 『FARMAGIA』って深みがある作品ではあるものの、パッと見はライトに見えるんですよね。そういうライト感のようなものが普段の僕らの楽曲よりは出たほうが良いなという感じはあって、音の作りにあたって意識の片隅に置いていたところはありますね。普段はダークで重厚にしようと思っていますけど、その逆で軽快な感じ。

──今回はキャリア的には初めてのEDテーマ担当となりますが、そこは意識されていたのでしょうか?

鈴木 特には……。なんならオープニングになってやろうくらいの勢いでした。そこは負けず嫌いの根性というか、『FARMAGIA』を観た人に「オープニングでも良いんじゃない?」って思ってもらえるような曲にしたいなと。

──演奏面においての苦労したことがあればお聞きできればと思うのですがいかがでしょうか?

斎藤 ドラムについてはそこまで難しいことをしていないんですが、コーラスが結構音程が高いので実際に叩きながら歌うと難しいことが多くて。ライブで披露するためにも練習を重ねているところですね。

藤原 ベースについてもそこまで難しいフレーズのようなものはなくて。ただ、最近のそこに鳴るの曲には色々な音色が入っているので、ベースを歪ませると倍音が増えて音に濁りが出てきてしまうんです。そこを調整しつつ、歌がしっかり引き立ち全体がきれいに調和することを目指しました。歌については「miss-dystopia」の歌録りの少し前に壁にぶち当たり、「ただ上手く歌えばいいわけじゃなく、曲に合う歌唱をすることが一番大事なんじゃないか」と色々悩んでいたんです。つまり“歌のための曲”じゃなくて“曲のための歌”を目指していて。なのでどうやったら曲に寄り添えるか、曲にしっくりくる歌い方ができるかをすごく意識していました。

──藤原さんの中でその悩みは消化できましたか。

藤原 最善を尽くして、その時できることはやり切ったという感覚があります。ただ、自分は年365日壁にぶつかり続けているんですよ。自分のダメな部分に目が行きやすい性格なので、余計に壁を増やしている感じもあって。ただ、壁があること自体は悪いことじゃないと思っています。そうやって葛藤しながらより良いものを目指していけたらなと。

──楽器隊については「そこまで難しいフレーズはない」とおっしゃっていましたが、そういう意味では、今回の曲は「弾いてみた」や「叩いてみた」に挑戦しやすい曲だと言えるのでしょうか?

藤原 やりやすいと思います。2~3ヵ月ベースに触ったことがあれば弾けるんじゃないかなと。挑戦してもらえたら嬉しいですね。投稿してもらった動画は全部観ます。

──今回の楽曲はED映像と曲の絡み合い方もすごいですよね。

藤原 放送前に映像を拝見させてもらったのですが感動しました。バッチリで何度も巻き戻してしまいましたね。

鈴木 観ながら「そうです、その解釈です」って思いましたね。スタッフさんたちが僕の意図を組んでくれているのを感じました。物語終盤から曲がかかりだすあの入り方もいいな、と。

斎藤 導入がもう完璧ですよね。作品ファンの皆さんの反応も楽しみです。

次のページ:挿入歌「恵まれた悲劇を」は“あえて少し外して”

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