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INTERVIEW

2025.01.17

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・Ave Mujica×豊田穂乃花、対談インタビュー!

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・Ave Mujica×豊田穂乃花、対談インタビュー!

アニメ音楽に特化した媒体「リスアニ!」と大阪のラジオ局・FM802のラジオ番組「802 Palette(ハチパレ)」がタッグを組んだ新たな音楽メディア「リスパレ!」。アニメ、ゲームカルチャー、ネットミュージック、そしてそれらの枠を超えた様々なアーティストの魅力を伝える本プロジェクトでは、「リスパレ!チョイス」として、今聴いてほしいアーティストを独自の視点で選出。積極的に紹介していく。

今回は「ハチパレ」との連動企画第3弾!
番組DJの豊田穂乃花と、「リスパレ!チョイス」第二弾選出アーティストから次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」発のリアルバンド・Ave Mujicaの渡瀬結月(Gt.)と高尾奏音(Key.)による対談インタビューをお届けする。

現在放送中のTVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』や、そのOPテーマ/EDテーマをカップリングした2nd Single「KiLLKiSS」の話題を中心に、1月18日25時~放送の「ハチパレ」でオンエアされるトークセッションとは全く別内容のエピソードが満載なので、ぜひ併せてチェックを!

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創


「リスパレ!」がAve Mujicaをプッシュする理由とは?

――Ave Mujicaのお二人と豊田さんは今回が初対面とのことですが、お話ししてみての印象はいかがですか?

豊田穂乃花 MyGO!!!!!のアニメ(『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』)や作品先行でAve Mujicaの存在に触れていたので、最初はどのテンションでお話できるのか全然イメージできなかったのですが、実際にお話してみるとお二人ともとても和やかで。ラジオの収録ではきっと音が割れていたのではないかと思うくらい爆笑してしまいました(笑)。

渡瀬結月 私たちもとてもお話ししやすかったです!ほのてぃ(豊田の愛称)さんと呼ばせていただくこともできて。私たちのことも、ゆづむん(渡瀬の愛称)、のんたん(高尾の愛称)と呼んでください。

高尾奏音 ほのぼのトリオみたい(笑)。私も初めましてなのですごくドキドキしていたんですけど、以前からラジオ番組で取り上げてくださっていることは存じ上げていましたし、とても温かくて、作品への愛も感じてすごく嬉しかったです。

豊田 普通に好きで観ているだけなんですけどね(笑)。

高尾 えーっ!

渡瀬 それが一番嬉しい言葉です!

――そもそも「リスパレ!」としては、Ave Mujicaのどんなところに惹かれて「リスパレ!チョイス」に選出されたのでしょうか。

豊田 まずはやっぱり音楽性ですね。「バンドリ!」でゴシック的なサウンドのバンドとなるとRoseliaが以前からいますけど、ここまでがっつりメタルをやる音楽性にすごくびっくりして。FM802には、メタルやハードロックを日本に紹介してきた第一人者で“メタル・ゴッド”と呼ばれる伊藤政則先生という方がいらっしゃるので、生半可な知識で触れていいものではないと思っていたところがあったのですが、Ave Mujicaに出会ったことで私もそういう音楽に対する興味が沸いて。きっとそういう感覚をリスナーさんにも共有できるんじゃないか、メタルの初体験としてAve Mujicaとの出会いは良いものになると感じた部分が大きいです。

渡瀬 確かに!メタルに入門したくても少し敷居が高いとなった時に、Ave Mujicaはしっかりとした世界観もありますし、ライブも見入ってしまうところがあると思うので、ある意味ちょうどいいのかも。その着眼点はなかったです。

豊田 それにアニメのストーリーも含めて、先を知りたいとすごく思わせてくれるところがあって。初めの頃からずっと色んな謎を投げかけてきて、ユーザーはそれを受け取って考えて辿り着く、というのを繰り返してきたわけですけど、それがあることで「もっとAve Mujicaのことを知りたい!」とどんどん引き込まれていったので、ストーリー性もすごく魅力的だと思います。つまりは私もAve Mujicaの手のひらの上で転がされているんですけど(笑)。

高尾 私たちが表現したかったことをしっかり受け取ってくださっていることがわかってすごく嬉しいです!

――音楽性の話で言うと、渡瀬さんと高尾さんもAve Mujicaの活動がきっかけでメタルに触れるようになったんですよね。

渡瀬 そうですね。お互いメタル系の音楽にはまったく触れたことがなくて。まだバンド名が決まる前の頃は、どんなジャンルの音楽をやるのか私たちには伝えられていなくて、当時は「バンドリ!」の先輩バンドさんの楽曲を練習していたんです。そうしたら最初に届いたAve Mujicaの楽曲がメタルだったので、「わ!こういう方向性なんだ!」と思ってびっくりしました。でも「渡瀬さんは7弦ギター担当です」と言われた時に、7弦ギターについて調べたらそういうジャンルの方々が多かったので、今思えば予兆は感じていたのかもしれない(笑)。

高尾 私も「キーボードは2台でハの字型にセッティングします」と言われた時は「えっ!? 何をやるんだろう?」と思った(笑)。

豊田 担当楽器で薄々感づいていたんですね(笑)。

――実際に演奏したり触れていく中で気づいたメタルの魅力はありますか?

渡瀬 私は担当楽器が7弦ギターというのもあってか重低音がすごく好きだと感じるようになりました。最近は重くて低い音をイヤホンで脳がビリビリくるくらい大音量にして聴きたいと思うようになって(笑)。なのでAve Mujicaを始めてからはベースも大好きになって、他のバンドさんの演奏でもベースに耳がいったりします。

高尾 ライブ会場で聴くとさらに低音が響いて、配信や映像とはまた違った迫力があるもんね。キーボード担当としては、私は本当にクラシックしか知らなかったので、メタルの演奏をしたことがなかったんですけど、Ave Mujicaの楽曲の譜面は意外とクラシカルなフレーズが多くて。この重みのあるサウンドにクラシカルな感じのキーボードがこんなにも合うということを初めて知って、ちょっと衝撃的でした(笑)。

衝撃のサプライズと共に届けられた4th LIVEを振り返って

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