REPORT
2024.04.09
続くコーナーは「春組A-チュードParty!」。「やっぱりやるの?」「公開生稽古で悲惨な結末を見せているのに、こんなに大勢の前でやるの⁉」と口々に声を上げるキャストたち。これは登壇するメンバーがお題に沿ってエチュード(即興芝居)をしていくコーナーで、常にカオスな展開が繰り広げられることでも知られる名物コーナーだ。今回は回答者が1人に対して、エチュードをするメンバーは5人。役柄も指定された5人が見せる即興芝居でお題を当てるゲームだ。マチネの一回目のお題は「お花見」。回答者は酒井、即興芝居の役柄は「ガンコ親父」を浅沼が、「幼稚園児」を羽多野、「ギタリスト」を白井、「ロボット」を西山、「ガンマン」を五十嵐が演じるというエチュードだ。統一感のない役柄で小道具を使いつつ見せた芝居で、果たして酒井は「お花見」を当てることはできたのだろうか……。続くお題は「同窓会」、回答者は白井。役柄は「ハリウッド俳優」を五十嵐、「通訳」を浅沼、「タイムリーパー」を西山、「ラッパー」を羽多野、「ライオン」を酒井が担当してのエチュードに。ライオンがいるだけに混乱をきしたが、通訳役の浅沼の良きパスもあったことで白井の回答に期待が掛かったが結果は…⁉そして三問目は西山が回答者に。「ウワサ好きの主婦」を羽多野が、「サムライ」を五十嵐が、「医者」を白井が、「ミュージカルスター」を浅沼が、「芸人(ツッコミ)」を酒井が演じてのエチュードで見せることに。そのエチュードのお題は「行列ができるカレーショップ」。ミュージカルスターの歌に回答者が巻き込まれるハプニングもありながら、なぜかカレーを作るサムライが放った一言は……!笑い声の絶えない時間は、MANKAIカンパニーらしい楽しさに包まれていた。
そして、続く再びの朗読劇も“MANKAIカンパニーらしい”時間に。「MANKAIファンレター」だ。事前に公式HPにて募集されていたファンレターを劇団員たちが紹介していく。「春組メンバーも年を重ね、咲也くんもお酒を飲めるようになりましたね」ということからおすすめのお酒を教えて欲しいというファンに、左京や東に教えてもらったお酒を挙げたあとに「大切なことは誰と飲むか」という答えが咲也らしい。ちなみに春組の定番はシトロンの故郷・ザフラのお酒、炭酸系のチューハイやカクテル系が多いとか。いつもおつまみに紛れることが多い、ピザに合うからだろうとのことだった。ほかにも「自分が教師ならだれにどんな委員を任せたいか」など春組メンバーに宛てた質問に答えていく6人。同じく事前に募集された「春組メンバー推しポイント!」が読み上げられ、ほかのメンバーが対象者について語り合う。家族感ある春組ならではの、優しくやわらかな想いで紡がれる、彼ららしい時間に大きな拍手が沸いた。そしてここで次回の公演のお知らせが!旗揚げ公演の『ロミオとジュリアス』の続編公演が決定したという知らせが画面に流れると、会場は悲鳴にも近い感激の歓声が上がる。最後は全員で「俺たち春組一同、MANKAI劇場へのご来場を心よりお待ちしております」と挨拶をして、劇団員による朗読コーナーが幕を閉じた。
これまでの春組の公演の軌跡を辿るように公演イラストと公演曲のインストアレンジで紹介していくVTRが流れると、オーディエンスはじっとその映像を見守りながら、それぞれの公演の思い出に浸っていた。そんな映像が終わると、ステージに再び光が当たる。立っていたのは2人のマジシャン。須玖キエルと師匠の宇曽ペテンだ。キエル演じる真澄こと白井とペテン演じる千景こと羽多野が、役をイメージした衣装を身に着け華麗にステージを移動し、公演曲「蜃気楼は奇術の夜に」を歌う。舞台上ではリアルのマジックショーも繰り広げられ、春組第七回公演『奇術師たちの純愛』の世界観を存分に味わわせ、ダンサブルで軽快なドラマティックナンバーを駆け上がるような旋律を紡ぎながら歌う2人のショータイムに視線は釘付けとなった。
続いたのは第八回公演『SSRファミリー』。主演の至、準主演のシトロンが「ファミリーアクティベーション」を歌い上げる。エイト役の至こと浅沼とリツ役のシトロンこと五十嵐がバーチャル空間で紡いでいく絆を思わせる最新鋭ポップチューンを笑顔で歌い上げると、フロアのオーディエンスが手にしたペンライトがカラフルに色を添えた。
スクリーンには公演衣装を着た春組の劇団員たち。それぞれの言葉が誰に向かっているのかがわかる、綴だ。そして姿を現したのは書生の衣装を着た本居鶴松を演じる主演の綴こと西山。そして大江和久役の準主演・咲也こと酒井。第九回公演『文学隘路』の公演曲「愛すべき文豪」のレトロでノスタルジィ溢れる1曲を軽やかに、情緒たっぷりに歌い、会場を一気にタイムスリップさせた。前回のブルライから2年、ライブ以降も続々と誕生する名曲たちをブルライに先取りするとばかりに堪能できたパシフィコ横浜が拍手喝采!大きな歓喜と感動に包まれたのだった。
歌い終わったメンバーが春組揃いのTシャツ姿でステージへ。ブルライに続いて2度目の披露となった「蜃気楼は奇術の夜に」を歌った白井と羽多野は「同じ曲だけど違う曲のようだった」と笑顔。マジックにイリュージョンに、と忙しかったという。そして初披露となった「ファミリーアクティベーション」を歌った浅沼と五十嵐は前日にホテルに泊まっていたところ、お互いに本番のために練習していることがわかったという話に。浅沼からLINEで激励の連絡があり、また浅沼も台本をチェックしていたと知って一緒に頑張っているのだと心が温かくなったという五十嵐。最後は「愛すべき文豪」を披露した西山と酒井。綴に向けたナレーションは裏で生で声を出していたとのことで、「すごく楽しかった」という西山と「袖がひらひらして楽しかった」と笑顔の酒井だった。「衣装もちゃんと作って、ここだけではもったいないから、また(ライブを)やりたいですね」と白井が言うと、全員が同意し、会場からも大きな拍手が沸いた。
そしてこの日のサプライズはもう1つ。なんと春組の新ユニットテーマ曲が披露されることに。宇宙初披露となる新曲のタイトルは「Ticket」。6人で声を揃えてタイトルコールしたこの曲はスクリーンに歌詞が映し出され、楽曲に込められた気持ちをオーディエンスも噛みしめながら聴き入る。これまでの春組ユニットテーマ曲をすべて手掛け、春組の理解者ともいえるクリエイターの園田健太郎が手がける陽だまりのような暖かさと結束の強い春組ならではの力強さとを内包した1曲の歌声が会場の天井へと昇っていくと、パシフィコ横浜に桜が舞い、イベントは大団円を迎えた。
4年の時を経て開催された春組の単独イベント。続くように夏組の単独イベント開催が発表され、MANKAIカンパニーと応援してきたファンの、監督の想いが結実していく時間に今後も期待したい。メインストーリーも新たな物語が開幕する『A3!』。その快進撃はまだまだ続いていく。
●イベント情報
MANKAIカンパニーpresents “Summer Party!” 2024
2024年7月20日(土) 昼夜2回公演(予定)
会場:森のホール21 大ホール(松戸市文化会館)
チケット価格
・グッズ付きチケット 12,100円(税込)
※特典グッズ:レプリカチケット・クリアファイル・インステ風クリアカード6枚セット
※特典グッズは会場現地でお渡しとなります。
・通常チケット 8,800円(税込)
チケット販売
・CD封入先行
2024/5/8(水)発売『A3! INNOCENT SUMMER EP』(PCCG.02284)にチケット優先販売申込券が封入されます。
申込受付期間:2024/5/8(水) ~ 2024/6/11(火) 23:59
抽選結果発表:2024/6/14(金) 19:00以降
支払手続期間:2024/6/14(金) 19:00 ~ 2024/6/17(月) 23:59
イベント特設サイト
https://a3-event.ponycanyon.co.jp/summer2024/
●作品情報
イケメン役者育成ゲーム『A3!』
iOS
https://apps.apple.com/jp/app/a3/id1160565264
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.liberent.mankai
<『A3!(エースリー)』とは>
リベル・エンタテインメントが贈る大好評配信中のイケメン役者育成ゲーム(iOS版/Android版)!
・総勢24名のイケメン劇団員が登場!
・豪華フルボイスのメインストーリー!
・書き下ろしヴォーカル楽曲多数!
春組、夏組、秋組、冬組に所属するまだ“つぼみ”状態のイケメン役者たちを小劇場の舞台上で満開に咲かせるゲーム!メインストーリー第四部2024年 4月より配信開始!
<ストーリー>
「カントク!オレたちを…咲かせてください!」
東京の郊外の街、天鵞絨(ビロード)町。この町には『ビロードウェイ』と呼ばれる通りがあり、多くの劇団が拠点にする劇団員の聖地となっている。突然届いた一通の手紙を頼りにこの地に降り立ったあなた。元舞台役者のあなたが出会ったのは―…【・借金まみれ!・お客ゼロ!・劇団員たった1名!】かつての栄光を失った潰れかけのボロ劇団!ひょんなことからその劇団を立て直す事になったあなたは、劇団の主宰兼『総監督』を任されることになって―…?
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イケメン役者育成ゲーム『A3!』公式サイト
https://www.a3-liber.jp/
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