豊作となった4月クールの新作アニメの中で、放送開始とともに作品と音楽の双方向から話題を一気にさらったTVアニメ『【推しの子】』。そのなかでアイドルにまつわる業を痛切に描き切ったED主題歌が、女王蜂による「メフィスト」である。昨年から『後宮の烏』『チェンソーマン』と話題作で強烈な楽曲をドロップしてきた女王蜂、その中心人物のアヴちゃんは、なぜアイドルをテーマにした作品に”悪魔”というタイトルを用いたのか。“愛”と“嘘”が織りなす復讐劇を、哀しくも活き活きと躍動するサウンドに仕立て上げたその真意に迫る。
そして今回は特別にアヴちゃんに代わり、女王蜂の地獄のアイドルこと”ぁゔち”に、アヴちゃんが楽曲に込めた想い、そして『【推しの子】』を通して浮き彫りになったアイドルそのものについて語ってもらった。
INTERVIEW & TEXT BY 澄川龍一
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