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2023.05.16

“21世紀のWink”-1989年の大ヒット曲「淋しい熱帯魚」を今、ClariSがカバーする意義とは?【リスアニ!RADIO #31】

“21世紀のWink”-1989年の大ヒット曲「淋しい熱帯魚」を今、ClariSがカバーする意義とは?【リスアニ!RADIO #31】

Spotifyにて隔週火曜日より配信中のアニソン情報トーク番組「リスアニ!RADIO」。ここでは音楽プロデューサー/音楽評論家の冨田明宏、ラジオパーソナリティ・MCの青木佑磨、リスアニ!編集長の馬嶋 亮の3人が旬のアニソン情報を発信している。

リスアニ!RADIO

5月16日配信の最新エピソード(#31)では、Zepp Haneda(TOKYO)で行われたClariSのライブハウス公演「ClariS SPRING LIVE 2023~Neo Sparkle~」(5月6日~7日開催)について振り返るトークを展開。現地で観てきたという冨田・馬嶋からは、声出し解禁&全編初の生バンド演奏によるライブの魅力が伝えられた。

上記のライブでは、女性デュオ・Winkの代表曲として知られる「淋しい熱帯魚」のカバーを収めたConcept EP発売もサプライズ解禁。同楽曲は当日のアンコールで早くも初披露、さらに公演直後にミュージックビデオも公開されたことで大きな話題に。この「淋しい熱帯魚」に関して、番組では次のように紹介している。

冨田 「21世紀のWink」っていうのは、活動初期の頃から、ClariSチームの中では音楽だったり、2人の佇まいみたいなものも含めた裏テーマみたいなものとして、ずーっとあって。

青木 たしかに、かわいい曲でも、かっこいい曲でも、一定以上「体温が上がらないようにしてる感じ」というか、それはWink感がちょっとありますよね。

冨田 うんうん、そうなんだよね。だからアルバムの中のオリジナル曲であったりとか、シングルのカップリング曲にそういう曲があったっていうのは、ファンの皆さんも指摘してきたことだと思うし。ClariS(自身)も、そういったことを言っていたり。

馬嶋 そう。今回も改めてそれを公言していたし、ちょっと今の80’sのムーブメントとかともハモるから、取り組みとしてもすごい意味のあるものだなと。

青木 アニメファン・アニソンファンはもちろんClariSを知ってますけど、(今回のカバー楽曲によって)その外側に打って出る可能性すらある。

冨田 あるね。あのビジュアルとかもね。

馬嶋 YouTubeでミュージックビデオも公開されてたけど、ものすごく作り込まれてたね! ライティング、「歌番組の中継」感といい、あの昭和感。

冨田 絶対、ClariSの世代は知らないはずの。

青木 そうですよね! 正直、僕でもいっこ上ですもん、世代的には。

冨田 僕らが小学生の頃に観てた、いわゆるランキング番組。「ザ・トップテン」とか、「ザ・ベストテン」とかの雰囲気で。

青木 でも若い子からすると、あれって架空(の出来事)すぎて、めっちゃかっこよかったり楽しそうに見えるらしいですね。

冨田 今振り返ると豪華だもんね。何かそういう、ある種リバイバル的なものをClariSが、バッと真正面から、Winkのカバーで打って出るというのは、非常に面白いニュースになるんじゃないかと。

こちらの内容を含む「リスアニ!RADIO #31」は、Spotifyにて無料配信中。5月30日配信予定の次回「リスアニ!RADIO #32」もお楽しみに!

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