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REPORT

2023.04.01

久々の声出しライブに、上坂すみれが、同志たちが、惜しみない雄叫びを上げる! “SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 同人の書”レポート

久々の声出しライブに、上坂すみれが、同志たちが、惜しみない雄叫びを上げる! “SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 同人の書”レポート

2023年3月、声優アーティスト・上坂すみれのライブ“SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書”が立川ステージガーデンにて開催された。

2013年に「七つの海よりキミの海」にてアーティストデビューを果たした上坂にとって、2023年は活動10周年イヤーにあたり、その記念すべき最初の舞台となったのが今回のライブだ。開催は3月18日・3月19日の2daysにわたり、1日目には“運命の書”、2日目には“同人の書”というサブタイトルも付けられ、そのネーミングからは独特な世界観も感じることができる。今回は本公演2日目にあたる“同人の書”の様子をレポートする。

TEXT BY 一野大悟
PHOTOGRAPHY BY 鈴木健太(KENTA Inc)、高橋定敬

出し惜しみなし、ライブスタート早々から全力疾走!

ライブ会場に足を踏み入れると、開演前のステージにはどこか少し懐かしいフォントで書かれた“SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書”の文字。そこには90年台ゲームミュージックやシティポップが流れ、開演前から会場内は“すみぺワールド”としか形容することができない独特な空気が流れていた。

「カーン!」

会場の照明が消えた瞬間、ゴングの音が会場内に鳴り響いた。ステージが真っ赤な照明で照らし出され、そこに4人のバンドマンが現れる。スラックスに白シャツ、ネクタイを身につけたバンドメンバーたちが力強く「趣味者のテーマ~underground heaven!!」を演奏すると、聞こえてきたのは清野茂樹によるナレーション。プロレスや格闘技などの実況アナウンサーとして高い人気を誇る氏がバンドメンバーを次々に紹介していくと、締めにこう告げる。

「さぁここから逆転の上坂すみれが始まる!拍手と歓声が交錯する中、ステージという名のリングに足を踏み入れる。いよいよ上坂すみれ同人の書が幕開けだー!!」

ナレーションのテンションが最高潮に上り詰めたその瞬間、上坂のシンボル・革ブロマークが天に高く掲げられていく。そして、待ちに待った本日の主役・上坂すみれが登場。ここまでの力強いナレーションからは予想しえないガーリーな衣装に身を包み、手にはマイクを持った彼女。ここでライブ第一声が発される。

「解放せよ乙女賛歌!」

この一言を皮切りに、改めて今回のライブの真のスタートが訪れる。バンドの面々がアッパーな演奏を披露すると、会場内に集まったファン・通称“同志”たちがサイリウムを真っ赤に光らせる。「筐体哀歌」、開始早々、溢れんばかりの熱気が会場を包み込む。そして、2番の間奏では上坂が叫ぶ。

「あーーーーーーー!」

惜しみないシャウトに会場はさらにヒートアップ、開始早々からボルテージは最高潮に至ったのだった。ステージ上の照明がキュートなピンク色に変化、続いたのは「♡をつければかわいかろう」だ。キュートなパフォーマンスを見せる上坂、その様子に胸打たれる同志たち、そこに本楽曲内でも一際耳を奪う“コールアンドレスポンスのお時間”が訪れる。

「上坂すみれは?」

その問いかけに、思い思いのレスポンスを送る同志たち。長らく声出しライブが行えずにきた上坂にとってもこの好き放題さは久々に触れるものだったのだろう、“コールアンドレスポンスの時間”を終えた瞬間に、つい笑ってしまう姿が印象的だった。

ここに一瞬の静寂、キーボードによる優しいメロディが奏でられると、そこにゆったりと歌声を重ねる。ここまでの盛り上がりを経てここで一度、落ち着いた楽曲が……と思わせた瞬間に空気感は一転、バックバンドによるパワフルな演奏が合流。続いたのは「閻魔大王に訊いてごらん」、バンドのサウンドに負けない力強い歌声が合わさると、そのパワーのぶつかり合いに会場中の熱気もさらに高まった。ライブ開始からここに至るまでを、上坂が、同志達が、全速力で駆け抜けていったのであった。

コールアンドレスポンスで再会を喜び合う上坂すみれと同志たち

「元気すぎじゃない?」

本ライブ初のMCパート、想像以上の熱気を見せた同志たちに上坂が驚きの表情を向ける。そして、長らく会うことができなかった同志たちに「みんな動いてしゃべってる!二次元の住人じゃなかったんだ!」と独特の言い回しで喜びを表現、それに同志達はサイリウムを振って答えた。

改めてここで、ステージ開始直後の清野茂樹によるナレーションを振り返る。「内藤哲也(プロレスラー)になったような気分になったよね!」と述べると「トランキーロ!あっせんなよ!」と内藤選手のマイクアピールさながらの発言するも伝わり切らず……。ちょっと不貞腐れ気味に「わからない人はお父さんお母さんにきいてください」と述べて笑いを誘った。

そしてライブパートが再開、MCを挟んで最初に披露したのは、「S・O・X」コールが印象的な「Inner Urge」。久々の声出しOKのライブ、渾身の「あは~ん!!!」が会場に響くと、同志達たちも負けじと「S・O・X」を連呼した。その声は、まるで再会を喜ぶ雄叫びのようだった。

「たいよう、たいよう、あーしたいよう!」「おおおーおーおっおー!」

「げんし、女子は、たいようだった。」、疲れ知らずの雄叫びはさらに熱いものとなる。そこに90年代ゲームミュージックを思わせるサウンドが続き、ステージが青く染まる。「サイケデリック純情」、ダンサブルなテンポに同志達も身体を揺らす。サビに入ると上坂自身もダンスを披露、曲にあわせて照明はピンク、イエローと切り替わりを見せ、視覚的にも同志たちを楽しませた。そこに「地獄でホットケーキ」とダンサブルなナンバーが続く。会場全体が全力で身体をゆらし続け、鳴り響く音楽を全身で満喫したのだった。

ここで一度音が止まり、スクリーンにはファンタジーの世界に入り込んだ上坂が映し出される。「変な人って言われることもあるけど……これを見ているお前も変なやつだからな!」愛のあるいじりが早々に飛び出すと、そこから改めて幕間映像がスタート。突如現れた神(CV:福山 潤)から1つの課題が課される、「“モフリクリスタル”を集めろ」と。

“モフリクリスタル”、それはモフモフした動物と戯れることで手に入るクリスタル。それを手に入れるべく、上坂がかわいい動物達と触れ合う姿が映し出されると……唐突に映像は終わり再びライブパートが帰ってきたのだった。

上坂すみれワールド全開の中盤戦!

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