ライブBD発売が待ちきれない！「ワルキューレ LIVE 2022 〜Walküre Reborn!〜 at 幕張メッセ」極上ステージを追体験した先行上映会レポート

振袖姿で登場したワルキューレの2人。ラストライブへの意気込みも

TOHOシネマズ上野での上映後舞台挨拶には、美雲ΔJUNNA、フレイアΔ鈴木みのりが新年のイベント始めということで振袖を着て登場し、その華やかな姿で会場に集まったファン、そしてライブビューイングで見ているすべての観客の目を釘付けにした。

振袖を着るのは鈴木の発案だそうで、「（昨年）11月の映画の舞台挨拶のときに急に思いついて、言ってみたら実現しました」とのこと。美雲の紫と闇雲の水色という2色のイメージカラーをあしらった着物をまとったJUNNAは「振袖で紫は着る機会がないですよね。自分だと赤とかを選んじゃいがちだから、ちょっと嬉しいです」、鈴木は「2人ともたまたま大きいお花の柄を選んだので、帯の結び方で違いを出して着付けてくださいました」と、それぞれお気に入りの様子だった。

トークテーマも新年にふさわしく（？）、まずは「お互いを褒め称え合おう」ということに。JUNNAが先に鈴木への思いを「挙げきれないくらいたくさんあるんですけど、一番ヤバいなと思ったのは「愛してる」を歌っているときの、最後のところ！　あの場のみのりちゃんのアドリブで、最後に笑っているところが本当にヤバくて、あのとき他の4人はトロッコに乗って移動していて、トロッコの中で号泣しかけるという。でも泣いたらメイクが崩れるから頑張って耐えて……東山（奈央）さんと2人で「あれはヤバいね」って。本当にヤバかったです。大好き」と熱く語ると、鈴木は「JUNNAちゃんは何回“ヤバい”と言ったのかな？」と照れながらも笑顔を見せた。

鈴木からJUNNAに対しては「私もいっぱいあるんですけど、ウルっと来たほうで言いますと、後半の「宇宙のかけら」でフレイアは途中から上がって出てくるじゃないですか。その間は皆さんに見えないところでスタンバっているんですけど、JUNNAちゃんの歌い始めのワンフレーズが大好きすぎて、生でもグッとくるところがあって、演出も相まって余計泣けるという。個人的な目線でいくと、そこがJUNNAちゃんのウルっとシーンですね」と、こちらも泣けるシーンをピックアップする。

また、幕張メッセ国際展示場ホールという大きな会場のど真ん中にそびえるセンターステージに立ってみての感想を求められたJUNNAは「難しい！　普通のステージだったら正面がわかるんですけど、回転したらどこが正面か本当にわからなくなっちゃって……。ちゃんとリハーサルしないと本番がぐちゃぐちゃになっちゃうくらい大変なステージではあったんですけど、だからこそみんなにどの方向からも見てもらえて、新しい楽しみ方ができるステージだったかなって思いました」と当日の心境を振り返っていた。

今後のワルキューレの活動に関しては、今年5月に東京・大阪の2会場4公演で「SANKYO presents ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ～Last Mission～」の開催が発表されているが、“FINAL LIVE TOUR”と銘打った今回のライブに向けて、2人はそれぞれこのように意気込みを語った。

「まずは4日間という公演が久々なので、体力が心配（笑）。そこで出し惜しみすることなく、どの公演も全力でやれたらいいなというのもあるんですけど、『マクロスΔ』は声優としてキャラクターを前に出していくというお仕事をしつつも、アーティストとして音楽活動をやらせていただいているなという感覚もあったので、両方の集大成的なライブになったらいいなって。アーティスト・ワルキューレとしての今までもたどりつつ、アニメーションの『マクロスΔ』の今までも両方たどれる、そういう贅沢な演出があったらいいなと個人的には思っています……が、本当に何も知らないので楽しみです（笑）」（鈴木）

「ラストという実感はまだまだ全然ないんですけど、でも1月なので……4ヵ月後？　早いですよね。あっという間にやってくるなと思って、でも楽しみが今一番大きいかなって思います。今までワルキューレとしてたくさんライブをやらせてもらっていて、ちゃんと一歩ずつステップアップできていると思うので、「美雲はこのライブが一番よかったよね！」「ワルキューレもこれが一番よかったよね！」って言ってもらえるような、集大成のライブにできたらいいなと思っています。あと、最近のライブで披露してない曲もいっぱいやりたいですね」（JUNNA）

話も盛り上がってきたところで、舞台挨拶はあっという間に終了の時間。最後のコメントには、「映画館で、5.1chでワルキューレの歌を楽しんでもらえるというのは、私も観たいなと思うくらい、すごく贅沢な時間だったんじゃないかなって思います。Blu-rayやDVDも何回も何回も観てもらって、ラストのライブまでに気持ちを高めてもらえれば嬉しいなと思いますし、私もしっかりみんなに歌を届けられるように頑張っていきたいと思います！」（JUNNA）、「年が明けて、ついにワルキューレ、『マクロスΔ』にひとつ区切りをつけるようなタイミングの年になってきました。私はまだ実感がないんですけれども、これからもワルキューレは、『マクロスΔ』はとまらないって思えるような、そんな1年にしたいと思っています」（鈴木）というファンへのメッセージでイベントは締めくくられた。鈴木の言葉にもあったように、今年はワルキューレにとってひとつの区切りを迎える年。ラストのその瞬間まで止まらず、裏切らず、あきらめず走り続けるワルキューレの姿をしっかりと見届けよう。

●リリース情報
Blu-ray＆DVD
『ワルキューレ LIVE 2022 〜Walküre Reborn!〜 at 幕張メッセ』
2023年1月25日発売

Blu-ray
品番：VTXL-46
価格：￥8,800（税込）

DVD
品番：VTBL-44～45
価格：￥7,700（税込）

ワルキューレ are 美雲ΔJUNNA、フレイアΔ鈴木みのり、カナメΔ安野希世乃、レイナΔ東山奈央、マキナΔ西田望見
バンドメンバー　西脇辰弥(Keyboards & Band Master)、佐野康夫(Drums)、BOH(Bass)、外園一馬(Guitar)

収録曲
01. Walküre Reborn!～Introduction～
02. Glow in the dark / Yami_Q_ray
03. 唇の凍傷
04. つらみ現在進行形
05. MC1
06. 無限大DRIVE
07. キキワケナイ!
08. MC2
09. マダマニア
10. キズナ→スパイラル
11. 風は予告なく吹く
12. 愛してる
13. りんごのうた～Instrumental～
14. Diva in Abyss / Yami_Q_ray
15. 綺麗な花には毒がある/ Yami_Q_ray
16. 未来はオンナのためにある
17. 絶対LIVE!!!!!!メドレー /僕らの戦場～いけないボーダーライン～絶対零度θノヴァティック～God Bless You～ワルキューレはあきらめない
18. ALIVE～祈りの唄～
19. 宇宙(そら)のかけら
20. ルンに花咲く恋もある
<アンコール>
21. ユニバーサル・バニー
22. MC3
23. ワルキューレはあきらめない
24. Ending

ジャケット：実田千聖(CAPCOM)描きおろしイラスト
初回生産分特典：豪華52Pフォトブック＆スリーブケース仕様
ボーナストラック：サヨナラノツバサ～the end of triangle（2022年4月9日@幕張メッセ国際展示場4-6ホール　アンコールより収録）
特典映像：DOCUMENTARY OF WALKÜRE REBORN!（Day1、Day2のバックステージに密着したドキュメンタリー映像）

★2023年5月27日（土）、28日（日）丸善インテックアリーナ大阪で開催される『SANKYO presents ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜』のチケット先行申込シリアルコード封入!!

チケット先行受付期間：2023年1月25日（水）18:00～2月28日（火）23:59
※詳細は、封入特典「チケット先行申込シリアルコード」に掲載