アニソンシンガー・YURiKAが12月11日、HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3に降り立った。自身初となるライブツアー「KiRA☆KiRA」で全国5ヶ所を驀進する中、出身地となる埼玉県で迎えることになったツアー折り返し地点。豊富なアニメ主題歌で満ち満ちたアルバムを引っ提げての濃いアニソンライブであると同時に、地元公演ということで驚きのゲスト登場、また3年ぶりとなる全曲ワンマンライブ開催の告知も含めて、ボリュームあふれる内容になった。
他方で、表に出さず苦悩の中であがいていたという3年間をファンに告白したあとのツアーということもあり、会場に居合わせた全員が充足感と幸福感を感じる時間、という側面もあったと言えよう。そんな記念すべき夜を、主役であるYURiKAはどのような想いで迎え、どのような振り返りを抱いたのか。終演後の本人取材によるスペシャルコメンタリーとともにライブの様子を記していきたい。
TEXT BY 清水耕司(セブンデイズウォー)
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