【ライブレポート】ライブ後半では重大発表も!ハコニワリリィ、1stワンマンライブ“Lily’s Garden Party ~Night~”夜公演をレポート

2021年9月、シングル「コガネゾラ」でメジャーデビューを飾った2人組ボーカルユニット・ハコニワリリィ(ハコリリ)が、2022年6月25日、品川インターシティホールにて1stワンマンライブ“Lily’s Garden Party”を開催した。第1部は“Lily’s Garden Party ~Afternoon~”、第2部は“Lily’s Garden Party ~Night~”と名付けられ、装いを変えて行われた昼夜2公演。その第2部“Lily’s Garden Party ~Night~”の模様をレポート!

HanonとKotohaの絶妙なキョリ感に胸がキュン!

会場に入ってまず目を惹いたのは、ファンシーなステージセットだった。ステージを一段高くして、それを取り囲むように建てられた白い柵。バンドセットの後ろには、彼女たちの象徴である真っ白な百合(リリィ)の花がたくさん飾られたゲートが設けられている。デビュー時にリスアニ!WEBのインタビュ-でハコニワリリィというユニット名について、「私たちのお庭をみんなに紹介したい、みたいな意味で箱庭=「ハコニワ」という言葉ができたんです」と語っていたように、まさにHanonとKotoha、2人の箱庭で開かれるガーデニングパーティにファンを招いた雰囲気が、そんなところからも感じられる。

2人の単独ライブは、ユニットお披露目前の2020年12月、場所も同じ品川インターシティホールで行われた“Hanon×Kotoha 1st ワンマンライブ『ストレリチア』”以来だ。シングルのリリースイベントや昨年末の“LAWSON presents HoneyWorks Premium Live 2021~ハニフェス~”でも2人の息の合ったパフォーマンスを観る機会はあったが、ハコリリとしてのワンマンはこの日が初めて。オリジナル曲も増え、ユニットとしての成長を体感できるステージを観逃すまいと、たくさんのファンが会場を訪れた。客席には男性ファンだけでなく、若い女の子の2人連れやカップルがとても多いのも、ハコリリらしさだ。

開演の18時半。淡いブルーのライトのなか、バンドメンバーがイン。スタンバイを終えると、大きな拍手に迎えられてHanonとKotohaが登場し、ステージに背中合わせのシルエットが浮かぶ。セットの上方に置かれたビジョンに映し出されたのは、記念すべきデビュー曲「コガネゾラ」のMV。パッとステージが明転し、軽やかなバンドサウンドにのせて透明感に溢れたHanonとKotohaの歌声が、キュートな振付とともに放たれる。しっとりとしたオープニングからスタートしたガーデンパーティ。2曲目のロックテイストな「ラブガンナー」では2人が手拍子を煽り、リズムにのってクルクルとターン。しゃがみ込むKotohaにHanonが手を差し伸べる振付にも、2人の絆が感じられた。

「“Lily’s Garden Party ~Night~”盛り上がってますか~?」「目一杯楽しんで、みんなの思い出に残るようなライブにできたらいいなと思います!」「初めて(ハコリリを)観る方にも楽しんでもらえるよう、頑張っていきます!」と2人で宣言して、「キョリ感」のカップリングナンバー「マサキじゃないけど好き」へ。Kotohaが歌っている間はHanonがステージ上段からピョンと飛び降り、Hanonが歌っている間はKotohaが客席に向かって懸命に手を振る。続く「恋文」では、サビの振りをオーディエンスと一緒に楽しみ、2人が向き合って手のひらを合わせる振付にキュンと胸が締め付けられる。美しいピアノの調べも印象的な「泡沫の夢」では、ドラマチックなサウンドにのせて、HanonとKotohaのきれいなハーモニーが客席を包み込んだ。

2人の個性が垣間見れたソロパート

ここからはKotohaがステージを降り、Hanonのソロタイム。ペンライトの色が一気にブルーに替わり、スタートしたのはハードチューンの「お注射しちゃいます」だ。Hanonの突き刺すようなハイトーンボーカルが、スピーディなバンドの演奏を加速しながら、パワフルにオーディエンスを煽る。この日のサポートメンバーにはCHiCO with HoneyWorksのレギュラーサポートやHoneyWorksバンドの一員としてもお馴染みのOji(g)やAtsuyuK!(ds)らが参戦。かわいいナンバーから、ハードなロックまで多彩なハコリリサウンドをしっかりと支えている。

昼に行った“Lily’s Garden Party ~Afternoon~”も各自のソロコーナーはあったが、「昼はさわやかに盛り上がる曲でしたが、今回は“~Night~”ということで、しっとりと聴いていただきたいと思います」と語って届けたのは、スケール感のある壮大なアコースティックバラード「君の視界に僕の声流れるまで」。今にも泣き出しそうな、切なく感情豊かなHanonの歌声が感動を呼んだ。

暗転するステージに、Hanonと入れ替わるようにKotohaが登場。静かな雰囲気をかき消すように、鋭いギターリフが掻き鳴らされて始まったのは「マジェスティックラブ」だ。キュートなKotohaのイメージを打ち破るようなラップ風ボーカルとワイルドなサビの歌声に、グリーンのペンライトが一層激しく振られていく。Hanonのソロが、姉妹の姉視点から描かれた「お注射しちゃいます」から始まり、Kotohaのソロが同じ姉妹の妹視点から描かれた「マジェスティックラブ」から始まっているというシンクロも、ファンへの嬉しいプレゼントだった。

一息ついて「前半パートどうですか?」と呼びかけて、大きな拍手を受け取るKotoha。するとここで「ちょっとお着替えさせてください」と言って、後ろ向きになる。おもむろに白衣を羽織って、細身の眼鏡を装着して振り返り、「白衣といえば!ということで、次に歌う曲はこの曲になります」とスタートしたのは、「キョリ感」のカップリングとして発表されたときにも、美大生の危うい恋という意外性のあるバックストーリーが話題を呼んだ「虹とニラ」。ジャジーでスタイリッシュなサウンドに乗せて、Kotohaの歌声が切なく響いた。

豪華賞品をかけたゴチバトルでミラクルが!?

2人のソロコーナーを終え、ここでインターバル。スクリーンから流れ出した映像に映っていたのは、私服姿のHanonとKotoha。人気の高級日本料理店「よし邑」にて“ゴチバトル”大会が開催!という楽しい企画ムービーだった。設定金額の12500円を目指して、2人が好きなメニューを頼み、合計金額がどれだけ設定金額に近いかを競うというシンプルなルールだ。「お造り盛り合せ」や「鮑の柔煮」など、手の込んだ高級料理をわちゃわちゃニコニコと食レポ。金額を予想しながら、食事を頬張っている2人もかわいい。気になるバトルの結果は……Hanonが合計10900円、Kotohaが12650円と僅差でKotohaの勝ち!ピタリ賞の沖縄旅行権こそ逃したものの、Kotohaはニアピン賞として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入場チケットをゲット! 本当なら勝った人の1人分しか用意されないハズだったが……2人からのお願いに負けたスタッフから、ペアチケットをもらう約束をとりつけて、ニコニコ顔のハコリリだった。普段の動画配信では顔出しをしていないハコリリのプライベートな表情がたっぷり観られたのも、ライブならではのお楽しみだった。

次ページ:ライブ後半戦では重大発表も!

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人