ポニーキャニオンが3月に開催された『AnimeJapan 2022』にて発表した、豪華声優陣による音楽とボイスドラマで展開されるヒーローコンテンツ『PRELUDERS』(プレリューダーズ)。各所で話題の本作から、大石昌良が作詞作曲を手掛ける主題歌「ヒーローライセンス」の先行配信がスタートし、併せてミュージックビデオが公開された。
本作を企画したのは、ポニーキャニオンのリテールビジネス部・青木大空とビジュアルクリエイティブ本部・濱口真央。制作のきっかけについて、青木は「若手社員を中心にパッケージに捉われないIPを作ろうという機運が高まっていて。そこで、アメコミ好きの僕と、濱口、アニメ好きのもうひとりとで、オリジナルのヒーローコンテンツを作ってみようとなりました」と語っている。
また青木にはヒーローコンテンツへのこだわりがあるそうで、「ヒーローとしての行動原理だけは最初から想い描いていて。大好きなマーベル映画の影響もあって、完璧じゃないけど、清くあろう、正しくあろうという姿にヒーロー性を見出せるんじゃないかという想いを核にしています」とコメント。
人気急上昇中の声優・榎木淳弥、内田雄馬ら豪華キャスト陣については、「チームでお願いしたい方を挙げて、希望の方々にオファーを出しました。護人明日可役の榎木さんは、『SSSS.DYNAZENON』や映画『スパイダーマン』の吹き替えが特に印象深く、絶対にお願いしたくて。優しい人柄の中に絶対に曲げない芯のある雰囲気が、役に合うと思ったんです」と青木を中心にチームの想いが通じたキャスティングになっているとのこと。
キャスト8人が歌う主題歌について、濱口は「レコーディングの現場では、デモ音源が大石さんの歌声なので「もう、これが完成されすぎている!」とキャストのみなさんが笑いながら言っていました。でもみなさん楽しく歌っていましたし、「大石さんの楽曲を歌えて嬉しい」と言ってくださっていて、とても良い仕上がりになっていると思います」とコメントからも手応えが感じられる。
「みなさんに推しを作って楽しんでもらえると嬉しいです。自信を持って『PRELUDERS』が好きと言ってもらえるコンテンツを目指していきます」と濱口が語るように、今後は『PRELUDERS』公式YouTubeチャンネルで、告知動画やキャラクター動画の配信を予定。そして、主題歌「ヒーローライセンス」は5月18日にCDリリースが決定しているので、ヒーローたちの活躍をぜひ音楽とドラマから堪能してほしい。
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