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2022.03.15

【連載第4回目】halcaの話、聞いてって!monthly live [playgood] (#02 ライブレポート編)

【連載第4回目】halcaの話、聞いてって!monthly live [playgood] (#02 ライブレポート編)

キュートな癒しの歌声と、フレッシュ&パワフルなパフォーマンスで、ファンを増やし続けているhalcaさんが、2022年1月よりマンスリーライブ「halca monthly live [playgood]」を6ヵ月連続で開催!毎回本人がコンセプトを決め、“ファンと一緒に作るライブ”を自身の企画で贈る[playgood]シリーズに、リスアニ!WEBが密着!
2022年2月26日、前回に続き東京・Spotify O-Crestにて開催された第2弾「[playgood] #02」は、“sweet”をテーマにhalcaさんがハッピーでキュートな甘いステージを届けてくれました。
連載4回目となる今回は、「[playgood] #02」の模様をレポートします♪

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今まで見たことのないラブリーな衣装も“sweet”!

連載第3回目で、次回の「[playgood] #02」は<「[playgood] #01」ともまた違った内容やテイストでhalcaを楽しんでいただけるライブにしたい>と語っていたhalca。2月のバレンタインデーにちなんで“sweet”をテーマにしたこの日のステージは、セットの飾り付けからも前回以上の華やかな雰囲気に包まれていた。お馴染みのピンクの羽が生えたhalcaロゴを囲むように、ステージ上にはハート型やカラフルな色のラブリーな風船の束がいくつも置かれ、スイート&キュートな世界を演出している。

12時半、客席に向けて瞬くライトを合図に、キラキラした音色の軽やかなBGMが流れ出すと、一斉にリズミカルな手拍子が起こり、ニコニコ笑顔のhalcaがステージ下手から登場する。見れば、コスチュームもヘアもいつものhalcaとはまったく違うとてもラブリーな装いだ。もちろん衣装のテーマカラーは、事前にアナウンスされた“ゆるゆるドレスコード”にちなんだ甘いピンク!胸元にはピンクのハートが編み込まれたニット、フリルになったチュールから覗くショート丈のスカート。エメラルドグリーンの差し色も効いていて、甘いだけではない可愛さもある姿にドキリとさせられる。ライトを浴びて輝くピンクの髪をツインテールにまとめたヘアアレンジも新鮮だ。
大きな拍手に迎えられ、「皆さんこんにちは!halcaでーす!今日はみんなで一緒に“sweet”な1日にしましょう!」と始まったOPナンバーは「キミの隣」。前回「[playgood] #01」のラストナンバーだった楽曲からのスタートは、シリーズライブとしての繋がりも感じられて楽しい。ピンクのペンライトが揺れ、手拍子に乗る。笑顔のhalcaが、癒し度満点の歌声を響かせながら、客席の全員を見渡して手を振る。キラキラしたオープニングから、曲は「Complexの事情」へ。少し大人っぽいサウンドに乗せたhalcaのハイトーンが温かな空気を揺らした。

セットリストにも“sweet”な恋の歌を用意

2曲を終え、改めて挨拶をし「halca monthly live [playgood]」のコンセプトを説明しながら、もうお馴染みとなった合い言葉、“プレイグー!”のハンドサインをオーディエンスと掲げ合うhalca。「どうかな?みんなが初めて見るhalcaだと思うんだけど……私、こういうのが好きなのー!」とメルヘン風のキュートな衣装を自慢する。

「だから今日は、みんなが見たことないような、いつもよりかわいくて甘い“sweet”なhalcaを皆さんにプレゼントできるように、一生懸命頑張ります!!」

元気なhalcaの声から、「Majolica Palette」「cue」「キュンとさせてあげるよ」が続く。halcaの楽曲にはたくさんのラブソングがあるが、ここまで歌われているのが、恋していても相手の心を計りかねて踏み込めないもどかしい気持ちや、自分が恋をしていることに気づいたときのキュンとする気持ちを歌った曲が多いことにも気づく。そんな選曲も、バレンタインを意識したという今日の“sweet”のテーマにぴったりだ。halcaの爽やかで透明感に溢れた歌声は、恋の始まりによく似合う。明るくポップな中に独占欲をチラつかせる「Majolica Palette」、自身が作詞をした、歌いながらの大人っぽいクールな表情も魅力の「cue」、halcaが腕を振り上げてオーディエンスの手拍子を煽ったハードな「キュンとさせてあげるよ」と、音楽も恋の場面の様々な雰囲気を感じさせてくれた。

「はるけっちぶっく」コーナーで子供時代のエピソードも!?

「どうですか、皆さん!(曲名に掛けて)キュンとしちゃいましたかー!?」と叫んでグー!サインでオーディエンスに笑いかけたhalcaは、「ここからはスケッチブックのコーナーです!」と宣言する。連載第3回目でも、「[playgood] #01」でやってみてhalca本人も楽しさや可視化して伝えられる面白さを感じ、ファンからも好評だった直筆イラストによるMCコーナーが、どうやらレギュラー化したようだ。「(イラストを)描き始めたら楽しいなと思って、今回も用意しちゃいました」と言って、「さっそくこのスケッチブックの呼び方からいきたいと思います!」とめくられた1ページ目に描かれていたのはピンクとイエローの「はるけっちぶっく」の文字。halcaらしいネーミングに一層大きな拍手が贈られる。

今回の「はるけっちぶっく」で最初に語られたのは、「[playgood] #02」のテーマ紹介。halcaは“sweet”に、“甘い”だけではなく、恋している人はみんな“かわいい”の要素も含めて「色んな意味を込めました」と解説。気合いを入れてイラストを描いたというピンクの“ゆるゆるドレスコード”の説明をしようとして、「あ、間違えた!(ページを)めくり過ぎちゃったわ!こんなこともあるよね、手動だからね(笑)」とかわいい“天然”さを見せてくれるのも、halcaらしくて微笑ましい。そして、2月=バレンタインといえば「好きという気持ち」だという彼女が、一番好きなものはもちろん“歌”。「はるけっちぶっく」の1ページ、1ページに子供の頃の“歌”の思い出が描かれている。母親が運転するクルマの中で大声で歌いながら、赤信号で止まると思いっきり窓を開けて交差点にいる人に自分の歌を聴かせていたこと(halcaにとっては“走る路上ライブ”だったそう)。家族の影響で長渕 剛や浜田省吾が大好きだったhalcaが、初めて女性ボーカルに魅せられたのがYUIの歌声だったこと。

歌うことが大好きだったhalca自身の歌を、こうしてたくさんの人が聴きに来てくれていることが、とても幸せなこと……。

そして、「そんな小さい頃から大好きなYUIさんの曲を、今日は歌わせていただきたいと思います」といって歌われたのは、ファンクラブ会員とのセットリスト投票で決まったカバー曲「CHE.R.RY」。優しい歌声が、爽やかに響いた。

次ページ:セットリストには大切な人に想いを伝えてほしい!を込めた

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