【インタビュー】「STATION IDOL LATCH!」菊池幸利(咖山喱人役/神田駅)×鈴木裕斗(雷電遊生役/秋葉原駅)スペシャル対談

山手線各駅の駅員のキャラクターが業務時間を終えるとアイドルとして活躍するという、類を見ないコンセプトのアイドルプロジェクト「STATION IDOL LATCH!」(通称ラッチ)。現在“運行中”のYouTubeのボイスドラマほか、音楽、ライブなどで、個性豊かな駅員アイドルがそれぞれの街を盛り上げ、パッセンジャー(ファン)を魅了している。

来年3月6日には、全30駅30キャストが集結する「STATION IDOL LATCH! 1st LIVE “All aboard!!”」が決定。パッセンジャーたちの期待が高まる中、「STATION IDOL LATCH!」の第4弾CD『STATION IDOL LATCH!04』がリリースされた。

本作には、3ユニットによるLATCH!オリジナルソング3曲に加え、各メンバーの日常が垣間見られるボイスドラマを収録。本作に参加している菊池幸利(咖山喱人役 / 神田駅)×鈴木裕斗(雷電遊生役 / 秋葉原駅)の2人に話を聞いた。

神田駅、秋葉原駅。独特な世界観のユニット

――お2人はお会いするのは今日が2回目だそうですが、そうとは思えないほど和気あいあいとした撮影でしたね。

鈴木裕斗 僕は全然人見知りしないタイプで。最初から心が開いているんです(笑)。

菊池幸利 早速色々なお話をさせていただきました。

――今日は「STATION IDOL LATCH!」(以下LATCH!)について、色々とお話をおうかがいさせてください。今作のお話をいただいたときは、どのような印象がありましたか?

菊池 山手線×駅員のアイドルプロジェクトということで、どういう世界観になるのかなと。一人ひとりのキャラクターたちを拝見したときに、すごく楽しいことが起こりそうだなと思いました。プロジェクトが始動した今は、想像を膨らませていたときのあの楽しい気持ちを、パッセンジャーの皆さんと一緒に感じながら、大きくしていけたらいいなという思いを感じています。

鈴木 すごく壮大なプロジェクトで、お話をうかがったときから「絶対にやりたい!」と思ってました。山手線と言えば、東京に住んでいる人なら誰もが知ってる駅が名を連ねる路線じゃないですか。自分自身もよく利用してて、思い入れのある駅もあって。このプロジェクトに参加することで、それぞれの駅への思い入れがより強くなりそうですし、関わることができたら絶対幸せだろうなって。夢のあるプロジェクトだなと思いました。

――オーディションではほかの駅のキャラクターも受けられていたのでしょうか?

鈴木 そうですね。僕らはほかの駅もいくつか受けさせていただいていて。今回ご縁があって秋葉原・神田駅になりました。

――それぞれの駅には馴染みがあったんでしょうか?

菊池 僕は神田駅はあまり利用したことがなかったのですが、喱人くんの人柄や趣味に惹かれました。本が好きだったり、食べることが好きだったりと僕自身が好きな事との共通点を多く感じたので、親近感とインスピレーションが一番湧いたキャラクターでした。

鈴木 僕の場合は駅のほうに思い入れがありました。秋葉原ではイベントを多くやらせていただくこともあるので縁の深い場所です。デビュー当時、若手でユニットを組んでいたんですが、生放送をしていたスタジオが秋葉原にありました。放送が終わったあとはみんなで反省会をして。楽しいこともあったんですけど、苦労も味わった場所です。菊池さんとは逆に、雷電遊生というキャラクターは僕の中では意外性があって。普段挑戦できないキャラクターなのでよりワクワク感が増しましたね。

――改めて菊池さん演じる咖山喱人(神田駅)、鈴木さん演じる雷電遊生(秋葉原駅)がどのようなキャラクターかも教えていただけますか?

菊池 喱人くんは“文学青年フードファイター”。小説の世界観を楽しんだり、情緒を持ちながら好きなことを味わったり。食べることが大好きなので、よく雷電くんと一緒に食事していますね。名前に「カレー(咖喱)」の漢字が入っている通り、カレーが大好きです。好きなことを心ゆくまで楽しむ人というイメージですね。

鈴木 雷電は“電気街の眠れる獣”。「LATCH!」のメンバーの中でも身長がすごく高いんですが、テンションはロー。いつも「眠いっす」って感じだけど、好きなことになると喋りが饒舌になる。好きなものに対峙したときの喋り方に共感できるなと思っていました。色々な要素がある人だと思うんですけど、「非常に記憶力が良く、大の電車好きということもあり全国の鉄道路線図を正確に覚えている」そうなので、電車オタクでもあるんだろうなと。内に秘めた情熱、好きなものに対する愛情を持っている人なんだなと思っています。

――喱人は古風で、雷電は今どき風と、キャラクター性も喋り方も正反対ですよね。雷電はの喱人のことを咖山氏、と呼んでいて。

鈴木 2人の会話はほかのユニットと違う独特な空気感があるんですよね。好きな食べ物の話題でマッチングしているときもあれば、会話が成り立ってないことも(笑)。そのバランスが面白いなと。

菊池 すごく個性的な2人で、好きなジャンルの世界は違うんですけど、お互いの好きなものをリスペクトしたうえで、尊重しているんですよね。その2人の関係性も魅力的だなと思ってます。2人ともテンションが高くなるタイプじゃないからこそ、独特の雰囲気があるなと思います。

――2人は“美味しい飲食店を共有する仲の良いメシ友”という関係性ですが、リアルのお2人の共通点はどのようなところにあると感じていますか?

鈴木 今日探りました(笑)。

菊池 そうなんです。

鈴木 2人とも北国育ちだったり、食べることが好きだったりと共通点は多いように感じています。菊池さんのTwitterを拝見していて、食べることがお好きなんだろうなと思っていたんです。僕も食べることが好きなんですよ。そこは雷電と咖山氏に近いのかなと。あと、パクチーが好き(笑)。

――ピンポイントで!(笑)。パクチーということは、タイ料理もお好きですか?

菊池鈴木 大好きです!

鈴木 さっきメイクをしているときに「好きなもの」「苦手なもの」の話題になったんですけど、2人ともしいたけが苦手ということが分かりました(笑)。ふたりとも食の趣味が似ているので、ご飯を食べに行くときは困らないかなと。

菊池 行きましょう!

鈴木 タイカレーとか食べにいきたいですね(笑)。ほかの共通点はこれから探していけたらと思っています。家族構成はどうですか? 長男か次男か、とか。

菊池 一人っ子です。

鈴木 僕は長男です!……ってお見合いのようになってきましたね(笑)。

――先ほど北国育ちで、というお話がありましたが菊池さんは北海道から上京時、色々な職を経験されているんですよね。

鈴木 そうだったんですか? 声優以外のお仕事をされてた?

菊池 そうなんです、当初はやりたいことがすぐに見つからず放浪していました(笑)。だから山手線を利用することも多かったですね。

鈴木 へえ!逆に僕はすぐにこの世界に入ったので、社会人経験というとアルバイトくらいなんです。だから社会人経験のある方は尊敬しますし、憧れます。

――では、お2人が特に思い入れのある山手線の駅というのは?

鈴木 僕は山形出身なのでどの駅も新鮮なんです。特に渋谷に降り立ったときは「わああ、建物がデカい!」とびっくりしました(笑)。編入して目黒にある高校に通っていたので、目黒は思い出深いです。山形とは雰囲気が全然違って、学校に行くまでの道のりに色々なお店があって、みんなでカラオケに行って。都会の子ってこんなことをするんだ……!と(笑)。

菊池 目黒は都会的なイメージがあります。僕は代々木駅かな。養成所も事務所も代々木なので、夢がスタートした場所です。

鈴木 代々木は美味しいお店がいっぱいあるイメージです。カレー屋やラーメン屋もたくさんあって。

――なんだかお腹がすくインタビューになってきましたね(笑)。

菊池 (インタビューの)時間的にもランチどきですしね(笑)。

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