INTERVIEW
2021.08.05
――そのMVについても、コンセプト等についてお教えください。
大橋 今回は女の子の“かわいい”を詰め込んだMVにもしてもらいました。なので、ダンサーさんも手伝ってくれたんですけど一緒に遊んでいるようなシーンがほとんどで、2日間の撮影のうち初日は全然踊らずに終わり(笑)。ダンサーさんも「こんなに踊らないのははじめてー!」って言ってました。いちばん最後にハシアナさんのパートは踊ったので、そこだけは踊ってもらったんですけど。
――ハシアナさんのシーンは、床のチェックのタイルがエイプリルフールの写真とつながりを感じます。
大橋 そうですね……いやぁ、あそこは恥ずかしくてあんまり観れないんですけど(笑)。あと今回は、映像での遊びもすごいんです。だから撮影中には、どう使われるのかがわからなかったこともたくさんあって(笑)。たとえば「何かやりながら通り過ぎてください」みたいなことを何往復もしたり、ポーズを取ったらちょっとズレてポーズを取って、また少しズレてポーズを取る……というのを繰り返したりしました。あとリップシンクは、半分ぐらいのテンポで撮影したものを元のテンポに戻してもらっているので、いい感じに早回し感が出ていると思います。
――MVを通じていろいろなスタッフさんも含めて本当に楽しく遊んでできた映像だし、1曲になったんだろうな……とお話を聞いて思いました。
大橋 そうですね。メイク動画のところにも、普段お世話になっているメイクさんが登場しますし。やっぱり今みんな大変だからいろんなハッピーを届けたいと思っているので、ぜひこの曲で元気になってほしいですね。あとはこの曲の“ハッシュタグダンス”も、ぜひ踊ってみてほしいです!
――ダンスバージョンも公開されていますしね。
大橋 はい。やっぱり人間、動かないと元気なくなっちゃうと思うんです。この夏もなかなか旅行とか行きづらいと思うので、ぜひいい運動だととらえてやってもらえたら。ずっとぴょんぴょん跳ねている感じなので結構有酸素運動になるはずですし、テンポも速いし細かくて脳トレっぽい部分もあるから、キャッチーに見えても難しいんですけど……いけるいける!(笑)
――大橋さん御自身も、難しさを感じた部分がある?
大橋 私、割と振付の覚えは速いタイプだと思っているんですけど、この曲だけは結構時間がかかりまして。レッスン初日は、難しすぎて何も頭に入らないまま帰ったぐらいなんですよ(笑)。Dメロが特にムズいので、ほんっとうに頑張ってほしいです。しかも皆さんは先生の後ろ姿を観てコピーするわけじゃなくて、そのまま真似ると左右逆になっちゃうじゃないですか?だから、余計に難しいんですよ。皆さんのコピースキルが、問われてくると思います(笑)。
――さて、今回はHASSYとして配信シングルで新しい挑戦をされましたが、1曲完成した今、またラップ曲をやってみたいというお気持ちはありますか?
大橋 今のところは満足しました(笑)。
――今のところは(笑)。
大橋 ただ『PROGRESS』というアルバムも出していますし、常に進化し続けていきたいという気持ちはあるので、ラップだけではなくて今後いろいろなことに挑戦していけたらいいなぁ……とは思っています。それこそ今、ギターを弾けるようになりたくて、弾き語りをやってみたいんですよ。それで救いようがないぐらい暗い曲か、めちゃくちゃかっこいい曲を歌いたいですね。テンポ速くてアコギじゃかじゃかかき鳴らして、「ぅわー!」ってシャウトする……みたいな曲。
――そう思われる、きっかけのようなものが何かあったのでしょうか?
大橋 前に友達の付き合いで観に行った大森靖子さんのライブに、めちゃめちゃ衝撃を受けたんですよ。ピアノとアコギしかない弾き語りの公演で、行く前は全然詳しくなかったんですけど、世界観に圧倒されまして。初見なのに釘付けにする説得力や歌唱力のすごさを感じて、「弾き語り、やってみたい」と思ったんです。ただ、私本当に音楽の移り変わりがめちゃくちゃ早いし感化されやすいから、3ヶ月ぐらい経ったら「弾き語り、いいや」とか言ってるかもしれない……(笑)。
――ただ、暗い曲については長い間「歌いたい」とおっしゃられていますよね。最近は葛藤を歌った曲は増えてきてはいますけれども。
大橋 もっと暗い曲も歌いたいです。ピアノとストリングスがメインで、海の底に沈んでいくような曲をやってみたくて……そろそろやっても大丈夫じゃないかな?って。ファンの方々ももう「あー、はっしーそういうとこあるよね」みたいに(笑)、そろそろ納得してくれるかな?という気はしていて。デビューしてもう7年経ちますし、とびっきりダークな“ダークすぎるコンセプトアルバム”みたいなものを作ってみたいです。
――コンセプトアルバムだとファンもより新しい挑戦を受け入れやすいかもしれないですし、長く応援している方は「あ、ついにやるんだ」と感じてくれそうですね。
大橋 たしかに。去年末にリリースしたアルバム『WINGS』にもハードな曲が多かったのに、その曲たちがすんなり受け入れられて、ライブでもかっこいい曲のがすごくいい反応だったりするんですよ。なので、徐々に求められているものや響くものが変わってきているのかもしれないですね。もちろんみんな、明るく元気な大橋彩香が好きなんだとは思うんですけど、そこから派生して歌っていくジャンルの曲も好きになってもらえるぐらい、自分のスキルも上がったのかもしれない……とも感じています。
INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次
●配信情報
大橋彩香 a.k.a HASSY
「#HASHTAG ME」
8月4日配信リリース!
配信リンクはこちら
●リリース情報
「大橋彩香ワンマンライブ2021~Our WINGS~ at 幕張メッセイベントホール」
11月24日発売
品番:LABX-8508
価格:¥10,780(税込)
アコースティックミニアルバム
2021年12月頃発売予定
大橋彩香オフィシャルサイト
http://ohashiayaka.com
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