1つのハーモニーを作るために。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・QU4RTZ(中須かすみ役:相良茉優、近江彼方役:鬼頭明里、エマ・ヴェルデ役:指出毬亜、天王寺璃奈役:田中ちえ美)「Swinging!」リリースインタビュー

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のユニット、QU4RTZが2ndシングル「Swinging!」をリリースした。ハーモニーと癒やしを感じるQU4RTZらしさはそのままに、表題曲はどこか懐かしさを感じるメロディが心を晴れやかにしてくれるし、語りのようなフレーズが印象的な「Not Sad」は切なさもあるポップスで素晴らしい。シングルについて、QU4RTZの中須かすみ役・相良茉優、近江彼方役・鬼頭明里、エマ・ヴェルデ役・指出毬亜、天王寺璃奈役・田中ちえ美にたっぷり語ってもらった。

初のドームでのライブ、緊張と感動の舞台裏を語る

――まずは5月にメットライフドームで行われた“ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~”の感想をお願いします。

鬼頭明里 初のドームライブで、私たちの夢でもあったTVアニメを経てのライブということで、自分自身も相当気合が入っていました。TVアニメを観て虹ヶ咲のことを知ってくださった方もたくさんいたと思うし、本当にたくさんの方に興味を持っていただいて、ライブも楽しみにしてくださっていたんだなというのが改めて実感できるライブでした。

指出毬亜 念願のドーム公演で皆さんと直接お会いできたことが本当に嬉しくて、夢のようなライブでした。TVアニメの世界を体験できるような内容に私も心が躍りましたし、皆さんもマスク越しでもわかるくらいの笑顔を見せてくれて、私たちの楽しい気持ちが大きな会場にも伝わったんだなぁと嬉しくなりました!

相良茉優 大きな会場で緊張しましたが、とっても楽しかったです! 練習の成果が出せて一安心しました。TVアニメの世界観をリアルで披露することができて、よりアニメを楽しんでもらえていたら嬉しいです。

田中ちえ美 自分が虹ヶ咲のメンバーとして、メットライフドームという大きな会場でライブをしたなんて、夢のようで信じられない時間でした。目標にしていたこのステージで、大好きなメンバーたちとずっと夢だったアニメの楽曲を披露できて本当に幸せです。参加してくれたお客さんからも、TVアニメに対する熱い想いがとても伝わってきて、みんなの気持ちが1つになったライブだったと思います。

田中ちえ美

――特に印象的なシーンは、どこでしたか?

田中 オープニングの「虹色Passions!」をセンターステージで披露したのですが、そのときの皆さんの驚いた顔と、喜んでくれた顔が今でも頭に残っています。1曲目から皆さんの近くへ行けて、花道を愛さん(宮下 愛/CV:村上奈津実)と手を繋ぎながら走れて、とても楽しかったです! 皆さんが照らしてくれる光の海がすごく綺麗で、オープニングから泣きそうになってしまいました(笑)。

相良 個人的には1日目の「無敵級*ビリーバー」です。2ndライブのときは悔いが残るステージとなってしまったので、今回はすごくプレッシャーもあったんです。始まる前は裏でずっと呟いたり足がガクガクだったりと、人生で一番緊張していた気がします。ですが、ステージでは皆さんのおかげでとても楽しくパフォーマンスができて、一番の思い出になりました!

鬼頭 「夢がここからはじまるよ」を歌う前の、アニメのシーン再現のセリフからのひなきちゃん(高咲 侑/CV:矢野妃菜喜)のピアノ演奏は、アニメと現実が本当にリンクしていて、ステージ上で歌う前なのに泣きそうになっていました。

指出 私もひなきちゃんのピアノ演奏がとても印象的でした。ピアノ演奏を終えて「本当の意味で仲間になれた気がする」ってひなきちゃんが言ってくれたことにすごく感動しましたし、距離がもっともっと近づいた気がしました。それと、2日目のアンコールで「声繋ごうよ」をみんなで披露できたことも印象に残っています。負担になっていたら申し訳ないなと思っていたのですが、みんなが「私も踊りたかったの!」と言って一緒に踊ってくれてすごく嬉しかったですね。1stライブの頃からやりたいと言ってくれていたかおりん(桜坂しずく/CV:前田佳織里)の頭をなでなでできて良かったです(笑)。

――ステージ裏でのエピソードはありますか?

鬼頭 2日目にした彼方の羊ヘアーは、実は2日目の当日「せっかくだしやってみよう!」と決めて、急遽メイクさんに作ってもらいました(笑)。

相良 ステージ裏でもみんなが「大丈夫!」「まゆちならいける!」など、たくさん声をかけてくれて、すごく心強かったです! リハのときからみんなの優しい気持ちが私のメンタルを支えてくれました。

田中 今回のソロ曲「ツナガルコネクト」に懸ける想いが強すぎてずっと緊張していたので、自分のソロのステージが終わったあと、色んな感情が混ざって涙がボロボロと出てきてしまったんです。でも、そんな私を見た愛さんがすぐに来てくれて、優しくハグしてくれました。お互いとても緊張していたから、裏でずっと励まし合っていたんです。みんな同じ気持ちだからこそ、みんなが言ってくれる言葉がとても心に刺さるんですよね。本当にありがたいです。

指出 MCのときも話題に上がっていたのですが、リハーサルを終えて楽屋に戻ったら、それぞれのメンバーカラーの花束とメッセージカードがずらりと九人分並んでいて、すごく感動しました。九人でリハーサルをしている間にひなきちゃんが用意してくれたんです! みんなで「私へのメッセージが一番長い!」とか「自分のはハートが付いてる!」とか競い合っていました(笑)。すごく嬉しいサプライズ、ひなきちゃんありがとう!

「Swinging!」「Not Sad」のお気に入りの歌詞とその理由

――“ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd Live! Brand New Story”で初めてQU4RTZとしてのパフォーマンスがありましたが、四人でパフォーマンスをしたときの思い出はありますか? また、そのときにこのユニットに感じた魅力などがありましたら教えてください。

田中 ハモリの部分が多くて苦労しましたが、そのぶんきれいにハモれたときはすごく嬉しかったです。2ndライブはオンラインだったので、より鮮明にQU4RTZの歌声を聴いてもらえたんじゃないかなと思います。QU4RTZの魅力は心地良いハーモニーであなたを癒すことだと思うので、これからもたくさんの方を癒してあげられたらいいなって思います。

鬼頭 やはりハーモニーを重要視したユニットなので、ライブで生でハモるのがとっても楽しかったです!きれいにハモれるととても気持ちが良いですし、個性の強い歌声が集まって奏でるハーモニーは、一層味があってQU4RTZならではの魅力になっていたと思います。「Sing & Smile!!」ではブランコに乗ったりと、一番人数の多いユニットなので見た目的にも華やかだったと思います。

相良 ハモリがすごく難しかったのを覚えています。四人が揃うこともなかなか難しかったので、そういった意味では本番まではすごく不安でした。でも本番は楽しくブランコに乗ったり、大人な楽曲を歌ったりと、ユニットならではのかすみんを披露できたので良かったです!

指出 QU4RTZはハーモニーを意識するので、虹ヶ咲全員で歌うときよりもほかのメンバーの歌声に耳を澄ませていました。そのぶん、三人がいてくれるという安心感と団結力を強く感じられてとても楽しかったです。四人で1つのハーモニーを作るために協調して歌声に一体感が出るのが、QU4RTZの魅力だなと改めて感じましたね。

指出毬亜

――そんなQU4RTZの2ndシングル「Swinging!」がリリースされました。表題曲を受け取ったとき、どう思いましたか?

鬼頭 爽やかでどこか南国の雰囲気を感じるサウンドで、聴いていてとても元気になれる曲だと思いました!

指出 英語に苦戦しそうだな……と思いつつ、元気でノリの良い楽曲だなぁと思いました。初めて聴いたときに、2ndライブで使ったブランコを思い出したんですけど、ジャケットにもブランコがあって、嬉しくて心の中でドヤ顔していました(笑)。

相良 ドライブにピッタリな爽やかな楽曲だなと思いました!英語が少し難しそうだなぁと思ったのと、メロディやリズムがすごく難しくて、オケに集中するとズレるのが難関でしたね。

田中 最初のメロディからとてもキャッチーで弾けていて、最初は「今回はこういう感じなのか!意外!」と思いましたが、聴けば聴くほど好きになっていく曲で、気づけば1日に何回も聴いていました(笑)。今までのQU4RTZの曲とはまた少し違うテイストが新鮮で、レコーディングがとても楽しかったです。

――そのレコーディングの感想もお願いします。

田中 今回も英語の部分が多かったので、必死にカタカナでふりがなを振って頑張りました(笑)。サビの部分はいつもよりテンション高めで、ライブのことを想像しながらレコーディングをしていました。

相良 かすみんはソロ曲だとかすみんらしさ全開なのですが、ユニットではハーモニーを重視しつつ、どこまでかすみんらしさを出せるかにチャレンジしています。今回はいつもよりハモリは少なめだったので、比較的スムーズにレコーディングできました! “Swing”と“Sing”の違いには苦労しましたね……(笑)。

鬼頭 基本的に、最初に収録したメンバーの歌を参考にレコーディングしていき、歌を伸ばす長さやブレスの位置などを意識して統一感を出しています。私はいつもレコーディングがものすごく早く終わるほうなのですが、QU4RTZの曲はハモリを重ねる量が多いので、ソロ曲や全体曲より時間がかかることが多いです。

鬼頭明里

指出 エマちゃんは伸び伸びと歌うことが多いのですが、いつもよりも明るくハキハキと歌うことを心掛けました。すごくノリの良い曲なので、レコーディング中も体を動かしてノリノリで歌っていました!ガヤがすごく楽しかったから、いつか皆さんにもやってもらえたらいいな。

――お気に入りの歌詞はありますか?

鬼頭 “未だキミは未知数 だけどだからいいんだよ”という歌詞が、明るい未来があると言ってくれているようで、自然と元気が出てきて好きです。

田中 “ゆらゆら流れていく 時間に押し流されても 手と手繋ぎ進もう”という歌詞が好きです!とても前向きになれます。

指出 2サビの“そしていつだって(並んで)笑顔の花みたいから”が好きです。手を引っ張るでも背中を押すでもなくて、隣で笑顔を見守ってくれているところがQU4RTZらしくて、すごくかわいいし尊いなぁと思います。

相良 私は、“だけどだからいいんだよ”という歌詞がお気に入りです。説得力があるところや、大丈夫だよと安心感を感じて、肯定される感じが好きで、自分に自信を持てないときに聴きたいなぁと思いました。

――四人の歌声が合わさった曲を聴いてみて、いかがでしたか? 聴きどころがありましたらお願いします。

指出 四人の歌声が合わさると耳馴染みが良くて、元気だけどガヤガヤしていなくてすごく爽やかなんですよね。スッと歌詞が頭に入ってきて、ずっと聴いていたいなぁと思いました。今回はガヤもいっぱい入っているので、一緒に声を出したくなるようなノリの良い楽曲になったと思います。

田中 サビの英語の部分で“Jump Up!”や“comes Up!”など、たくさん跳ねる部分があるのですが、そこは実際にライブで披露することがあったら、皆さんと一緒にコールをしながら歌いたいです。ライブで楽しくなりそうな曲だなと思いました。

相良 聴きどころはサビですね。ライブでみんなでジャンプしたりして、とっても盛り上がれそうなイメージが湧きました。

鬼頭 元気の出る曲調と前向きな歌詞が聴きどころです。今までのQU4RTZとはまた違った一面が見せられた曲なんじゃないかなと思います!

――カップリングの「Not Sad」を、受け取ったときの印象も教えてください。

鬼頭 とても綺麗な曲だなと思いました。Aメロのコロコロと変わるメロディがとても好きなので、歌うのも聴くのも大好きな曲なんです。早口の部分がたくさんあるので音の切り替えが難しかったりもしたのですが、歌っていてとても楽しかったですし、囁くように歌うのも彼方に合っていて歌いやすかったです。

相良 今までとは全然違う曲調だと思いました。Aメロは歌うというよりは呟く感じだったので、この雰囲気をうまく出すのが難しそうだなと思ったのですが、こちらの楽曲もレコーディングは比較的スムーズにいきました。あまり切ない感じにはしたくないなぁと思い、明るさを意識してレコーディングしましたね。あとは音程が難しい部分がサビでいくつかあり、そこが苦労しました。

田中 「Swinging!」とはまた全然違い、大人な雰囲気でちょっぴり切なさもある歌だなと思いました。独特なメロディですごく引き込まれましたし、歌の世界観がとても伝わりやすく、歌詞が掛け合いのようになっているのも面白いなと思いました。すごく難しいメロディだったので、今までのレコーディングで一番迷走したかもしれません(笑)。完成されるまでどんな感じになるんだろう、とイメージがなかなか湧かなかったのですが、いざ完成された音源を聴いたら「これか!」と一気に好きになりました。

指出 優しい曲調と切ない歌詞が印象的で、エモくて大好きな曲がきた!と思いました。早いリズムなので噛みそうな予感がしたのですが、歌詞がすごく良いので絶対にちゃんと伝えなきゃと思ったのを覚えています。Aメロのリズムが特に難しくて、リズムに必死になると感情が乗らなくなってしまうので、歌詞に寄り添って歌うのが大変でした。あと“サヨナラ”という歌詞が印象的ですが、決して後ろ向きなわけではなくて、前向きで優しい楽曲なので、明るくて優しい歌声にこだわりました。

――歌詞も、切なさがあっていいですよね。お気に入りのフレーズはありますか?

指出 やっぱり印象的なのは“サヨナラ”です。この歌詞を見ていると2ndライブを思い出します。皆さんに会えないのが本当に辛かったけど、だからこそ皆さんがいてくれることの素晴らしさに気づくことができて、次会えるときまでにもっと成長した姿を見せようと思えました。そんな前向きな気持ちを思い出させてくれる素敵な歌詞です。

田中 “繋がっているから 必ずまた会える だって特別なんだよ”の部分がお気に入りです。繋がりは璃奈ちゃんにとって欠かせない言葉ですし、その繋がりに対してとても前向きな想いが歌詞に綴られているので、素敵だなと思いました。

鬼頭 “振り切った涙で もうすぐ花が咲く ずっと特別なんだよ”という歌詞が、さよならは悲しいけれど、悲しいだけじゃないよと教えてくれているみたいでとても好きです。

相良 “大事なわたしの 大事な君との 大事な未来へ”。ここの追いかけっこしながらのとこが好きです。この曲の素敵な部分が詰まってると思います。それぞれの未来に向かって、離れることもあるかもだけどそれはまた会うためなんだという気持ちが伝わります。

相良茉優

――ではこの曲に対しても、聴きどころをお願いします!

田中 掛け合いのように歌っている部分が多いので、メンバー一人ひとりの表情を想像しながら聴いてほしいです。璃奈ちゃん一人だとこのような曲は歌えませんが、ユニットだからこそ普段とは違う雰囲気の曲を歌えるので、いつも嬉しいです。

相良 かすみん的なところだと、最後のサビ前にかすみんのソロパートがあるので、ぜひそこを押したいです!

指出 四人の歌声と歌詞がマッチしていてすごくきれいな曲だと思いました。メンバーたちがどんな表情で歌っているのか想像すると、もう涙なしには聴けません。あと、かすみんの“特別なんだよ”がかわいくてとってもエモいので、ぜひ聴いてください(笑)

鬼頭 QU4RTZの四人の、少し切ないけれど前向きでもある歌声が本当にきれいなので、そこに注目して聴いていただければなと思いました。コロコロと変わるメロディーもとても耳触りが良くて、何度でも聴きたくなる曲だと思います!

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