INTERVIEW
2019.01.12
2018年10月に5thシングル「Symphony」をリリースし、怒涛のリリイベを駆け抜けたLuce Twinkle Wink☆。既存曲同様、ビビッドさとアグレッシブさとコケティッシュが同居する同曲はライブを盛り上げること必至のナンバーであるが、結果的にメンバー・錦織めぐみの卒業と重なり、2019年1月14日の卒業公演で5人は集大成を見せつける。リリイベでウィンカー(=ルーチェファン)の不安を払拭した5人が、1月14日にどのような輝く未来を期待させてくれるのか。リリイベと卒業公演の合間という、いわば見逃してはいけない「戦いの前夜」に5人から話を聞いた。
――「5人の5年」を振り返るにあたって、皆さんがアイドルになろうと思ったきっかけをお聞きしたいと思うのですが。子どもの頃に好きだったアイドルとか。
深沢紗希 私はお姉ちゃんがモーニング娘。さんが好きで。そんなお姉ちゃんを真似して、幼稚園の頃から歌ったり踊ったりしたいって思っていました。お花屋さんになりたいとかそういう時期はなくて、そのまま小学校、中学校とずっとアイドルになるのが夢でしたね。
板山紗織 私も物心ついたときから、モーニング娘。さんをはじめいろいろなアイドルが好きで。でも、引っ込み思案だったのでアイドルになりたいなんて言えなくて……。でも、自分の部屋でひとり、見様見真似で踊っていたらお父さんに見られて「ダンスが上手だね」って褒めてもらえたんです。でも、まだ自信がなかったので舞台みたいな裏方さんに回ろうかと思って、そういう学校を調べたり見に行ったりしたんですけど、そのうちにやっぱり自分でステージに立ちたいという思いが強くなり始めて、オーディションを受けて、アイドルになりました。
宇佐美幸乃 私はセーラームーンのミュージカルがすごく好きだったんですよ。小さいとき、頭の先から爪先までセーラームーンのコスプレをして、お母さんと一緒に観に行ってて。あ、お母さんは別にコスプレしてないですよ。
一同 (笑)。
宇佐美 突っ込まれるかと思って先に言いました(笑)。
錦織めぐみ 体に染みついた習慣で(笑)。
宇佐美 (セーラー)マーキュリーが好きで、自分はマーキュリーだと思いながら開催ごとにコスプレして観に行ってました。戦う姿や仲間意識、それからミュージカル要素のダンスや歌に憧れながら育った感じですね。
――ミュージカルとアイドルでは少し違うと思うのですがなぜアイドルに?
宇佐美 演技の勉強をした時期も少しあったんですが、歌って踊るアイドルの方が私には合っていたというか。大きくなるとアイドルさんを観に行ったり握手会に参加したりするようになったので、そこから立つ側になりたいという思いが自然と、ですね。
桧垣果穂 私も小学生の頃に当時のモーニング娘。さんに憧れてアイドルになりたくてお母さんに協力してもらいながらいろんなオーディションを受けたりしていました。その後中学生になり、ティーン雑誌の読書モデルとして芸能活動をしていたのですが、やっぱりテレビでアイドルを観たりするといいなぁって気持ちが強くなっていくばかりで……。そんな思いを抱えながらなかなかチャンスが無く、読書モデルも卒業して将来何になったらいいんだろうって不安な日々を過ごしていたのですが、高校生になりたてのときに学校帰りに原宿でスカウトをしていただいて初めて念願のアイドルになりました。そこからが私のアイドル人生の始まりでした。
錦織 私はアイドルというものを知らなくて、どちらかというと声優さんやアニメが好きだったんですが、じゃあどうしてアイドルになったかというと、学生の頃に夏休みだけ「夢の国」で踊っていたらアイドルにならないかと声をかけられたんです。「踊ることを仕事にできたら」「歌も歌えるような」と思っていたところだったのでやってみることにしました。でも、最初にライブへ行ったときはコールがすごくてびっくりしましたね。
――その後、ルーチェ結成によってアイドルの道を突き進むわけですが、結成当初、不安はありませんでしたか?
宇佐美 私はすごく大きかったです。ルーチェが出られなかったメインステージに天誅ガールズ(アニメ『ブラック・ブレット』の劇中劇『天誅ガールズ』に登場する7人組のキャラクターをモチーフに、実在の7人で結成したアイドルユニット。深沢、錦織、板山もメンバーとして参加)が立つことがあって。やっぱり大きな舞台に立たないとわからないことってあるじゃないですか。自分は立っていない分、人一倍頑張らないと、3人よりもっと努力しないと、という気持ちになって結構焦っていました。
深沢 結成したとき、最初に「5ヶ年計画」というのをみんなで作ったんですけど……。
宇佐美 懐かしい。
錦織 Luce Twinkle Wink☆という名前を考えるときから始めて、だよね。
深沢 そそそそ。みんなで持ち寄ったのをまとめて。1年後にはどのステージに立っていたいか、2年後はどうなっていたいかを5人で考えて。でも、ルーチェが始まった当初は「この先どうなっていくんだろう」という不安の方が大きくて、さいたまスーパーアリーナという最終的な目標はあっても、5ヶ年計画で自分が想像した先に立つというのはまったく想像できなかったです。5ヶ年計画も無理やり作った感じでしたね。
宇佐美 うん、無理やりというのはあった。
錦織 みんなで将来の夢を考えるのは楽しかったですけど。
――活動初期はどうしても不安が出てきますよね。
宇佐美 やっぱり初期は多かったですね。
板山 私、ルーチェになったとき、ファンの方から「いーちゃんは大丈夫なのか」って心配されちゃったんですよ。この5人の中で一緒にやっていけるかどうか。
――他のメンバーについていけないんじゃないか、みたいな。
板山 MCとかで下がっちゃうタイプだったので。でも、そうやって心配されたのがすごく悔しかったです。でも、「私も絶対できるんだぞ」ってところを見せようと思って、ダンスが好きというのを発信したり、自分のダンスを極めようと思ってからは(ルーチェの活動を)走り抜けられるようになりました。
深沢 私も自分のキャラがわからなかったですもん。自分をどう見せていいのか悩んで、なんかありきたりの感じでステージに立っていたというか。
宇佐美 猫かぶってた。
錦織 そう。私も思ってました。いつも服装がすごくお上品だったので。
深沢 お上品やん、今も。
――「やん」(笑)。
宇佐美 文化放送さんの『THE CATCH』で、めめたんとの思い出を振り返るという企画があって、メンバーがめめたんとの昔の写真を用意したんですけど、紗希ちゃんは自分で持ってきた写真を見て、「紗希、キャラ変する前のだ」って(笑)。自覚してるやんけ、みたいな。
深沢 いや、だから、自分がどういうスタイルで進めばいいのか本当に迷ってて。
錦織 最近は私服でもボーイッシュな格好で来るようになりましたけど、当時は「お嬢様」って感じで。
宇佐美 お嬢様ワンピースしか着ていなかった。
深沢 あぁ……。
錦織 騙されました。
深沢 騙してはいない(笑)。でも、今の自分を出せるようになって良かったと思います。
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