新しいタイプの楽曲で、無意識的に生まれた数々の変化。 Run Girls, Run!「Go! Up! スターダム!」リリースインタビュー

この春から放送がスタートしたTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』。第3クールに突入してからの新OPテーマも、1st OPに続き声優ユニット・Run Girls, Run!が続投する。当初からメンバーの林 鼓子が主人公・桃山みらい役を、厚木那奈美が青葉りんか役を演じていた本作だが、この夏からは森嶋優花も紫藤める役として登場。みらいやりんかの所属するユニット・ミラクルキラッツのライバルユニット・メルティックスターに加入し、楽曲のほかストーリー面からもさらに作品を盛り上げていく。今回はその新OPテーマ「Go! Up! スターダム!」のリリースにあたって3人へのインタビューを敢行。ニュー・シングルはもちろん、この秋挑戦する1stツアーへの想いも存分に語ってもらった。

プリティーシリーズの一員として立ったステージで、彼女たちが得たものとは?

──先日、皆さんは“プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR み~んなでアイドルやってみた!”に出演されました。『プリ☆チャン』ファンの方々の前にキャラクターとして、そしてグループとして立たれて、どんなことを感じられましたか?


林 鼓子
 まず、ランガ(=Run Girls, Run!)として立ってるときは本当に楽しかったです。初披露だった「プリマ☆ドンナ?メモリアル!」のときには皆さんがコールを入れてくださっていたし、涙を流してくださってるお客さんも見えたのもすごくうれしかったですね。みらいとしては、本当にソロ曲が初めてだったのでリハのときとかはすごい緊張してたんですけど、いざステージに立ったら……記憶があんまりなくて(笑)。でも会場全体がみらいの色のピンクに染まってて、そこで歌っているのがすごく気持ちよかったのは覚えてます。だからあんまり「うまくやろう」とか「かわいくやろう」って考えずにやれてたなぁ、と思って。そう思うと、みらいが降りてきてくれてたのかもしれないですね。


森嶋優花
 その「プリマ☆ドンナ?メモリアル!」の初披露のときとかに、皆さんがうれしさで「あー……!」って頭を抱えてくれたのがステージから見えて(笑)。それを見たとき、「私たちもプリティーシリーズに関わる一員として、ちょっとでも皆さんに認めてもらえたのかな?」と思えて、うれしかったです。あと、めるちゃんとしてステージに立っているとき、途中で「めるちゃんって元気な子だから、歌いながらめっちゃ手を振ったりするんだろうな」と思って、バーっと振ったんです。そうしたら2階の方々が、バーってサイリウムを振り返してくださって!そうやって歌いながら皆さんとコミュニケーションが取れたのは楽しかったし、これもすごくうれしいことでした。


厚木那奈美
 私も本当にプリティーシリーズが大好きだったので、オータムツアーのステージに立てることがすごくすごくうれしくて。Run Girls, Run!として「キラッとスタート」をアニメのOP映像に合わせて、しかもりんかちゃんがデビューしたあとのバージョンを背負って歌えたこともすごくうれしかったんです。それに、りんかちゃんとして歌ったのもこのツアーが初めてだったんですけど……自分自身は大きなステージだし、お客さんもたくさんだから大緊張していたんですけど、「りんかちゃんは、そんなに緊張しないな」と思って。だから、「今日は私がりんかちゃんとして初めて歌って踊るステージなんだから、ちゃんとそういう気持ちでやらなきゃ!」っていう想いでスイッチを切り替えて、楽しく立つことができました。

──そちらも楽しみではありますが、皆さんとしては引き続きOPを担当されます。その「Go! Up! スターダム!」ですが、また皆さんの曲としては、今までになかったようなタイプの曲で。

 そうなんです。最初に聴いたときからすごく好きだったんですけど、初めて聴いたのに「なんか懐かしいなぁ」って感じたりもしましたし、聴いているときにいろんな思い出が蘇ってくるというか……そういう、ひと言で言っちゃうとエモい曲だなって感じましたね。それにDメロのあと、1回静かになるところのメロディラインもすごく好きで。涙腺を刺激してくるような曲調なんですよ。だからこの曲がまた『プリ☆チャン』に新しい印象をくれるのかなとも思っていますし、私たちが最初にこの曲を聴いたときみたいに、みんなに感動してもらえる曲にしたいなってすごく思いました。

厚木 それに「キラッとスタート」と同じようにみんなの夢を応援する楽曲でありながら、友達や仲間との友情とか絆みたいな要素も加わっているなと思ったんです。そこにこれまでのミラクルキラッツやメルティックスターの絆の深まりが反映されている気もして、ここからさらに『プリ☆チャン』が盛り上がっていくんだな、みたいなわくわくも感じて……私も「エモいな」って思いました(笑)。

森嶋 曲の中には「Go! Go Up! Go Upスターダム!」っていう掛け声がいっぱい入っているんですけど、ここで自分自身も聴いていて元気になれたし、これをライブとかで歌うときにはみんなと一緒にできるんだろうなって思って。早くみんなの前で歌いたいなって思いましたね。

──曲自体オシャレでドラマチックなのですが、皆さんの歌い方もちょっとだけお姉さんっぽくなったように感じました。

厚木 本当ですか!?そうだとしたら、それは私自身いろんなイベントで小さいお子さんの前で「キラッとスタート」を披露する機会が増えてきたなかで、「自分はずっと客席から観てあこがれる側だったけど、逆に今はあこがれられる側の存在になったんだ」っていう実感が湧いてきていたからなのかもしれないです。そういう経験や意識の変化があってからの「Go! Up! スターダム!」だったので、きっとどこかに「今度は自分が、みんなに夢を与えたり背中を押してあげられるような存在になれたら」っていう意識があって歌ったんだと思うんですよ。だから今回は特別何か意識したわけじゃないんですけど、そういう経験や応援してくださる皆さんの力のおかげでそう聴こえるように歌えたのかな、と思っています。

 私は単純にこの曲が好きだったので結構好きな感じで歌っちゃったんですけど、最近はみらいとして歌うことがすごく多かったので、「自分らしい歌い方ってなんだろう?」っていうのを考えて歌った気がします。私は結構バン!と出してパワフルに歌うほうだったんですけど、「林はかっこいいだけじゃなくて、こういう曲も合うね」って言ってもらえるように、自分なりにそういう歌い方をどう生かそうかな?と考えて歌いました。

森嶋 「キラッとスタート」のときは「もっとキラッと!」とか「自分が世界一かわいいと思って歌って!」みたいなディレクションをいっぱいいただいたんですけど、この曲はすっごくスムーズにレコーディングが進みまして。それってたぶん、自分たちが少しプリティーシリーズに馴染めたり、そのなかの大事なものが染み付いたからこそ自然に出せたのかな?と思うんです。あとはめるちゃんをだいぶ演じてきていたというのもあって、私自身もキャラクターとして『プリ☆チャン』の世界に入ることができていた、というのもあったのかなって思います。

──あと、今回はどなたがどこを歌っているのかが1回聴いただけで結構わかりまして。

 お、やったー!

厚木 うれしい!めちゃくちゃうれしい。

──今まで以上に、個性が強く出ているようにも感じました。

森嶋 よかった……!

 結構私たちって歌い分けがわかんないって言われることが多かったんですけど、そうやって個性が出ていたならすごくうれしいです。2サビに「それぞれのカラー 見つけ出して」っていう部分もあるので、この歌詞で個性が出てなかったら説得力ないなぁって思ってたので(笑)。

──ということは、歌うときにそういう意識は特段なかったんですか?

森嶋 そうなんです!だから今お話を聞いていて、「自然にそういう個性が出るようになったのかな?」って思えたので、なおさらうれしいです。

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