INTERVIEW
2018.01.18
――「アニメとアイドルの架け橋」ということを掲げて活動しています。手ごたえは感じていますか？
深沢 えー？
宇佐美 これくらい。5cmくらいです。（両手を広げて）これくらいは感じていたいんですけど。
――何が足らないと思いますか？
宇佐美 やっぱり歌唱力ですね。アニサマに出てすごく感じたのは、ダンスのシンクロ率とか全力なところって近距離戦だとダイレクトに伝わるけど、私たちがめざすさいたまスーパーアリーナって……。
板山 長距離戦。
宇佐美 あそこまで大きい会場でお客さんを圧倒するには歌唱力が絶対的に不可欠だと身をもって感じることができたんです。いつも大きいライブのあとは「ルーチェ」をエゴサするんですけど、アニサマのあとは「#アニサマ」や他の出演者さんのも検索したんです。そうしたらいちばん多かったのはやっぱり「○○さん歌上手い」「××さんの声がめっちゃよかった」とかで。いつか「ルーチェの歌声が最高だった！」って言わせたいと思いました。
――どうなったときに架け橋になれたと感じられそうですか？
宇佐美 まだまだですけど、最近、ルーチェがアニソンを歌う前から応援してくださってるファンの方が、「ルーチェのおかげでアニメが好きになった」とか「アニメを観るようになった」って握手会のときとかに言ってくださるのをよく聞くんです。アニメのイベントにルーチェが出て、アニソンファンに知ってもらえてきたように。
錦織 ただ、2017年はアイドルとしての活動が薄かったと思っていて。アニサマやANIMAX MUSIXの大きなステージに出演させていただけた一方で、私たちはまだTOKYO IDOL FESTIVALではメインステージに立てていないんですよね。2018年は、アイドルファンにも知ってもらえるような活動を展開していかないと。アニメからの架け橋が8割、アイドルが3割だと橋も崩れちゃうので、バランスを保ちたい気持ちがあります。
深沢 それだと全部で11割になる（笑）。
錦織 紗希ちゃんに突っ込まれた！屈辱だ！（笑）。
宇佐美 私、2016年のTOKYO IDOL FESTIVALでi☆Risさんを観に行ったんですよ。ルーチェの出演がない日だったんですけど、「行きたいです」って言って。アニサマにも出て、TIFでもメインステージに出て、ルーチェもそうなりたいってすごく思いました。
桧垣 私が初めてアニサマを観に行った年に西川貴教さんが出ていたんですよ。アニサマでも自分のステージをしっかり作られてて爆発されているのが本当にかっこよくて心打たれました。自分たちもどんなステージでも胸を張っていられるグループになりたい、って思いますね。
深沢 対バンライブの回数が前より少なくなったので、たまにやると「あ、ルーチェの曲を知らないのかな」ってことがあるんですよ。アイドルとしても「まだまだだな」って思いますね。
錦織 だからこそ、このアルバムで「知ってるー」に変えられたらいいですね。
桧垣 今回のアルバムツアーは大阪と東京の2ヶ所なので、アルバムとツアーを成功させて今年はもっといろんな地域を回りたいです。
――どこに行きたいですか？
桧垣 私のファンの方で……。東京の横の県、何でしたっけ？
錦織 静岡！
桧垣 静岡のファンの方がいて。
錦織 全然覚えてないじゃん。
宇佐美 いつも言ってるのに。
桧垣 でも、わりと横めですよね。
錦織 静岡のファンの方が多いんですよ。
桧垣 そうなんです、なぜか。だから、行ってみたいです。
――ほかの方は？
宇佐美 名古屋に行きたいです！イベントではなくてワンマンで。名古屋のファンで東京に遠征される方ってすごく多くて、「いつか名古屋でも」って熱望されてるので応えたいです。
錦織 アイドルの方に「名古屋でファンになってくれた人は長く続くよ」って言われるんですよね。
板山 私は仙台に行きたいです。ルーチェが「刹那ハレーション」のときに初めて遠征した場所で。
宇佐美 そんな前だっけ。
板山 そう。だから、そのとき観にきてくれた人たちに成長した姿を見せたいです。
――深沢さんは？
深沢 47都道府県制覇したいです。
錦織 その前に日本全国の県名を言えるようにしときなよ。
宇佐美 たしかに。
深沢 わりと日本地図は好きです。
宇佐美・板山・桧垣・錦織 （笑）。
――北海道から沖縄まで。
深沢 でも沖縄は行ったことあるんですよ。
――2014年の『IDOL BEACH!!!』で。
深沢 「恋色♡思考回路」のPV撮影でも行かせてもらったので思い出の地ではあります。
錦織 私は北海道です。北海道は、「Fight on!」のPV撮影で行ってるんですけど、ライブでは1回しか行ったことないのかな。北海道のファンの方にも会いに行きたいです。
――そのための一歩となるアルバムとツアーですね。
錦織 今回の『LLTW☆』はルーチェの過去と今と未来が入っているので絶対楽しめるライブだと思いますし、ライブツアーではアルバムに収録される曲は全曲やるので、ぜひ来てほしいです。
Interview & Text By 清水耕司（セブンデイズウォー）
●リリース情報
1st アルバム
Luce Twinkle Wink☆
『LLTW☆』
2018年1月10日発売
品番：GNCA-1518
価格：￥3,000(税込)
＜CD＞
01.Luce Luce Twinkle Wink☆
作詞・作曲・編曲：SHUN
02.恋色♡思考回路（PlayStation Vita用ソフト『To LOVEる-とらぶる- ダークネス トゥループリンセス』主題歌）
作詞：KOTOKO 作曲・編曲：タニヤマヒロアキ
03. go to Romance>>>>>（TVアニメ『うらら迷路帖』EDテーマ）
作詞：くまのきよみ 作曲：大隅知宇 編曲：千葉”naotyu-“直樹
04.Precious☆Summer
作詞：錦織めぐみ 作曲・編曲：CHEEBOW
05.You are a star!
作詞・作曲・編曲：ヒゲドライバー
06. 刹那ハレーション
作詞：まい 作曲・編曲：CHEEBOW
07. 1st Love Story（TVアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った？』OPテーマ）
作詞：藤林聖子 作曲・編曲：大久保薫
08. Password
作詞：宇佐美幸乃 作曲・編曲：川崎海
09. Let me cry
作詞：錦織めぐみ 作曲・編曲：黒須克彦
10. ヒカリ
作詞：深沢紗希・桧垣果穂 作曲・編曲：タニヤマヒロアキ
11. ポラリス
作詞：深沢紗希・桧垣果穂 作曲・編曲：タニヤマヒロアキ
12. Fight on!（TVアニメ『ゲーマーズ！』EDテーマ）
作詞：KOTOKO 作曲・編曲：ツキダタダシ
13. Twinkle ”5” stars!!☆
作詞：黒崎真音 作曲・編曲：川崎海
14. meteor bell
作詞：分島花音 作曲：カヨコ 編曲：千葉”naotyu-“直樹
●ツアー情報
“Luce Twinkle Wink☆ 1st LIVE TOUR –LLTW☆-～t＊u＊n＊i＊n＊g～”
2018年1月14日(日)
【大阪】OSAKA MUSE（15:00 開場／15:30 開演）※終了
2018年1月20日(土)
【神奈川】CLUB CITTA’（14:30 開場／15:30 開演）
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