「スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~」アプリコット・レグルスのインタビュー連載:レグルスのホンネのぞいちゃえ♪【第4回・宮崎珠子編】

アプリコット・レグルスの魅力に迫る連載も4回目。今回は家庭的で面倒見のいい桐原香澄役の宮崎珠子に話を聞く。香澄も好きなことに饒舌になる性格だが、宮崎もまた、好きなものについて熱い想いを持って語るタイプ。アニメ、シンガー、ホラーと幅広く好きを語る彼女のパッションを感じてほしい。

声で表現できるあらゆる役に挑戦したい

――ご自身でパラメータを振り分けていただきましたが、勉学が4は素晴らしいですね。

宮崎珠子 でも数学はできなくて……。すごく極端で、数学以外は4とか5とかなんですけど、数学は2とかで、学生時代に赤紙というそれをもらったら卒業が危ないという紙をもらってしまって、慌てて塾に行ったりしました(笑)。ほかは良かったんですが、理数が苦手で……。



桐原香澄(CV:宮崎珠子)
家庭的で面倒見がよく、のほほんとした柔らかな雰囲気でいつも笑顔を絶やさない。お茶が大好き。
↓桐原香澄のパラメーター

宮崎珠子のパラメーター:勉学…4/運動…1/感性…4/生活…3/性格…2

――“特訓”ツアーの東京公演でも高知を土佐と書かれた以外は完璧でしたね。

宮崎 あれはすごく悔しくて。「龍馬~」という声が聞こえてきて、龍馬なら土佐だと思ったら、高知の「こ」ぐらいまで出てきていたのに、それが引っ込んでしまって。

――企画的にはよかったと思いますよ(笑)。元々声優として活動されたわけですが、声優を志されたきっかけはどのようなものだったのでしょうか?

宮崎 幼稚園の頃にはぼんやりと(声優に)なりたいと思っていて、卒園の記念品にも「アニメの声優さん」と書いてました。爆笑問題さんが「ポンキッキーズ」のパーソナリティをされていたんですが、「声優を体験してみよう」という企画に応募するくらい好きでした。なろうと思ったきっかけは『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』で。その作品ですごく感動して、ぼろぼろ泣いてしまったんです。ポケモンってニャースとミュウツー以外は人の言葉をしゃべれないんですが、鳴き声だけで泣けてしまって。言葉を使わないのにこんなに人の心を揺さぶれるんだなと。その当時は「すごい」しか言えなかったんですが、その「すごい」人が声優さんだと教えてもらって、「声優になりたい」と思いましたね。私は大谷育江さんをすごく尊敬していて。ピカチュウをずっと演じられていますが、一瞬たりとも同じピカチュウはいなくて、愛らしくて強くてでもあんなにちっちゃいままで。あの表現力は憧れます。だからいつかピカチュウの森の中の一匹になるのが夢です。

――『ポケモン』のお話をいただきましたが、昔ご覧になっていた作品はほかにどんなものがありますか?

宮崎 自分で認識したいちばん最初に好きになった作品は『ポケモン』なんですが、その次は『新世紀エヴァンゲリオン』でした。小2くらいだったと思います。2つ上の従姉の家で1話から24話までを通しで観て、そのときはとにかくつらかった印象です。でも、映像に引き込まれてしまうんですよね。お話は正直わからなかったんですが、改めて観るとすごい作品は理解を越えるんだなと思いました。わかるようになってみると改めてすごいんですよね。あとは比較的最近の作品ですが『TIGER & BUNNY』です。当時演劇部にいたんですが、入ってきた後輩が演技も運動もダンスもできる子で、自分がここにいる必要があるのか悩んだ時期だったんです。あの作品に出会ってなかったら、辞めてたかもしれません。(鏑木・T・)虎徹さんに重なる部分が多くて。今だと『宝石の国』と『メイドインアビス』を観ていました。どちらも美術と声優さんの演技が素敵で。ゲームでも背景が描き込まれている作品が好きですね。あとは『輪るピングドラム』や『ユリ熊嵐』が好きです。

――幾原邦彦監督作品がお好きなんですね。

宮崎 そうです。今は『少女革命ウテナ』を観ています。お話を完全に理解しているとは思わないんですが、勝手に解釈するのが好きですね。作品内のモチーフから勝手に解釈するのが楽しいですね。

――秋田(知里)さんは苦手なようですが、宮崎さんはホラーがお好きだとか。

宮崎 全般好きですね。でもゲームは操作が苦手なのでほかの人がプレイしているのを観ていたりという感じです。

――最近ご覧になった作品はありますか?

宮崎 最近だと「ジェーン・ドウの解剖」ですね。基本的に解剖室の中で話が進むんですが、カメラワークが巧みだったり、お話も解剖室の中で進んでいってで飽きないんです。

――話を戻しまして、大谷さんに憧れたというお話でしたが、ほかに憧れる声優さんはいらっしゃいますか?

宮崎 林原めぐみさんですね。『昭和元禄落語心中』のみよ吉役が好きで。あとはロケット団のムサシです。『名探偵コナン』の灰原(哀)さんや『エヴァ』の(綾波)レイちゃんも好きですね。アニメを観ていて「素敵だな」と思うと林原さんが演じていることが多くて。幅広く演じられているので、クレジットを見るまでわからなかったりするんですが、演技の幅が広くて、かつそれぞれに作り込まれていて、どうやったらああいう風な繊細さが出せるのかと思います。

――男性声優だと?

宮崎 平田広明さんや石田 彰さんですね。『Fate/Zero』の雨生龍之介とか、『最遊記』の八戒の役が好きです。

――今後ご自身が演じてみたい役はありますか?

宮崎 いろいろな役を演じてみたくて。今は映画やインターネットやインプットできるものがたくさんあるので、いろいろなものを観て、いろいろなものを想像できる頭になって、人だったり今の自分とはかけ離れた人、人ではないもの、ポケモンとか動物とかいろいろなものになりたいです。今は2.5次元ということで顔を出して役をやらせていただいてますが、声優という仕事は顔を出さないので、なんにでもなれるんです。なんにでもなれるなら、いろいろなものができるのかな? どこまでできるのかな? ということを探ってみたいですね。

――ちなみに、お好きなアニソン・シンガーはいらっしゃいますか?

宮崎 岡崎律子さんです。『フルーツバスケット』が好きで、「For フルーツバスケット」からメロキュアやいろんな曲を聴いたんですが、亡くなられていたことを知ってショックでした。さっき「リスアニ!」を読んでいたら、林原さんが岡崎さんのトリビュート・アルバムを出されていることが書いてあって、これはもう帰りに買おうと思っています(笑)。あと、天野 月さんとかキラキラしてたり澄んだ声の方が好きです。

――“特訓”ツアーの中で、バームクーヘンのエピソードがありましたが、料理はお好きなんですか?

宮崎 スイッチが入るとめっちゃ作りますが、自分ひとりのときは食べれればいいので、炒飯を作ったりという感じです。誰かに作りたいとか今すごくおいしいものを食べたいというときは頑張ってお菓子を作ったり、煮込んだりします。

――得意というよりはやる気になると、という感じですね。ちなみにやる気がないときはどんな感じなんでしょう?(笑)

宮崎 海苔だけ……とか。海苔に塩かけただけのものを食べたり。海苔だけだと寂しいので、塩を振るんです。

――(笑)それは韓国海苔や味付け海苔ではダメなんですか?

宮崎 韓国海苔だとゴマ油が入っているじゃないですか。焼き海苔の感じで塩が欲しいんです! あ、でもちゃんとお米があるときはお米と食べますよ(笑)。

絶え間ない挑戦の先にあるさらなる成長

――では、桐原香澄についてお伺いします。彼女は宮崎さんから見てどんな子でしょうか?

宮崎 お茶とお裁縫が好きでほわわーんとしている感じでおとなしい印象だったんですが、でも実際は好きなことについて語り始めると長かったり、熱かったり。あと集中すると時間を忘れてしまったり。結構オタク気質もあって私に近いと思います。パラメータを見てもらうとわかるんですが、運動が2なんですよ。昔、(篠宮)明佳里ちゃんたちとやってたにしても、「明佳里ちゃんがやるならやる」という思い切りがすごくて。風邪を引いたり、へばったりするシナリオがあるんですが、愛する友達の喜んでる顔が見たいからという動機で頑張れるのがすごいし、いいなと思います。

――逆に違うところは?

宮崎 緊張するところがいつもマイペースの香澄と違っていて、あと彼女は何でも持ってるドラえもん的なところがあるんですが、私は結構抜けてて忘れてることも多くて……。もうちょっと彼女を見習いたいなと思います。あとは家事の水準が高いので、私も全般的な水準を上げていきたいですね。

――自分以外のメンバーにコメントをお願いします。

宮崎 明佳里ちゃん(=富永美杜)は最初に会ったときに、すごく目がキラキラしてる子だなという印象を受けました。でも仕事になるとキリっとするんです。最初のレコーディングのときに、「こんな子と一緒に仕事するのか、大丈夫かな私」と思いました。(藤代)渚ちゃん(=秋田知里)は、本当に気さくで優しくて私なにもかも歌がわからなくて、渚ちゃんに教えてもらったんです。「こんなにていねいに教えてくれるけど、私すぐにできないんじゃないか」と思って、待っている間に歌を聴いていたんですが、とにかくカッコよくて。なんてカッコよく歌い上げるんだろうって思って、本当にここでやっていけるのか不安になりました。(上月)真央ちゃん(=鷲見友美ジェナ)も落ち着いてしっかりされているという感じで、アドバイスもしっかりしていただくキリっとした方だったんですが、はしゃいだりかわいいところを見せてもらったりしてて、キュンとしてます。(水沢)薫先輩(=馬場なつみ)は、最初緊張してたけど自然体ですごいなと。彼女も私と一緒で未経験ななかで入っていて、でもすぐに打ち解けてて、「コミュ力高い」と思っていました。そのコミュ力を私に向けてくれたので、私もみんなと少し打ち解けられました。気遣い上手ですね。

――ありがとうございます。アプリコット・レグルスは先日1st LIVEが終了しましたが、感想はいかがでしたか?

宮崎 曲数も東名阪の倍に増えての1st LIVEだったので、メンバー、スタッフさんには本当に技術面でも精神面でも助けていただきました。そして何より私自身とても緊張しいなので、毎回リリイベやライブで温かく迎えてくれるお客さんにも支えられて育てていただいているのを実感しています。緊張して迎えた1st LIVEでしたが、始まったら楽しくて本当にあっという間でした。完全新曲の2曲「オルヴォワール プラネット」と「Snow Planet」は、フリやメロディがとても好評で、ゲームへの実装が私も楽しみですね。ぜひ、アプリの中の彼女たちでも見てほしいです。各メンバーメインの曲で今回あらたに公開した3曲「New World」「優しい風」「ユートピア」は、客席のお客さんのライトがそれぞれの色に染まるのがとても美しくて、頑張ってよかったなあ……と。フルの歌詞をお伝えできるのがライブの魅力なので、リリイベ時に「この曲のこの歌詞めちゃくちゃいいんですよ~!」と話したくなったのですが、「あ、2番だからまだだめだ」となったりしました(笑)。

――東名阪“特訓”ツアーを経ての1st LIVEでしたが、ご自身やユニットの成長、あるいは課題などはありますか?

宮崎 トークでのみんなのペースが揃ってきたような気がします。私も少し話すのに慣れてきた……ような……。私たちはそれぞれ得意分野や表現へのアプローチの仕方が違うので、アドバイスし合ったり、あのメンバーのダンスのここが素敵! とか歌い方をこうしたほうがかっこいい! トークはこうしたらいいのかな? とか、技術をたくさんたくさん学ばせてもらっています。まだまだ私はパフォーマンスにおいて何もかもが未熟で、歯がゆいことも多くあるのですが、絶えず挑戦するべきことのある今の環境はすごく恵まれていて……。なので、ユニットとしてすごくすごく大きな挑戦となる来年1月13日の舞浜アンフィシアター公演、ぜひ盛り上げていきたいです。お客さんの力をお借りして、自分たちの力をもっともっと集めて!! 素敵なステージを作りたいと思います!



Photography By 山本哲也
Interview By 田中尚道(クリエンタ)


●ライブ情報
Apricot Regulus 無料LIVE
2018年1月13日(土)千葉・舞浜アンフィシアター
詳しくはこちらをチェック

●リリース情報
1stアルバム
『スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~ Melody Collection』
2018年1月24日発売

【AL(楽曲)+AL(ボイスドラマ)】

品番:AVCD-93804-5
価格:¥3,889+税

【AL(楽曲)】

品番:AVCD-93806
価格:¥3,148+税

<収録内容>
1. 例えば君の未来が(篠宮明佳里&美山椿芽)
2. オルヴォワール プラネット(アプリコット・レグルス)
☆楽曲提供:ギタリストTAKUYA氏
3. Draglight(アルタイル・トルテ)
4. Pop and Jump!(アプリコット・レグルス)
5. Right on!!(アプリコット・レグルス)
6. New World(アプリコット・レグルス)
7. ユートピア(アプリコット・レグルス)
8. 優しい風(アプリコット・レグルス)
9. 蒼のメモリー(アプリコット・レグルス)
10. サテライト・ラブ(ココナッツ・ベガ)
11. Southern Cross(プロキオン・プディング)
12. ハートビーツ(ビスケット・シリウス)
13. Snow Planet(アプリコット・レグルス)
☆作曲:篠宮明佳里役・富永美杜さん

<収録内容 (ボイスドラマ)>
1. レッツ鍋パーティー!(アプリコット・レグルス)
2. 湯けむりミステリーツアー?(アルタイル・トルテ)
3. SNOW! SNOW! SNOW!(プロキオン・プディング)
4. パパラッチは、ミスマッチ(ココナッツ・ベガ)
5. 怖い話がしたい(ビスケット・シリウス)

☆楽曲+ボイスドラマ版
☆楽曲のみ版
※初回盤は豪華デジパック仕様を予定

●アプリ情報

「スクールガールストライカーズ」(以下「スクスト」)は、2014年より展開しているスマートフォン向けゲーム。2017年1月にはTVアニメ化されるなどメディアミックス展開を積極的に行ってきたコンテンツである。そして「スクスト」に登場するメンバーによるリズム・ゲームが「スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~」(以下「スクメロ」)なのだ。ライトノベルとRPGを組み合わせた“ラノベスタイルRPG”というジャンルを標榜していた「スクスト」のエッセンスを活かし、新しい物語はフル・ボイスで展開する。また、「スクスト」の特徴のひとつであった着せ替え要素も健在である。リズム・ゲーム部分に目を向ければ、タップポイントであるノーツ(音符)が画面内のいたるところに発生し、このノーツの動きが画面内のキャラクターの動きと連動しているというのも大きな魅力。

さらに、本作に追加された新ユニット“アプリコット・レグルス”は、出演声優たちが実際にライブ・パフォーマンスも行っている。

「スクメロ」はゲームと声優アイドル・ユニットが相補的に展開することで、あらたなる3次元へのアプローチとメディアミックスの可能性に挑戦している。

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