ゲーム「オカルティック・ナイン」主題歌「Play the game」リリース!米国帰りの現役女子高校生アニソンシンガー・亜咲花インタビュー

米国帰りの現役女子高校生アニソンシンガー・亜咲花が3rdシングルとなる「Play the game」を11月8日にリリース。デビュー曲ではTVアニメ『オカルティック・ナイン』のEDテーマを務め、ゲーム版の主題歌にはどのようなアプローチをしたのか、リスアニ!WEB初登場ということで、彼女のパーソナリティやアニソン観についての熱い想い、さらにその先の展望までたっぷりと話を聞いた。

「ハレ晴レユカイ」は、人生を変えた1曲

――亜咲花さんの「Play the game」を聴かせていただいて、まず驚いたのは英語の発音でした。3歳から5年間をアメリカのミシガンで過ごされたそうですが、その頃に触れられた音楽の影響でしょうか?

亜咲花 よく皆さんにそう言われるのですが、洋楽に触れたのは日本に帰国してからなんです。アメリカにいるときには絢香さんやコブクロさんといった当時、日本で流行していたJ-POPを親戚の人に送ってもらって聴いていました。

――そうだったんですか。「Play the game」のグルーブは向こうの音楽を体で覚えていたのかと思うくらいでした。その後日本に戻られたのは小学校3年生で、どのような形でアニソンに触れられたのでしょうか?

亜咲花 帰国してすぐの時は、日本に馴染もうという気持ちが強かったので日本の文化にすごくこだわっていました。そこから数年経ってから、心の余裕ができた時に歌もいいなと思えるようになり、そのときに身近にあったのがアニソンでした。日本で言う深夜アニメは向こうでは放送されていなかったので、3年遅れくらいで「涼宮ハルヒの憂鬱」とか「らき☆すた」といった作品にハマったんです。とくに「ハルヒ」の「ハレ晴レユカイ」は、「キャラクターが踊って歌うんだ!」とすごく衝撃を受けましたね。それでアニメとかアニソンについて調べていたときに「マクロスF」で歌われていたMay’nさんを見て、アニソン歌手という職業があるんだということを知り、自分もアニメが好きだしアニソンを歌う仕事をやってみたいなと思ったのがこの道に入るきっかけでした。

――今年のアニサマはいかがでしたか?

亜咲花 もう、初っ端から「ハレ晴レユカイ」で号泣でした(笑)。やっぱり自分の人生を変えてくれた曲なのでそれを生で観られたというのはすごく嬉しかったです。

――亜咲花さんから見たアニソンの魅力はどんなところにありますか?

亜咲花 アニソンはアーティストだけのものではなく、アニメがあってのものだと思うので、アニメの良さとそのアーティストを自身の良さを出せるのが魅力だと思います。曲は自分ひとりでも出そうと思えば出せますが、アニメのタイアップがなければアニソンではないですよね。 アニメが関わってくることで曲調もそれぞれ変わってくる。そうしたところもまた、アニソンの魅力のひとつなのではと思います。

――デビューのときからそういう思いを載せようと思われていたんですね。

亜咲花 はい。ずっとアニソン歌手を目指してきたので、いざ自分もアニソン歌手になった時に、一人で歌うのだけではなくアニメも抱えているので、それを背負い切れるのかなという気持ちは同時にすごくありました。

――亜咲花さんはTVアニメ「Occultic;Nine –オカルティック・ナイン-」のエンディングテーマ「Open your eyes」でデビューされ、今回の「Play the game」は同作のゲーム版のOPテーマソングです。作品についての印象はいかがでしたか?

亜咲花 私自身、オカルトが好きなのでとても嬉しかったです。それに主人公たちが自分と同じ高校生だったので、すごく感情移入して読むことができました。私は吉祥寺の学校に通っていたことがあって、作品の舞台も吉祥寺なので、知っている場所が出てくるというのはすごくリアルで、現実世界が作品の舞台になっていることで私自身もとても親しみをもちました。

――アニメのエンディングテーマ「Open your eyes」で主題歌として一度形にして、今回ゲーム版の「Play the game」でまた作品に向かう上ではどのようなことを考えましたか?

亜咲花 今回のお話をいただいた際に、歌詞を読む前に改めてもう1回、作品を見直しました。それで記憶が新鮮なうちに歌詞を読んだときに、主人公の我聞悠太くんとそのお父さんの親子愛や絆を描いた「父と子の絆の物語」だと解釈しました。

――楽曲を聞いての印象はいかがでしたか?

亜咲花 曲を聴いた時にはDJというかミラーボールがすごく似合いそうな楽曲だなと思いました。歌詞の中に「止めないでレディオDJ」というフレーズがあって、それがすごく印象的だったので、ここがこの曲のキーワードだと思いそこの部分に注意しながらレコーディングしました。

――この言葉の頭を立てているのは意図してのことだったんですね。

亜咲花 はい。「止めない」という言葉をいかに歌で伝えようかと試行錯誤をしました。最初は流れる感じで感情を込めて歌ったのですが、それでは全く伝わらなくて、アクセントを付けてみたらすごくその感じが出たので、その方向で進めていきました。あとは間奏のあとで「きっとあの日に帰るから」という歌詞があるのですが、そこはメロディとともにメッセージ性がすごく強いなと思ったので、悠太くんの孤独感や哀愁感を漂わせながら歌うように気をつけました。

――言葉をすごく大事にされていて、その気持ちを強く載せようという意思を強くお持ちなんですね。

亜咲花 やっぱり作品あっての楽曲なので、自分の立場に置き換えて「私が悠太くんの立場だったら」という形ではなく、「悠太くんだったらこう思う」と歌おうと。もし自分が歌いたいやり方があったとしても、キャラクターの気持ちを出す別の表現方法があればそちらを重視します。言葉一つ一つどこで切ろうとか歌い回しというものをひとつひとつ気をつけながら歌っています。

――冒頭の英語の歌詞の部分はどのように歌われましたか?

亜咲花 ここだけはなるべく洋楽っぽく歌うようにしました。すべて洋楽風に歌ってしまうとちょっと違うなと思ったので、楽曲の中で洋楽チックに聴けるような発音とかエッジボイスを使うように心がけました。

――そうした歌としての英語はどのような形で見つけられたのでしょうか?

亜咲花 私が洋楽を聴いて「こういう風なのが洋楽らしさかな」と思ったものを自己流で採り入れている形ですね。最近ですとアリアナ・グランデさんとかケイティ・ペリーさんとかを聴いて覚えています。

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