INTERVIEW
2017.10.25
アプリコット・レグルスを知るためには、まず「スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~」について基本的な知識を押さえないといけない。第1回目となる今回は、メーカー広報顔負けの知識を誇る篠宮明佳里役・富永美杜、藤代 渚役・秋田知里、桐原香澄役・宮崎珠子、上月真央役・鷲見友美ジェナ、水沢 薫役・馬場なつみの5人に、「スクスト」やアプリコット・レグルスの魅力、そして、声優ユニットとしての活動について語ってもらった。
――「スクメロ」はどのようなゲームなのでしょう?
秋田知里 「スクールガールストライカーズ」から生まれたアイドルリズムアクションゲームです。「スクスト」の世界の別の可能性の物語ということで、五稜館学園の生徒たちがアイドル活動をしています。そのアイドルのひとつが私たちアプリコット・レグルスで、いちばん新しいユニットです。キャラクター固有の衣装でもアイテムがあればほかのキャラクターに着せることができたり、ライブ・シーンのモデリングもメンバーごとに違う動きをしていたり、そういった部分がほかのリズム・ゲームとは違うユニークな部分です。
鷲見友美ジェナ 「スクメロ」は、メンバーがダンスをしているMVを観ながら、ノーツ(音符)をタップするので、好きなメンバーが踊っているところを観ながらゲームも楽しめるという2重の楽しみがあります。
富永美杜 メンバーを自由に編成できて、自分の推しキャラクターを集めてライブできるのがすごく楽しいです。
秋田 それぞれで差が出るよね。
宮崎珠子 チームはそれぞれあるんですが、アプリコット・レグルスから(篠宮)明佳里ちゃん、アルタイル・トルテから(美山)椿芽ちゃんという感じで、自分の好きなメンバーでチームを組むことができるんですね。メインのシナリオとしてはチームで一緒にいることが多いです。
富永 チームによって楽曲のジャンルも違って。
鷲見 私たちのグループはポップな感じが多いんです。
富永 元気で明るくて、一生懸命進みます! という曲が多いんですが、先輩チームはむちゃくちゃカッコよくて。
鷲見 EDMがあったり。
秋田 ダンスもカッコいいし。
富永 バンドっぽい曲があったり。
宮崎 曲のジャンルも広くないですか?
秋田 アイドルって言うとかわいい曲のイメージがあると思うんですが、バラードっぽい曲もあったり、いろいろな曲もこのゲームの強みだと思っています。
鷲見 チームごとの曲がありながらも、それぞれのキャラクターにフィーチャしたメインの曲があるのもキャラクターの魅力を引き出せる点なのかな?
富永 別チームのキャラクターでユニットを組んだときの曲もあって、それが物語と連動して出てくるのもいいところだと思います。
秋田 「スクスト」本家がシリアスな物語で、みんなの笑顔がなくなっちゃうんじゃないかという一方で、こっちのチャンネルではみんな笑顔で和気あいあいとしていて、「スクスト」では見られない“この子の笑顔が「スクメロ」では見られるんだ”という点で、どちらも楽しめていいですよね。
馬場なつみ ほかのリズム・ゲームはレーンがあってそこにノーツが重なったときにタップすることが多いんですが、「スクメロ」は画面全体にノーツが出てくるのが今までのリズム・ゲームにない部分で、それがすごく楽しくて。これまでのレーンのゲームはどれでも同じようにクリアできていたのが、「スクメロ」はなかなかうまくいかなくて。でもそれがリズム・ゲーム好きな人には絶対にハマる部分だと思っています。
――皆さんリズム・ゲームはしますか?
秋田 ゲームはやるんですが、リズム・ゲームはあまりやったことがなくて、「スクメロ」がほぼ初めてです。スマートフォンでここまでクオリティの高いゲームがあるんだと驚きました。やり込むと楽しくなってきて、一番上のレベルとかもクリアできるようになって。薫が唯一リズム・ゲームをやり込んできているよね。
馬場 私、アーケードの「CHUNITHM」とかもやっていて、あちらは体全体で遊ぶんですが、「スクメロ」は指全体で遊ぶ感じで。それが新しくて楽しいです。
宮崎 最初は難しく感じるかもしれないんですが、EASY、NORMAL、HARD、EXPERTと4種類モードがあって、順にクリアしていくと「なんだかできるぞ!?」という感じなるので、最初の難しさができたときの快感に繋がるんです。できると本当に気持ちがいいんですよ。
鷲見 自分に合うリズムの設定もできるので、それぞれの体感でノーツを打てるのも新しいのかな? それぞれに合った楽しみ方ができますよね。
秋田 初めて体験させていただいたときに(タップを)まったく押せなくて。押すタイミングもわからなかったので、シューティング・ゲームみたいにやっていたんですが、慣れてくるとリズムに合わせてノーツが出ていることに気付いたりして、「ここか!」というのがわかってきて。そうするとやっと後ろでダンスしていることも見えてきて。
鷲見 歌詞に合わせているところや、ベースの音に合わせていたり、いろんな音に合わせてノーツが出てくるので、音楽を楽しむという点でも体感できるリズム・ゲームになってます。
富永 歌詞に合わせたノーツだと、跳ねる歌詞に合わせてノーツも跳ねていて、駆け上がる歌詞だとノーツも斜めに駆け上がっていって。そこが連動してていいんです。
宮崎 難しいうちは2Dモードという背景が静止画のモードあるんです。それにしていただければ背景に気を取られることなく遊ぶことができます。EXPERTモードをクリアするとMVを観られるので、そこまでは2Dで遊んで、ダンスはMVで楽しむこともできます。
馬場 私はキャラを見ていると周りにノーツが出てくるのが見えて打てます……。ダンスを見ているときに周りにぼやっとノーツが見えるので、それをタップすればいいんです。それくらいの感じで大丈夫ですよ。
――……すごいですね(笑)。
鷲見 3Dで画面が動くことがプレイしづらいということなら2Dに。2Dでもやりづらいということであれば、画面の明るさ調整もできますので、自分のいちばんやりやすいやり方でやっていただけたらリズム・ゲームを心から楽しんでいただけるのではないかと思います。
宮崎 あと、フル・ボイスなんです! カードにボイスがついていて、それを聴くこともできるんです。
富永 システム・ボイスもキャラクターごとに違うので、私は毎日変えています。いろいろなキャラクターの言い方が聞けるのがうれしいです。
――皆さん「メーカーの方なのか!?」と思うほどの詳しさですね(笑)。
――では、アプリコット・レグルスはどんなユニットなんでしょうか?
秋田 新人ということで先輩アイドルに追いつこうということから始まって、メンバー内で揉めることもあるんですが、みんなステージに立ってお客さんに笑顔を届けたいというのは同じだから前に進んでいく、そんなユニットです。
富永 最初は穴埋めのメンバーだったんです。真央ちゃんのステージに穴が開いてしまってそれを助けたいと思ってユニットが結成されるんです。
鷲見 そうですね。いろいろあって真央がひとりになってしまうんですが……。
富永 それを助けたいということで明佳里と幼馴染たちで話し合って、ステージをやろうとなって、真央ちゃんも仲間に入れて。薫ちゃんは最初裏方をやるのですが、すごい実力の持ち主だということを発見して、仲間に入れてできた5人なんです。そこからさらに上をめざしていきたいとなるのが、私たちアプリコット・レグルスの物語なんです。
鷲見 意図して生まれたグループではないんですが、みんなで頑張っていきたい、上をめざしていきたい、一度きりの奇跡じゃないということで、みんなで成長していくところが見られるのがアプリコット・レグルスだと思っていて。それだからこそ、これからの成長がいちばん楽しみなユニットなのではないかなと。
――ユーザーと一緒に成長していけるわけですね。初めてプレイをしたところからEXPERTがクリアできるようになるまで(笑)。
秋田 MVが観られるようになるまで時間はかかると思いますが(笑)、慣れてくればいけると思います!
馬場 そのうち見えてきますから、真ん中を見てるだけで周りが見えてくるので(笑)。
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