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INTERVIEW

2017.09.20

これまでの歩みが詰まった22/7のデビュー・シングル「僕は存在していなかった」リリース・インタビュー

グループ名にちなんだ2017年7月22日に初ライブ・イベントを行い、その場でデビューとアニメ化を発表した、秋元康プロデュースのデジタル声優アイドルグループの22/7がついに「僕は存在していなかった」でCDデビューを果たす。配役が決定している8人に、それぞれのパーソナリティを感じさせる話とデビュー・シングルに込めた思いを伺ったところ、“11人でひとつのグループだ”という思いが口々に飛び出し、感極まってしまう場面もあるなど、彼女たちの絆の強さを感じさせるインタビューとなった。力強い意志を持った彼女たちの声をぜひ聴いてほしい。

キャラクターと二人三脚をしていくデジタル声優アイドルたち

―22/7の皆さんには初めてのインタビューです。まずは自己紹介代わりに、22/7のオーディションへ応募したときの動機や、その際に行なったアピール・特技などを教えてくれますか?

帆風千春 私は声優志望でこのオーディションを受けたのですが、どんなアピールができるかなと思ったときに、子ども相手にした手遊びを覚えていたので、それをしてみました。声も聞いていただけるし笑顔も見せられるので、これもアイドルとしてのパフォーマンスに通じるかなと思って。

帆風千春(佐藤麗華 役)

倉岡水巴 私も元々声優になろうと思っていたのですが、体調を崩して入院中にTVであるアイドルさんを観ていたときに、そのキラキラした笑顔にすごく勇気づけられて本当にスゴいなと思ってこのオーディションを受けたんです。まさか自分が(アイドルに)なるとは思っていなくて今でもすごく不思議な感じなのですが、なったからにはファンの方を自然と笑顔にしてあげられるようなアイドルになりたいなと思っています。

倉岡水巴(河野都 役)

白沢かなえ 私はアイドルが好きで、なかでも坂道シリーズ(乃木坂46、欅坂46)さんが大好きで応募したのですが、これまでオーディションは受けたことがなかったので、人に見せるような特技を持っていなかったんです。特技といえば何か物を作ることくらいで。でも、自分のありのままを出すことが大事だと思って、今まで作ったアクセサリーを持って行って審査員の方にお見せしたところ、声を上げて喜んでいただけました。

白沢かなえ(丸山あかね 役)

西條和 私は人前に出ることも人と関わることも苦手だったのですが、そんな自分を変えたくて、自分を追い込んだら何か変わるかなと思って応募しました。オーディションでもアピールできることは特になくて、今お話した志望動機と自分の好きなものについてお話しました。好きなものは、地下鉄のホームに行くときの階段のにおいと石鹸を切っている動画を見ることです。それを言ったらすごく笑われました(笑)。

西條和(滝川みう 役)

海乃るり 私もあまり特技がなくて、オーディションのときに「何か爪痕を残さなくては」と考えて、“デスメタル調のヤギのモノマネ”をしました(笑)。高校の学芸会のときに声を出してマネをしたら、なぜか周りに「それってデスメタルだよね?」と言われて、それからは特技にしていて、今もプロフィール欄に載せています。

海乃るり(戸田ジュン 役)

天城サリー 私はロサンゼルス出身で英語とスペイン語が話せるので、オーディションではそこをアピールしました。アメリカにはツッコミという文化がなくてノリだけで終わるんです。なので、日本でのお笑いとはまた違った表現ができるんじゃないかなと思っています(笑)。

天城サリー(藤間桜 役)

花川芽衣 私もこのオーディションが初めてで、何をしたらいいかさっぱりわからなくて、何か面白いものはないかなと探して、急いで覚えた英語の早口言葉をしたら審査員の方がすごく笑ってくださいました。 これからも何か変わったものを見つけて自分の個性を出せていけたらと思っています。

花川芽衣(斎藤ニコル 役)

宮瀬玲奈 私はオーディションのときはアドリブでどんな特技をお見せしたか覚えていないんですけど、演技の練習を家でずっとやっていたことは覚えています。3つのセリフからひとつを選ぶものだったので、そのなかで「このオーディションに受かりたい」という自分の気持ちが一番乗ったセリフを選んで、それで受けました。これからデビューするにあたってワクワクする気持ちもありますが、アイドルとしての責任感を持って、応援してくれる方を元気にしていけたらなという気持ちでいます。

宮瀬玲奈(立川絢香 役)

―皆さん、今までレッスンなどを通じて同じ時間を過ごしてきたと思いますが、これまででどんなところに、22/7の特徴や自分たちらしさといったものを感じましたか?

天城 デジタル声優アイドルということで、モーションキャプチャーで私たちのダンスを指先までキャラクターのパフォーマンスに取り込んでいるので、よりキャラクターとの距離が近い存在として活動できるんじゃないかなと思います。

帆風 22/7はキャラクターが先にあって、その声優を募集するということで集まったグループなので、キャラクターとの二人三脚というか、リンクしていくことがすごく大切なグループだなと思います。

天城 あと、私たちはとにかく仲がいいところが特徴ですね。 以前スタッフさんにも言われたのですが、女の子がこれだけ集まると空気がギクシャクしがちになるそうなんです。でも私たちにはそれがまったくなくて。私もそう思いますし、それぞれみんなすごく個性があって、それでいてひとつになれるのはこのグループならではかなと思います。

帆風 初めてのときはみんな人見知りしていたんです。でもそのときに宮瀬玲奈ちゃんが写真を撮ろうとか積極的に声をかけてくれて、それをきっかけに皆でどんどん話すようになりました。

宮瀬 私も人見知りするほうなんですけれども、これから何年も一緒にいるグループになるから初日に一人ひとりと仲良くしたいと思って、喋りかけていました。私が何かをしたというわけではなくて、どんどん輪が広がっていく感じでうれしかったです。

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