『響け!ユーフォニアム』主題歌の先へ―― 2ndアルバム『Around the TRUE』リリース記念 TRUEインタビュー!

かけがえのない経験をした「DREAM SOLISTER Movie Ver.」

――「TRUE COLORS」は、これもご自身の名前を冠し、アルバムにおいて重要な位置づけの曲かと思います。この曲のコンセプトは?

TURE この曲はTRUEとしてデビューしたときから、いつか使いたいと思っていたタイトルでした。これまでもこのタイトルで発表しようと思えばできたのですが、その時ではないと思っていて。今回、渡辺拓也さんにお願いした曲が届いたときに、この曲ならこのタイトルで作れると思ったんです。生まれたときから見ていた風景、聴いてきた音楽、出会った人、記憶に残っているもの、残っていないものをひっくるめて今の私を形作っていると思います。そう思えるのも支えてくれる人がいるから。今この環境があって、さらに今回のアルバムが『Around the TRUE』というタイトルだったからこそ、これまでの自分の軌跡を振り返ることができる曲が作れたと思います。

――歌詞を書くのに時間はかかりましたか?

TURE ずっと心に秘めていたタイトルと内容だったので、悩んだというよりも、そのまま素直に出てきた感じですね。やっと書けたなという感じです。今まで自分が書いてきた言葉とか出会った人とか、すごくいろんな人や風景を思い出しながら書いていましたね。

――収録はどんな思いで臨まれましたか?

TURE すごく素直な感じでした。私は常に収録にはニュートラルに臨むんです。書くときに葛藤はあるけれども、マイクに立つときは覚悟があって、ディレクションも自分でしているので、迷いもなくいつもどおりに歌った感じで、自然に出てきているものを受け容れている感じです。どちらかというと「ヒカリ」の方が、気持ちを抑えて歌った感じですね。やっぱり「ありがとう」という気持ちが大きいぶん、それが大げさなことではなく日常にあるものという感じで歌いました。

――そしてアルバムの最後に収録されているのが「DREAM SOLISTER (Movie Ver.)」です。

TURE これはボーナストラック的な扱いなのですが、この曲なくしては1stアルバムから2ndアルバムへの私は語れないなと思ってプロデューサーにお願いして入れていただきました。この曲では私はもともと(吹奏楽収録の補助としての)仮歌のつもりで現場に行ったのですが、歌ってみたらあまりに良くて私自身も気持ちが良かったんです。80~90人の演奏と一緒にせーので歌うという経験はなかなかありません。自分が指揮者と同じくトップにいなくちゃいけないというあの緊張感はこの1年間において得難いものがありましたので、絶対にこのアルバムには必要な曲だなと思いました。

――ライブレコーディングということもあり、空間感とか大勢を背負っている感じとか、とにかくスゴい迫力でした。

TURE 間違えると演奏が止まりますからね。生徒さんで間違えちゃう子がいるともうかわいそうで。そんな中ですから私も間違えられないという緊張感もあり、いい経験でした。最初はみんな指揮に合わせて淡々と演奏することに慣れてしまっていて、歌のグルーヴ感というのを伝えるのがすごく難しかったんです。私はクリック音を聴きながら歌うことをしないので、一度クリックを切ってみましょうと提案して歌ってみたところ、私の息遣いをちゃんと全員が聴いて演奏してくれてピタッと合ったんです。あれはなかなか味わえない感動でしたね。

――特典には1stライブの映像を収録したBlu-rayが付きますが、今となっては聴けた人がレアな公演だったそうですね。

TURE 本当に最初は小さく、でも私には精一杯の会場でした。ありがたいことにチケットは即完で、ぎゅうぎゅう詰めで、熱狂というか発狂のような感じで本当にスゴくて、来ていただいた方も改めてこのBlu-rayでもう一度観ていただくと、こんなことが行なわれていたんだと確認できると思います(笑)。来られなかった方はぜひここで味わっていただければと思います。初々しいですよ(笑)。

――ステージ上のご自身はどんなようすだったんですか?

TURE 一生懸命すぎて、今見ると恥ずかしいです(笑)。歌も伝えることに精一杯で、お客さんの扱いもぞんざいで(笑)。MCでもまだ互いに距離を測っているから、一生懸命伝えたいことを噛み締めて喋っている感じです。たった1年前のことなのに今のライブとは全然別モノですね。

――逆にそれだけ1年が大きかったわけですね。

TURE そうだと思います。イベントにもたくさん出していただいて、地方にも海外にもたくさん行けたりして、経験したものがすごく大きかったんだなと、自分でこの映像を観て改めて思いました。

――何がその成長に繋がったのでしょうか?

TURE 自信が大きいのかもしれません。1stワンマンのときはステージに立つのが怖くて怖くて。でも、2ndワンマンのときは絶対に楽しんでくれるという自信があったので、出ていくときも楽しくてウズウズして「まだ始まらないかな?」と思ったくらいなので、たぶん自信がついたからですね。お客さんも楽しめるという確信があって来てくれているから、1曲目から反応が違いましたね。

――少し先の話ですが6月からは初の東名阪ツアーが、そして7月15日には追加公演のバースデーライブも。

TURE 楽しみです。大阪にしろ名古屋にしろワンマンライブをすることがこれまでなかったので、周辺にお住まいの方に、ライブの1回しかない感動をぜひ一緒に作って行けたらなというその気持ちだけですね。そしてバースデー当日にライブができる機会はなかなかないので、特別な日にしたいと思って、いろいろ企画している最中です。皆さんの想像以上のものを出せる準備をしているので、ぜひ遊びに来ていただければと思います!

Interview&Text By 日詰明嘉


●リリース情報
2nd アルバム
『Around the TRUE』
2月22日発売

【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
170221-yh-1535

品番:LACA-35627
価格:¥4,800+税

【通常盤(CDのみ)】
170221-yh-1540

品番:LACA-15627
価格:¥3,000+税

<CD>
1.Rainbow The Daydream
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:EFFY
2.サウンドスケープ(TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』OP主題歌)
作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也 編曲:EFFY
3.アイワナビ
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:オオヤギヒロオ
4.STEEL -鉄血の絆-(TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血の絆』ED主題歌)
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:宮崎 誠
5.飛竜の騎士(TVアニメ『最弱無敗の神装機竜』OP主題歌)
作詞:唐沢美帆 作曲:矢鴇つかさ(Arte Refact) 編曲:酒井拓也(Arte Refact)
6.グレースケール
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:南田健吾(onetrap)
7.RIPTIDE
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:神田ジョン
8.Divine Spell(TVアニメ『レガリア 〜The Three Sacred Stars〜』OP主題歌)
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)
9.鍵のない鳥籠
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:中山真斗
10.ボイスグライダー
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:山下洋介
11.海底のお城
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:EFFY
12.ヒカリ
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:h-wonder
13.TRUE COLORS
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:渡辺拓也
14.DREAM SOLISTER(Movie Ver.) (『劇場版 響け!ユーフォニアム』主題歌)
作詞:唐沢美帆 作曲:加藤裕介 編曲:松田彬人

<Blu-ray>
TRUE 1stワンマンライブ(2016年3月6日(日)下北沢GARDEN)の映像をノーカット収録

●ライブ情報
TRUE TOURS 2017 鶴子と鶴男の三日間 ~Around the TRUE~
6月25日(日)開場16:00/開演17:00【東京】新宿BLAZE
インフォメーションダイヤル 03-5793-8878(平日13:00~18:00)

7月8日(土)開場17:30/開演18:00【大阪】梅田Shangri-La
キョードーインフォメーション 0570-200-888(全日10:00~18:00)

7月9日(日)開場16:00/開演16:30【愛知】名古屋APOLLO BASE【チケット完売】
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(全日10:00~18:00)

チケット料金:スタンディング 5,724円(税込)
※整理番号順入場 ※入場時別途ドリンク代必要 ※3歳以上有料

追加公演
TRUE TOURS 2017 鶴子と鶴男のお誕生日感謝デー ~Around the TRUE~
7月15日(土)開場17:00/開演18:00【東京】恵比寿 LIQUID ROOM

≪ 追加公演アルバム封入先行≫
受付期間:2月22日(水)12:00~3月15日(水)23:59
※詳細は「Around the TRUE」封入チラシをご確認ください。

関連リンク

TRUEオフィシャルサイト

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