RAB(リアルアキバボーイズ)のじゆう帳! 第3回 ゲスト:PENGUIN RESEARCH Part2:マロン&ムラトミ×新保恵大&柴崎洋輔 編

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レペゼン秋葉原のアニソン・ダンスパフォーマー、RAB(リアルアキバボーイズ)がアニソンとダンスを繋げる連載をリスアニ!WEBにてスタート!第3回は 1月29日にRABとの対バンが決定しているPENGUIN RESEARCHの皆さんをゲストに迎えてお送りしています!3部構成でお届けするスペシャル企画、第2弾はRABからマロン&ムラトミ、PENGUIN RESEARCHから新保恵大さんと柴崎洋輔さんによる2対2の対談をお届け!

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――今回はPENGUIN RESEARCHから、ドラムの新保さんとキーボードの柴崎さんにお越しいただきました。この4人は面識はあるのでしょうか?

マロン 先日のニコニコ超パーティー2016で面識はあるんですけど、がっつりは話していない感じですね。

新保恵大 僕らの曲で踊ってくれている動画とかでは拝見しているんですけど、ちゃんと話すのは初めてです。

マロン ちゃんと目を見合ったのは初めてですね(笑)。

ムラトミ 人見知りなんで、緊張しちゃって。

柴崎洋輔 4人とも人見知りなんですよ。事故が起こるんじゃないかと(笑)。

――この4人の回が一番どうなるかわかりませんね(笑)。RABはPENGUIN RESEARCHの楽曲でダンスをしたり、PENGUIN RESEARCH側もRABの動画を見たことがあったそうですが、お互いのグループについての印象はどのようなものなのでしょうか?

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マロン PENGUIN RESEARCHさんは格好良いイメージがすごくあって、僕らとは違う世界の人っていう印象がありましたね。バンドマンとオタクといったら、大分違う世界に住んでいるイメージがあったんですけど……今日会ってみたらちょっとフィーリングが似てるなって(笑)。

新保 そうなんですよ!とどのつまりバンドマンって結構オタクが多いんです。

マロン そうなんですか!?

新保 機材を追求したりひとつのことに没頭することが多くて、よーよー(柴崎)も鍵盤の機材とかを探究するのが無茶苦茶好きなんですよ。そういう人がバンドマンにすごく多くて、だから似てる所はあるのかなと思います。

ムラトミ キーボードとか鍵盤って、結構高かったりするんですか?

柴崎 キーボードの機材は結構高いですね。

ムラトミ いくらくらい……?

柴崎 僕が持ってるやつだと1台3~40万のものもありますよ。

ムラトミ はあー、すっげえ!俺らの必要なものって言ったらねえ、靴がちょっと高いくらいですよ。

マロン チェックシャツもまあ、ユニクロで売ってますし……。

全員 (笑)。

新保 ユニクロなんですか!?

マロン はい、もうこれ4年くらい使ってます。着替えも超早いですよ。色んな演者の方と一緒に出るイベントとか、皆さんすごく時間を掛けて準備するじゃないですか。俺たちこれ羽織って終わりですからね。

新保 でも本当にダンスがキレッキレで、格好良いですよ。

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マロン ありがとうございます!いやでも僕たちからすると、音を作り出すというのは一番すごいなと思うんですよ。僕らは音がないと踊れないので。

新保 僕らからすると、逆に身ひとつでやっているのがすごく格好良いなと思いますよ。僕とか楽器を取られたら何もできなくなっちゃいますから。

柴崎 楽器なしじゃステージに立てないですからね、僕らは。

マロン なるほどね。

ムラトミ そうなるんだね。

新保 僕らはドラムとキーボードなので、前に出て動いたりしないんですよ。ワンマンライブの時にふざけてちょっとボーカルの立ち位置に立ってみたんですけど、一気に超不安になるんですよね。自分を守ってくれるドラムセットがあるのが当たり前みたいになっちゃっているので。

ムラトミ わかります俺も。俺もいつもダンスを踊っている時に、あまりセンターに立ちたがらないんですよ。できる限り右端が良い。俺自身を発揮できる(笑)。だからわかります、その感じ。

新保 僕もそうですね。一番前とか、変な位置に立たされると困っちゃうんですよ。「早く帰りたい」みたいな(笑)。

マロン ちょっと聞きたかったんですけど、バンドをやっている方ってモテるんですか?

柴崎 いや、モテないですよ(笑)。

新保 「バンドをやっているモテる奴」はモテるんです。「バンドをやってもモテない奴」はモテないんですよ。今までずっとバンドをやってきて、結構これは真理だと思います。

マロン なるほど……。結局は人によるんですね。

新保 本当にそうなんですよ。結局やっぱり、小学生くらいから決まってるんですよ……。

全員 (笑)。

――ダンスとバンドは違えど皆さん音楽に関わってきたということで、それぞれの音楽的ルーツはどこにあるのでしょうか?

マロン 音楽で言ったらやっぱり、90年代J-POPは相当僕たちの中にありますね。とにかく90年代J-POPって、そのままアニソンに使われることが多かったじゃないですか。特にアニメのタイトルとか叫ばないで、普通のJ-POPをそのまま当てはめることが多かったんですよ。だからある意味J-POPが僕らにとってのアニソンだったというのもあって、すごくすんなり入ってきた感じはありますね。

ムラトミ 僕もテレビっ子だったので、アニメやドラマの音楽を聴いてました。そのままジャンルも知らずに成長して、ちょっと大人になった時に「音楽ってジャンルがあるんだ」って思ったくらいです。なのでバックボーンと言うか、体が動いたらそれが好きな音楽って感じで聴いてましたね。

――新保さんと柴崎さんは、アニメを見たりアニソンを聴いたりするのでしょうか?

新保 僕は小学校の時に『ポケモン』がめちゃくちゃ流行って、初めて買ったCDが8cmシングルの「めざせポケモンマスター」でした。その後僕の世代だと、『デジモンアドベンチャー』が流行ったんですよ。

ムラトミ うわー、俺も買った買った。

新保 「Butter-Fly」が入ってる7曲入りのアルバム(※『デジモンアドベンチャー・シングルヒットパレード』)があって、小学生の時はそれを毎朝聴いてましたね。EDテーマとか「Seven」っていう和田光司さんの挿入歌とか、毎朝歌いながら学校に行ってました。そういう所から、アニソンは昔から身近にありましたね。

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――その後中高生になるにつれて、聴く音楽はどのように変化していったのでしょうか?

新保 J-POPだと、最初は親の影響でサザンオールスターズや小田和正さんを聴いていました。Mr.Childrenとか、歌モノが好きだったんですよ。……なんですけどちょっと道をどこかで踏み外しまして、SEX MACHINEGUNSを聴いて「これが世界一格好良い音楽だ」と思うようになりました。そこからメタルの道にどっぷりハマっていって、高校生の頃はハードロックをずっと聴いていましたね。で、大学生になってサークルの人たちの影響で色んな音楽を聴くようになって、そこでまたアニソンに戻ってくるんですよ。その時にちょうど『涼宮ハルヒの憂鬱』だったりとか……。

マロンムラトミ ああー。

新保 あとは『School Days』が流行っていて。

全員 (笑)。

――作品が一気にコアになりましたね(笑)。

新保 その頃にアニメが僕の中で再ブームになって、そこでアニソンというものが中高生の頃に聴いていたハードロックと意外とリンクしたんですよ。水樹奈々さんだったりとか、改めて聴いてみたら「めちゃくちゃハードロックじゃん!」と思ったり。そこでまたアニソンを聴き始めましたね。

――柴崎さんは幼い頃からずっとキーボードをやってらっしゃったとのことですが、どんな音楽を聴いて育ったんですか?

柴崎 マニアックなジャンルなんですけど、フュージョンというジャンルがあるんです。F-1のテーマを演奏しているT-SQUAREというフュージョンバンドをエレクトーンの先生が好きで、僕も好きで聴いていましたね。

マロン へえー、フュージョンってジャンルがあるんだ。

新保 渋い。

ムラトミ そういう「マニアックだねー!」っていう感じって、バンドの人たちってなんて言うんですか? 「結構深いとこいくね」みたいな。

――ダンスの方では何か言い方があるんですか?

ムラトミ 「ドープ」って言いますね。

マロン 俺たち頭悪いんで、とりあえず「ドープ」って言っとけば良いみたいな所ありますね(笑)。

新保 なんて言うかな僕ら。僕だけかもしれないですけど、探究することは「ディグる」って言ったりしますかね。

マロン ああー、DJの人たちもディグるって言いますよね。

新保 「掘る」という意味ですね。

ムラトミ へえー、面白い。

――柴崎さんはかなりドープな小学生時代を送られたということで(笑)。そこからどんな風な変遷を辿ったのでしょうか。

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柴崎 中学時代はそれこそ「歌モノは一切聴かない!」みたいな感じで、フュージョンをずっと聴いていました。

マロン・ムラトミ ドープだねえ~(笑)。

柴崎 高校になって友達がギターをやっていたり、バンドを組んだりして歌モノも聴くようになりました。アニソンも演奏する機会があって、キーボード的には音数が多くて音色も沢山使うんですよ。それで「アニソン弾くの楽しいなあ」って思い始めましたね。

――そこからお好きだと公言されている『俺妹』に辿り着く訳ですか?

柴崎 『俺妹』に関しては、僕は千葉出身なんですよ。作品の聖地が千葉ということで、高校生の時に姉がTSUTAYAで『俺妹』を借りてきたんです。僕はそれまで一切アニメも見ていないし、漫画も買ったことがなかったんですよ。

ムラトミ 『俺妹』が初アニメなんですか!?

新保 すごいな!

マロン 最初にしてはハードル高くないですか!?

柴崎 周りのアニメオタクの人たちに「期待の星だね」とすごく言われました(笑)。最初は千葉が舞台なので「見たことある場所だ!」と思いながら見ていたんですけど、徐々に「桐乃可愛いな」と思い始めちゃって……。

マロン 桐乃派なんですね。

柴崎 桐乃派です。ツンデレ最高です(笑)。

――RABの皆さんから新保さんと柴崎さんにオススメのアニメはありますか?

ムラトミ もう知ってると思いますけど、『君の名は。』ですかね。映像と音楽がマッチしていて素晴らしかったです。ちょっとマニアックな話で言うと『君の名は。』の前に『秒速5センチメートル』とかがあって、新海誠監督が元々の切ない感じからどんどんどんどんハッピーエンドに向かってく……その成長みたいなものを……俺は感じたよ!

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全員 (笑)。

マロン 新海誠監督の成長を感じたと。何様だよって感じですけど(笑)。

新保 『秒速』は僕、小説も読んだんですよ。報われないって訳じゃないですけど、結局主人公とあの女の子はすれ違ったまま終わっちゃうじゃないですか。

ムラトミ そうそうそう、ねえ。

新保 だから今回の『君の名は。』も、途中から「そうなるんじゃないかな」みたいに思っちゃったんですよ。

ムラトミ なんかほら、桜のやつとかね!

新保 結局皆が助かった未来になるじゃないですか。だからその時点で「満足です、ありがとうございます」みたいな感じになりました(笑)。

柴崎 僕はその逆パターンなんですよ。『君の名は。』を見た後に、新海監督の作品を見返したんです。『秒速5センチメートル』を見て、何か見たことある演出だなと思ったら「あっ、そっちかーい!」って(笑)。

新保 是非小説版を読んでください。手紙の内容とか、色々ありますから。人の心を抉る作品ですよ(笑)。

マロン 『秒速』を見た人は全員、『君の名は。』のラストシーンで「やべえやべえやべえ!」って思いますよね(笑)。

ムラトミ 誰もが思うでしょうね。ちょっと話が戻るけど、作品自体はもちろん音楽もすごく良かった。

新保 映像とリンクして素晴らしかったですよね。

マロン ミュージックビデオ風というか、テンポが良くて新しかったですね。

ムラトミ もしね、いつかPENGUIN RESEARCHさんが新海監督の作品で使われた時には、どこかの背景で良いんで「実はRABが踊ってるー!」みたいな感じで使ってくれたら嬉しいですね(笑)。

新保 是非コラボでよろしくお願いします(笑)。

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