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2014.06.18

故郷・北海道に錦を飾る!ジブリ最新作『思い出のマーニー』にTEAM NACS全員の出演が決定!

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7月19日に劇場公開されるスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』に、作品の舞台・北海道に縁のあるサプライズキャストとしてTEAM NACS全員の出演が決定した。

ジブリ史上初のWヒロイン高月彩良&有村架純に加え、松嶋菜々子、寺島 進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木 瞳という豪華キャスト陣が発表され、制作もいよいよ大詰めを迎えている『思い出のマーニー』。原作はイギリスが舞台だが、本作はその舞台を北海道に移している。劇中で描かれる架空の海辺の村は北海道ならではの広大な湿地や青々とした森に囲まれ、その美しい自然は、主人公の杏奈がマーニーと心を通わせていくのに欠かせない要素となっている。
そんな“北海道”という地を愛し、1996年の結成以来18年もの間、活動の幅を全国区に広げながらも地元でも活躍し続ける“TEAM NACS”全員が、スタジオジブリ作品にゲスト出演。まさに故郷に錦を飾る出演が実現した。
アフレコ収録は、「森崎・安田・音尾」、「戸次」、「大泉」と3回に分けて実施され、最後に収録を行った大泉はすでに収録されたメンバーの声が飛び交う映像を観ながら収録。あるパーティーシーンでは「このパーティー、NACSしかいなくて、NACSパーティーだなぁ!」と笑いをこらえながら演技する場面もみられた。
TEAM NACSとスタジオジブリ作品の関係は長く、この縁は2001年の『千と千尋の神隠し』から始まるもの。大泉、安田、戸次の3名が登場し、その後も『猫の恩返し』(2002年)に大泉・安田の2名が、『ハウルの動く城』(2004年)には5名全員が出演していたが、今回のように全員にキャラクター名がある役どころでの登場は初となる。
今回の収録でも各キャラクターの声に加え、これまでのような“ガヤ”と呼ばれるエキストラ出演での収録も実施。独自のアドリブや声色で、5人で20役近くの人物を演じ分け、演劇ユニット・TEAM NACS色が作品中に散りばめられている。現代の北海道が舞台だからこそ実現した、ファンにはたまらないシーンの数々も見どころのひとつだ。

そして、メンバーが声を担当したキャラクターとコメント、また監督によるTEAM NACS起用理由(および収録時の感想)も到着している。

●森崎博之(キャラクター:美術教師)
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5人組の僕ら全員を出していただき、舞台を北海道に選んでくれてありがとうございますと御お礼を言いたいです。日頃舞台役者の僕らには声だけで表現することが難しい面もありましたが、自分たちらしく取り組めました。作品は極上のファンタジー。息子と映画館で見るのが楽しみです。

●安田 顕(キャラクター:十一(といち))
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北海道が舞台の作品に、北海道で活動するTEAM NACSを出させていただけたことは本当に光栄に思います。僕は10年に一度しかしゃべらない男の役どころでしたが、台本を読んで気合が入って眠れなくなりました(笑)。

●戸次重幸(キャラクター:紳士)
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僕はジブリの大ファンなので、作品に参加しつつお客としても楽しませていただきたく、台本は自分の部分以外読んでいません!今回はジェントルマンと聞いてイメージするような紳士を、低めの地声でそのまま演じてみました。少しでも長くアフレコをしていたくてOKを出さないでほしいと願う現場でした(笑)。いつものように素晴らしいジブリ作品が完成すると確信していますので、完成が楽しみです。

●大泉 洋(キャラクター:山下医師)
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ジブリ作品に自分の声を残せるのはとてもうれしく光栄です。切なくてマーニーを抱きしめたくなる本作は、子供たちはもちろん大人が観ても見ごたえのある作品になると思います。また今回は僕らが生まれ育ち、現在も活動している“北海道”を舞台にしてくれているのがとてもうれしかったです。あと、NACSが勢揃いしている夏祭りとパーティーのシーンはお見逃しなく!

●音尾琢真(キャラクター:町内会役員)
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お話を受けたときはうれしすぎて申し訳ない気持ちになりました。北海道のTEAM NACSにいてよかった、俺はついている!と感動しました(笑)。監督は秘めた想いを持った熱い方。一緒に仕事をさせてもらえて本当に幸せでした。アフレコは緊張しましたが、そのままの自分で演じることができました。映像も細部まで命がみなぎっていて本当にクオリティが高いです。この作品はきっとみんな好きになってしまうと思います。

■米林監督によるTEAM NACS起用理由と収録の感想
今回の作品中には登場回数は少ないものの、重要な男性キャラクターが何人かいます。彼らの声を誰に演じてもらおうか悩んでいたときに、ふと思いついたのが、TEAM NACSの皆さんでした。TEAM NACSの皆さんはこれまでにも何度かジブリ作品の声を演じてくださっていますし、何より今作の舞台が、みなさんの出身地である北海道ということもあり、無理を承知で出演をお願いしてみました。結果、今回も快く受けてくださって感謝しています。
収録はとても楽しいものでした。冗談まじりのアフレコ収録に、スタッフは爆笑の連続。とはいえ、そのまま使うわけにもいかず「次は使えるバージョンでお願いします(笑)」と。そのあとは皆さん完璧に演じてくださって、「さすが!」と思いました。お願いしてよかったと思っています。

 

■『思い出のマーニー』作品情報
海辺の村の誰も住んでいない“湿っ地(しめっち)屋敷”。
心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、
青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった――。

待望のスタジオジブリ最新作は、イギリスの同名児童文学『思い出のマーニー』を原作に、美しく広がる北海道の湿地を舞台にしたファンタジー。
小さな身体に大きな苦しみを抱えて生きる杏奈。その杏奈の前に現れる謎の少女マーニー。ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく。
『借りぐらしのアリエッティ』から4年、監督・米林宏昌がふたたび、孤独な少女の魂を揺さぶる!

あの入江で、
わたしはあなたを待っている。
永久に――。

あなたのことが大すき。

『思い出のマーニー』
7月19日(土)全国ロードショー

●キャスト
杏奈/高月彩良 マーニー/有村架純
松嶋菜々子 寺島 進 根岸季衣 森山良子 吉行和子 黒木 瞳 

●スタッフ
原作:ジョーン・G・ロビンソン「思い出のマーニー」(松野正子訳・岩波少年文庫刊)
脚本:丹羽圭子・安藤雅司・米林宏昌
監督:米林宏昌
作画監督:安藤雅司
美術監督:種田陽平
音楽:村松崇継(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
主題歌:プリシラ・アーン「Fine On The Outside」(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

スタジオジブリ・日本テレビ・電通・博報堂DYMP・ディズニー・三菱商事・東宝・KDDI  提携作品
特別協賛/アイフルホーム 特別協力/ローソン・読売新聞 配給/東宝

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