【Yun*terview 05】××× 中沢伴行

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最初にお会いした時から「絶対この人と仕事したい」って思ってたんです(Yun*chi)

Yun*chi でもホント、中沢さんには何のアニソンをやってもらうかすごく悩んだんですよ。「アニメを見ますか」とかそういう話もしたことがなかったのでよく分からなくて。Yunの中でI’veっていったらKOTOKOさんとかまみさんのイメージがやっぱり強いし。でも、中沢さんってI’veの中の可愛い担当っていうイメージがあったんですよね。

中沢 そっか。最近だと『凪あす』のOPとか『なつまち』のEDとか。レトロでノスタルジックな。

Yun*chi そうです。声は可愛いけどサウンドはカッコイイみたいな。

中沢 胸キュン命でやってるから(笑)。

Yun*chi だったら、I’veっぽくというよりも中沢さんっぽくなるのがいいかな、って思ったんです。だから、“可愛い”担当として。

中沢 光栄です。僕がやりたかったのって、実はレトロなI’veサウンドというか、「One small day」(作詞曲・編曲/高瀬一矢、『regret』収録)みたいなヤツなんですよ。Yun*chiちゃんのアルバムを聴かせてもらった時、うちが持っていけるもっていける場所みたいなのを考えると、(I’veの)初期の感じがフィットすると思ったんです。Yun*chiちゃんの声って今時っぽいスタイルに思えるんですけど、すごくノスタルジーを感じるんですよね。キュンと来るような。

Yun*chi ひゃあ、なんか背筋がピンとなる(笑)

中沢 (笑)。で、そういう魅力を引き出せる曲でうちが作れるサウンドとなると、ダンス的なサウンドにキュンメロじゃないかと。だから、初期の感じにしたいんですって話を高瀬さんにして、それで「分かった」って。

Yun*chi Yunは最初にお会いした時から「絶対この人と仕事したい」って思ってたんですよ。勝手にすいません。

中沢 いやいや。

Yun*chi 恋みたいな感じなんですけど。

中沢 なんであんなこと言ったんだろうね(苦笑)。

Yun*chi いやいや。中沢さんが会話で近寄ってきてくれたから、そう思えたんだと思います。でも、中沢さんってアニメ好きなんですか? マンガでもいいですけど好きな作品とか。

中沢 アニメはもちろん好きですよ。マンガだと『寄生獣』とかが世代で。あとは、Yun*chiちゃんは100パー分からないと思うけど『ロードス島戦記』とか。

Yun*chi (編集部員「あぁー!」)うわ。ここで「あぁー」って言いたかったー(笑)。

中沢 テーブルトークとかやってましたね。……って分かんないよねー(笑)。世界観やステータスの決まったキャラクターがいて、ゲームマスターが物語のベースを進めつつ、あとのプレイヤー皆で物語を作り上げていく……という恐ろしくマニアックな遊びがあるんですよ。

Yun*chi 今、脳の回路が(笑)。

中沢 で、僕はアニメも好きだけどゲームも好きで、パソコンでいじっていたのが元になっているんですよ。楽器ができるっていうわけじゃなくて。で、例えば、ゲームの世界観にBGMを乗せたいと思ってMSXってパソコンで“ダンダンダンダン”って鳴らしては「おーっ」って喜ぶとか。今も同じなんですよね。Yun*chiちゃんという世界観にどうアプローチしていくか、世界観をどう膨らませていくか、ていう風に考えているので。鬼のようにマニアックな話してるよね(笑)。

Yun*chi いや、でも私、知らない世界のことを話してくれる人がすっごい大好きなんですよ。人それぞれ、使っている脳の部分って違うじゃないですか? だから、Yunの知らない世界を知ってる人に曲を作ってもらったりアレンジしてもらったりしたら、新しい世界が広がりますよね。中沢さんに「こっちにも面白い世界があるよ」みたいな感じで料理されるっていうのを体感したいです。

中沢 逆に僕も今回のアルバムやイベントはすごく刺激になっていて。知らないことというか、今のクリエイターさんがやっていることが見えたし、勉強させてもらいました。それにやっぱりYun*chiちゃんって存在は面白いので。

Yun*chi ひぇー。

中沢 いろんな角度から違う見せ方をしてくれるので、僕も興味深く見ていました。「アニソン」ってジャンルというよりは、いろんなマインドを持っている人達が面白いものを持ち寄って「もっと面白いものにしていこう」、っていうものだと思っているので。いろんなアプローチができれば面白いし、その意味でYun*chiちゃんってとても興味深い存在ですね。

Yun*chi ありがとうございますー!

Interview&Text by清水耕司(ボーグナイン)


●CDリリース情報
『アニ*ゆん~anime song cover~』

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発売中
販売:日本クラウン
価格:¥1,667+税
<CD収録内容>
①こいのうた(たまこラブストーリー)produced by PandaBoy
②Catch You Catch Me(カードキャプターさくら)produced by Tomoyuki Nakazawa(I’ve)
③おジャ魔女カーニバル!!(おジャ魔女どれみ)produced by tofubeats
④桜キッス(桜蘭高校ホスト部)produced by Pas’Lam System
⑤天使のゆびきり(彼氏彼女の事情)produced by kz(livetune)
⑥ビバナミダ(スペースダンディ)produced by Tachytelic
⑦きみにとどけ(君に届け)produced by Avec Avec
※全7曲収録、()内はアニメ作品タイトル

ニューシングル発売決定!!
TVアニメ『うーさーのその日暮らし 夢幻編』主題歌
「Lucky Girl*」
7月15日発売 
品番:CRCP-10343
価格:¥1,204+税
produced by ☆Taku Takahashi (m-flo)
作詞:カワムラユキ 作曲・編曲:☆Taku Takahashi & Tachytelic®

【PROFILE】
Yun*chi
livetuneをはじめ様々なアーティストのコンピレーションアルバム等にボーカリストとして参加しながら、JulieWatai の作品集「はーどうぇあ・がーるず」や「ちんかめ」「VANQUISH VENUS」など様々なモデルを経験。2012年11月、ミニアルバム『Yun*chi』でメジャーデビュー。独自のヴィジュアルは「ミュージック・ジャケット大賞2013」において「大賞」を受賞し、天然の倍音を含む透き通った印象的な歌声は国内外で高く評価される。2013年からはTVアニメ『ログ・ホライズン』のEDテーマを担当。アニメ音楽シーンにも活躍の場を広げる。

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