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INTERVIEW

2015.01.26

ネオ渋谷サウンドユニット・ORESAMAスペシャルインタビュー!第1回はORESAMAのルーツに迫る!

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――その時からバンド名は「オレサマ。」を名乗っていたということですが、最初のインタビューのタイミングでしか聞けない質問なので聞いておきたいのですが、バンド名の由来って何だったんですか?

ぽん 結構みんな控え目というか大人しかったので、ちょっとバンド名だけでもっていう感じで。願望も込めて(笑)。

小島 ペコペコしがちなので(笑)。俺様っぽくなりたいなみたいな意味を込めて、ぽんちゃんが考えてきてくれて。

――「みんなちょっと気が小さいから「オレサマ。」ってどう?」っていう風に。

ぽん いや、そんな訳とか何も言わずに。

小島 「オレサマ!」って。

――基本会話少なめな中でどんどん色々な事が決まっていく感じなんですね(笑)。

小島 で、大学一年生の時に東京に出てきて、数か月経ったくらいで声を掛けましたね。

ぽん それで「いいよー」みたいな感じで。初めて作った曲もすごく良かったので「あ、やるやるー」っていう感じで、それからどんどんオリジナルも増えて、ライブもちょっとずつやるようになっていって、という感じです。メロディがすごく良いので覚えやすいし、最初はアコースティックギター一本だったんですけど、どんどん色んなものが入ってきて今のスタイルになったんですけど、でもその時からメロディはすごく良かったので、「歌いたいな」と思って始めました。

小島 嬉しいです。はい。

――お二人にとってのルーツというか、絶対的な憧れの対象というのは誰になるんですか?

小島 僕はギターを始めたきっかけがBUMP OF CHICKENで、ギタリストとしての憧れはナイル・ロジャースなんですよ(笑)。

――その距離感半端じゃないですね(笑)。

小島 だからナイル・ロジャースがやっているシックからディスコ音楽にハマって、そういうのをやってる感じです。

――ナイル・ロジャースは十代の頃からずっと聴いていたんですか?

小島 いや、知ってはいたんですけど、ダフト・パンクとコラボした時に改めて知って、改めて聴いたらもうめっちゃ良かったんで、そこからどっぷりです。なので2年くらい前からですかね。

――そういったファンクやディスコ的なものに、ここ2年くらいでグッと傾倒されたと。ぽんさんはどういったアーティストを?

ぽん 私は青春時代はほぼフジファブリックしか聴いてなくて。志村さんの歌詞の世界観がすごく好きで、そればっかり聴いてて、今でもすごく憧れています。すごい耳に残るというか、絶対一回聴いたら忘れないなっていうのがすごいなって思って、すごくハマってフジファブリックに青春を捧げました。もう家に帰って毎日そればっかり3、4時間聴いてて、その生活が半年以上あって、お母さんが本当に心配して「大丈夫かな?」ってなったくらい聴いてました(笑)。

――最初に作ったオリジナル曲は、「二人で活動していこう」と思って作った曲だったんですか?また、ここ数年の間にダフト・パンクをきっかけにシックやナイル・ロジャースにハマったとのことですが、元々ダフト・パンクのようなデジタルっぽいものであったり、エレクトロの中でもファンクっぽい感じのものがお好きで、それが反映された楽曲だったんですか?

小島 そうですね。2人でやろうと思って書いた曲ですね。ディスコ音楽はすごく聴いていて、Earth,Wind&Fireとかも好きでした。なので昔の曲でもそういう要素は入っていたと思いますね。

――お二人は90年代生まれということで、ますますナイル・ロジャースなどが出て来たことにびっくりです。お二人の世代だとダフト・パンクも少し上の世代のものになる訳ですよね。そう考えるとすごく幅広く音楽を聴いてらっしゃったんだなというのがわかります。ディスコにハマったきっかけはあったんですか?

小島 色々聴いてたんで、日本のロックも聴いたり、ヴィジュアル系も好きだったりしたんですけど、色々聴いた中でも一番ずっと長く好きなのがディスコとファンクの音楽という感じですね。元々好きだったんですけど最近ファンクっぽいグルーブの入ったものが多いじゃないですか。海外でもオールドスクールの曲も多いですし。そういうものにもやっぱり触発されてる感じはありますね。

――すごく自由に邦楽から洋楽から何から何まで聴いてらっしゃる感じですが、お互いの音楽における共通言語はどんなもになるのですか?

小島 僕もフジファブリックはすごく聴いてましたし、東京事変と椎名林檎は結構あると思いますね。

ぽん 私はそんなに洋楽じゃなくて、J-POPっていう感じなので。でも歌詞とかは、キャッチーさを求めるじゃん。だからそういうところは通じてる。耳に残るとか頭に残るというか。

小島 そうだね。洗脳的じゃないですけど、耳に残るようなメロディーと歌詞を持ってる曲っていうのはどっちも意識してますね。一回耳に入ったら離れないというのはすごくテーマにしたいと思ってやってます。

ぽん 一度聴いただけじゃたぶんわからないと思うんです、歌詞とかって。それでも一回聴いたら頭に残るメロディーとか、聴きとれる歌詞とか、そういうのは絶対大事だなと思います。

――2013年に「The 6th Music Revolution Japan Final」の優秀賞を獲得された訳ですが、それまでの活動や経緯はどういった感じだったのでしょうか?

小島 結成してからは一年間くらいは曲を作っていて、そこから月一くらいでライブをするようになって、ストリートとかでもやったりしてたんですけど、何かコンテストみたいなものに出てみようってなったんですよね。試そうと思って一回出て、一回目は東京ファイナルまで行って、その時にYAMAHAの方に声を掛けていただいて、その後の大会もお誘いいただいて、で2013年大会で賞を取れた、という感じですね。それまでは地道にライブ活動とか楽曲制作をやっていた感じです。

――その時は、いつかデビューしてやろうという気持ちがお二人の中にあったんですか?それともこのままマイペースに活動できればいいという感じでしたか?

小島 僕は高校時代から音楽を仕事にしたいなと思っていたので。だからデビューは目標ではなかったんですけど、沢山の人に聴いてもらえる一歩がデビューだったので、そこは本当に二人でやってるときから目指してやってましたね。

ぽん 私は美術大学に行ったんですけど、音楽か美術かすごく迷ってて教育実習にも行ったんですけど、この活動で当時は衣装とかも自分で作ってたり、今もVJをちょっとやってたりして、「ここでも活動できる」ということに気づいてどんどん音楽活動にハマっていきました。どっちもできる!って。

第2回はデビュー曲「オオカミハート」の誕生秘話に迫ります!お楽しみに!

Interview by 冨田明宏
Text by 大用尚宏(クリエンタ)


 ●ORESAMAプロフィール
ぽん♀:ボーカル・作詞
小島英也♂:作曲・プログラミング・ギター

●CDリリース情報
ORESAMA「オオカミハート」

NOW ON SALE

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★初回限定:アニメジャケット仕様

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★通常盤ジャケット
価格:¥1,300+税
品番:VPCG-82325

<収録曲>
01.オオカミハート(TVアニメ『オオカミ少女と黒王子』EDテーマ)
02.カオでしょ
03.全然気にしてないから僕のことは気にしないで
04.オオカミハート(TV EDIT)
05.オオカミハート(Instrumental)
●配信情報
iTunes
レコチョク
■配信限定シングル情報
『オオカミ少女と黒王子』のEDテーマ「オオカミハート」とOPテーマ「LOVE GOOD TIME / SpecialThanks」を2 IN 1 にした配信限定シングルも12月3日同時発売。今話題のハイレゾ音源も要チェック!
配信サイト:レコチョク、iTunes、ドワンゴ、music.jp、Amazon MP3
Hi-Res 配信サイト:mora、OTOTOY、e-onkyo

(c)八田鮎子/集英社・「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

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