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2016.09.12

デーモン閣下降臨、ポケモンメドレー、トリはシンデレラガールズ!史上空前“Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-”1日目レポート!

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毎年恒例、アニソン界の夏のビッグイベント、“Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-”が2016年8月26~28日の3日間、さいたまスーパーアリーナで行われた。この記事ではアニサマ史上初の快挙やサプライズも飛び出した26日開催の1日目の模様をレポートする。

デーモン閣下の降臨で幕を開けた新時代のアニサマ2016

「西暦2016年、さいたまスーパーアリーナは真っ赤な炎に包まれた」
開始早々、そんなメッセージがモニターに映し出される。すると、「西暦2016年」の文字が「魔暦18年」に変わった――。そう、デーモン閣下、アニサマ降臨のお知らせである。

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1曲目はなんとデーモン閣下×GRANRODEOのコラボで「愛をとりもどせ!!」(アニメ『北斗の拳』OP)。GRANRODEOは『北斗の拳』の主人公・ケンシロウのような衣装で登場。デーモン閣下とKISHOWは激しく高音を競い合うかのように歌い、初っ端からさいたまスーパーアリーナは真っ赤に燃え上がる。そして歌い終えた閣下は、「ハハハハハハ、お前はすでに死んでいる」と名台詞を残して去っていくのだった。

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そこから引き続き、GRANRODEOのステージへ。前回は3日目の大トリを務め、現在のアニサマを代表するアーティストであるが、今回はたっての希望で初日のトップバッターを務めることになったという。

まずは『文豪ストレイドッグス』のOP「TRASH CANDY」を歌うと、「賛否両論ありました」と昨年のアニサマを回顧。次の曲は特撮版『キューティーハニー THE LIVE』の主題歌「アウトサイダー」で、e-ZUKAの熟練のギターソロが冴えわたり、ステージ狭しと暴れ回る若々しいステージを見せた。

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続いての登場は春奈るな。今回は藍井エイルが体調不良で出演を見合わせたことによるピンチヒッターでの出場となった。プレッシャーがかかる場面だが、アニメ『ハイスクール・フリート』のEDテーマ「Ripple Effect」ではセーラー服のダンサーたちと共にさわやかに歌い上げ、会場を海の青色に染めた。藍井エイルとはデビュー以来の仲という彼女。次は「エイルちゃんにつながる曲」としてアニメ『ソードアートオンライン』のED「Overfly」を披露した(藍井はOPを担当していた)。この曲ではサプライズでベーシストの黒須克彦も登場した。

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井口裕香は白い衣装で登場し、デビュー曲の「Shining Star-☆-LOVE Letter」を歌う。続いて「バトル・オープン!」のセリフから黒い衣装にチェンジして、今秋放送予定のアニメ『Lostorage incited WIXOSS』の主題歌「Lostorage」を初披露した。

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声優・山崎エリイと木戸衣吹によるユニット、every♥ingはアニサマ初出場。「カラフルストーリー」に続き、「ゆめいろ学院校歌」では振り付けとコールの練習をしてからトロッコに乗って会場内を回る。これはラジオのOP曲なのだが、「出席取りまーす」「ハーイ」とコール&レスポンスで大いに盛り上がった。しかも衣装を制服に早替えしていた(しかし本人たちによればこれがラスト制服らしい。かわいいのにもったいない……)。

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今年、待望のアーティストデビューをした声優・相坂優歌は「セルリアンスカッシュ」を披露。初出場とは思えない元気いっぱいのステージはさすがの逸材、相坂くんの本領発揮である。

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ソロとしては初出場の田所あずさは、「純真Always」で“タドコロック”の魅力を見せつけた。観客と大合唱して大いに盛り上がると、i☆Risのメンバーを呼び込む。田所あずさ×i☆Risの“ころりす”によるコラボ曲は『ふしぎの海のナディア』のOP「ブルーウォーター」。数多くのアーティストがカバーしている不朽の名曲だ。

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引き続いて『プリパラ』の赤井めが姉ぇ、めが兄ぃの映像からi☆Risのステージがスタート。11月に初の武道館ライブを控える彼女たちは「Ready Smile!!」と「Re:Call」を披露した。3回目の出場の彼女たちだが、もうすっかり人気アーティスト。安定の盛り上がりを見せる。

しかしi☆Risの出番はこれだけではなかった。突然、会場に響く「アニサマ、ゲットだぜ!」の声。この日のサプライズゲスト、松本梨香with bless4 feat.i☆Risの登場である。

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なんといっても、2016年最大のヒット作といえば『ポケモンGO』に間違いない。そんな最高のタイミングで松本梨香による『ポケモン』メドレーを持ってきたアニサマはさすがと言えよう。「めざせポケモンマスター」も「OK!」も「ライバル!」も「タイプ:ワイルド」も、世代を超えて愛されている名曲。観客が全ての曲を歌えるというのは強い。「ピカチュウ!」のコールも当然のようにバッチリで、大合唱が会場に響き渡る。

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その後に登場したのがTRUSTRICK。「Recall THE END」からアニメ『ダンガンロンパ』つながりで、黒崎真音feat.TRUSTRICKとして「DEAD OR ALIVE」を披露した。玉置成実はデビュー曲でもある『機動戦士ガンダムSEED』のOP「Believe」を歌った。激しいダンスも彼女の持ち味で、会場を大いに盛り上げる。

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前半のラストを飾ったのはMay’n。圧巻はなんといっても「ノーザンクロス」から始まった『マクロスF』メドレーだ。特にアニサマでは初の歌唱となる「ライオン」は前奏だけで大きな歓声が沸くという盛り上がり。長く愛されている曲を大事に歌い続けるMay’nの想いが伝わってくるステージだった。

ここまででまだ前半である。今年のアニサマは濃いぞ!

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