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2015.08.01

【WF2015[夏]】圧倒的な運動量と笑顔が生み出す『プリパラ』の世界! 「ねんどろいどこ~でPresents プリパラドリーム」ライブレポート

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7月26日、千葉・幕張メッセにて開催された「ワンダーフェスティバル2015[夏]」内の「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 22」ステージにて“ねんどろいどこ〜でPresents プリパラドリームライブ in Wonder Festival”が行なわれ、TVアニメ『プリパラ』でi☆Risとして主題歌も担当している声優・真中らぁら役の茜屋日海夏、南みれぃ役の芹澤優、北条そふぃ役の久保田未夢、東堂シオン役の山北早紀、ドロシー・ウェスト役の澁谷梓希、レオナ・ウェスト役の若井友希の6人がフィギュア紹介とライブを行なった。

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i☆Risの6人は前回のワンフェスに引き続きの登場、衣装は前回とは違う新衣装だ。ワンフェスのブースステージではあるが、今回のライブは「ミニ」がつかないドリームライブ。一曲目はi☆Risとして『プリパラ』第2クールオープニングテーマ「ミラクル☆パラダイス」からスタート。i☆Risならではの全力のライブに応えるように、照明やスモークの特効も普段のワンフェス以上に気合が入っている。アイドルアニメの主題歌としてのキュートさ、華やかさはありながらも、冒頭や落ちサビの茜屋のソロパートの「かっこ良さ」が主題歌アーティストとしてのi☆Risのステージだなと改めて感じる。

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2曲目からはユニット曲によるキャラクターソングパート。まずは山北、澁谷、若井のDressing Pafe「CHANGE MY WORLD」からスタートだ。「印象鮮烈Dressing Pafe、盛り上がってイGO!」の声と共にスタート。澁谷と若井のキャラクターボイスの絡み合いが心地よく、センターで凛として歌う山北が本当にいい表情をしているのが印象的だ。続くのはもちろん茜屋、芹澤、久保田のソラミスマイルによる「HAPPYぱLUCKY」。特に茜屋と久保田はキャラクターとしては普段と対称的な声質で歌っているだけに、歌前に3人がキャラクターとして一声煽ると、それだけでステージの雰囲気が『プリパラ』の世界に染まる。歌い始めるとケンケンパ、の振付自体はかわいいのだが、やはり動きのキレと止めの確かさが半端ではない。

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半年前のステージには無かった要素が、SoLaMiDressingとして6人がキャラクターとして歌う「Love friend style 」だ。足回りのステップワークが目立つ曲で、常に走り回り、楽しそうに足踏みし、片足を上げ、跳び、明らかに運動量が普通ではない…が、歌声はきちんとキャラクターをキープしている。ここまで3曲のキャラクター曲ではステージ中の「メイキングドラマ」や「サイリウムチェンジ!」でアニメのライブの世界を積極的に再現しているが、同時に「アニメの世界でないと実現できないライブ」をステージで実現しているのはi☆Risとして重ねた努力とポテンシャルがあればこそだ。それがどれだけハードかは、キャラクターの魔法を解いた後の6人の溶けてなくなりそうな発汗量からも見て取れた。

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ステージMCの鷲崎健氏が登場したことで、初めてここがワンフェスのフィギュア紹介ステージであることを思い出した。フィギュア紹介コーナーでは、パーツやアクセサリーの交換ができる新コンセプトのねんどろいど「ねんどろいどこ〜で」を紹介。前回のワンフェスではシオンが彩色前、ドロシーとレオナはイメージイラストのみだったため、6人のキャラクターの「ねんどろいどこ~で」が揃ったことで、6人も嬉しそうだ。衣装を交換したり、楽しそうにはしゃぎながらフィギュアを紹介していた。

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そして茜屋が「この歌を歌わずにこのステージは終われないでしょう!」と語ると、ラストナンバーは『プリパラ』第2シーズンオープニングテーマ「ドリームパレード!!」! めまぐるしくポジションを入れ替えながらのハモりや、若井のとことん気合の入ったソロが楽しい。これ以上やって大丈夫なのかと思うぐらい激しいパフォーマンスが続いた後の間奏で、片足をじっくり後ろに伸ばしてのバランスを見せ、ラインダンスを思わせるムーブへ。6人とも美しく足が上がっているが、中でも山北のつま先の跳ね上がりがすごい! そこからの群舞でさらにバレエ風のターンを華麗に決めるのはまさに見せ場だ。2人ずつに別れての茜屋と澁谷の美しいハモリや、視線を合わせる山北と芹澤のセッション感。とにかく激しいことをやっているのに、6人から感じる一番大きな感情が「楽しさ」であることが心地よく、圧倒されるようなステージだった。 「プリパラが好きかー! うちらも大好きだー!(若井)」。

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Text By 中里キリ

 

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