TVアニメ『にゅるにゅる!!KAKUSENくん2期』主題歌シングル発売記念、渡部優衣、山口立花子 from にゅるズ スペシャルインタビュー

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まさかの2期突入を果たした『にゅるにゅる!!KAKUSENくん』から、OP/ED曲がCDとしてリリース。歌うは、アニサマ出場をめざすアイドル・グループ、にゅるズ(内田 彩、楠田亜衣奈、渡部優衣、山口立花子、伊藤悠翔)。

今回はメンバー5人から渡部優衣・山口立花子が2曲の魅力を語り尽くす……かと思いきや、相思相愛で有名なふたりだけに様々な方向へ話が跳ね回る!

無表情なキャラなので、優衣ちゃんの歌に引っ張られないようにと(山口)

――今回のシングルのレコーディングはいかがでしたか?

渡部優衣 実は前日の夜に「明日12時からレコーディングです」って言われて。「ヤバい」って思いながら一気に2曲詰め込んだんですよ。しかも、アテレコも始まっていなかったので、練習しようにもキャラクターがわからず。「大丈夫かなぁ」って立花子さんにLINEで相談してました。

山口立花子 「当日にキャラを決めてくれるんじゃない」とか憶測を話しながら(笑)。

渡部 でも、スタッフさんも監督さんもキャラクターをしっかり説明してくださったし、楽しい方ばかりだったので、リラックスして楽しく歌うことができました。煮詰める時間がなかったのは、『KAKUSENくん』みたいな作品の場合は良かったんじゃないかとレコーディングを終えて思いました。だからこそ直感と勢いで。

山口 自由な発想で、みたいな。

渡部 うん。表現できたんじゃないかと思います。ポンって出たものが意外に面白かったりするじゃないですか? お芝居でも、本番よりテストのほうが面白いことってあるし。でもホント、めっちゃ楽しかったです。エンディング(「全力でアイドルです!!」)は「自由にどうぞ」って言われたので、音を外しながらキャラ感満載で歌ったんですよ。一応、監督に「こんなんで大丈夫ですか」って聞いたら、「面白ければ何でもいいです」と言ってもらえたので、これはもう「やっちまえ!」って思いましたね。

山口 聴いててすっごく面白かったです。レコーディングは、優衣ちゃん、私、(楠田)亜衣奈ちゃん、伊藤(悠翔)君、内田(彩)さんの順で、私は「優衣ちゃんの歌をガイドにしてください」って言われたんです。そしたら、緊張なんて微塵も感じられない、すっごく楽しげかつパワフルに歌ってました(笑)。関西弁キャラのニュルにゃんらしく節々に方言が入ってるし、メロディまで変えて遊んで歌ってるし。むしろガイドにはならなくて(笑)。

渡部 「邪魔だ」って言われました。

山口 そんなはっきりは言ってない!

渡部 でも、要約すると「私の声は聴きたくない」って(笑)。

山口 違う違う。私のキャラは無感情なので優衣ちゃんに引っ張られるわけにはいかないんですよ。だから「素晴らしい歌なんだけどちょっと消していただけますか」って言ってガイドのない状態で歌いました(笑)。

――たしかにそれは難しいですね。

山口 アテレコでも、周りの皆さんはテンション高いし、いろいろやってくるんですよ。私も一度冒険して、感情を入れてみたんですけど、監督さんから「いつもどおりでお願いします」って言われて。それ以来、感情は出さないように気をつけてます(笑)。

――5人の声が入った完成版を聴いてどうでした?

山口 「ここがユニゾンになったんだ」とか。

渡部 「みんなはこんなふうに歌ったんだー」とか。

山口 あと、伊藤くんがかわいくって。アニメの声もですけど、歌声も純粋そのままなので耳に入ってきやすくてキュンってきますね。

渡部 「私たちにもああいう頃があったはずなのにいつ落としてしまったんだろう」って思います。

山口 もう表現できないよね。

渡部 あの純粋無垢さはどこで失われていったんだろうか。

山口 もしかしたら伊藤くんも今後なくなるかもしれないね。

渡部 いろんな人生経験を経てね。

小学生のとき、バレンタインに友だちに裏切られて「女って怖いな」って(渡部)

――OP曲の「はじまりは隣の席でした」は清い時代を思い出して歌ったんじゃないですか?

山口 こんな素敵な青春時代を過ごしてはいないです(笑)。でも、不思議と「懐かしい」って感じられる曲なんですよ。過ごしたかったねー?

渡部 “はじまりは隣の席でした 笑顔が優しくて爽やかで〜”って歌ってるんですけど、私もそんな人と隣になりたかった!(笑)。

山口 うん、そんな人じゃなかった。でも席替えってドキドキしなかった?

渡部 しました。「好きな男の子と隣になりたい」って思って。でもそんな夢は叶わず。

山口 うん。全然こんなこと起こらなかった。“誰もいない朝のグラウンド 一人でいる君 見つけました”って、そんな爽やか少年、うちの学校にはいなかったし。

渡部 でも“その背中 見つめてきた”はあったかもしれない。ストーカーチックなやつ。

山口 「ストーカーチック」じゃないよ(笑)。

渡部 好きな人のことを知りたいと思って友だちと一緒にこっそり家まで追いかけたこととか。

山口 優衣ちゃんに追いかけられたならその男子も本望だよ。

渡部 でも結局恋は叶わず。

山口 私も苦い思い出ならあります。小学生のとき、バレンタインに手作りのチョコを渡そうと好きな男の子の家に行ったんですけど、勇気がないからチャイムだけ押して、ドアの前にチョコを置いて走り去ったんですよ。そしたら、好きな男の子が出てきて。でもチョコには気づかず、ピンポンダッシュだと思ったのか私を追いかけてきました。

――少女マンガ的な展開じゃないですか。

山口 でも私は逃げ切っちゃって。

一同 (笑)。

山口 ただ、男の子は帰ってからチョコに気づいたらしく、あとから「ありがとね」とは言われました。でも振られたんですけど。

渡部 私もありましたよ。小学3年生のとき。モテモテの子がいて、その子のために手作りクッキーを友だちと作ったんですよ。でも私は習い事があったので男の子の家には行けなかったから、私の分は友だちに預けたんです。まぁ、見事な「友情の裏切り」ですよ! 渡してくれなくて。

山口 マジで? トラウマになる!

渡部 ホワイトデーに私だけお返しをもらえなかったから皆に聞いてみたら、「いや、渡してないよ……」みたいな。私の人間不信はここからスタートです。「女って怖い」って思いましたね。

山口 早いなー。

――純粋無垢さを失ったのはそこですね。

渡部 そうかも。みんなはペコちゃんのパラソルチョコをもらってたのに。

――おふたりは「はじま」らなかった、ということですね。

渡部 全然! でも、私たちみたいにこじらせたタイプは妄想が得意なので。そこを最大限に発揮して、まるでピンクの青春を過ごしたかのように歌いました♪

山口 そう、得意だから。甘く歌いました♪

渡部・山口 ……苦しいよー。

渡部 聴く人が聴くと「闇抱えてんな」ってわかるんじゃないかな。

山口 大丈夫。声が重なってるから。

伊藤くんがかわいくて、どちらの曲でもいいアクセントになっています(渡部)

――じゃあ「全力でアイドルです!!」はどう歌いました?

渡部 “にゅる にゅる にゅる YEAH〜”では段々口が疲れてきちゃって。

山口 結構長いんですよ。

渡部・山口 渡部・山口 (歌いながら指折り数えて)“にゅる にゅる にゅる YEAH にゅる にゅる にゅる YEAH”……。

山口 12回、ぐらい?

渡部 しかも、こういうのってレコーディングの終わり頃に録るんですけど、歌で力を使い果たしてて。

――まさしく「全力」だったわけですね。

渡部 全力でした! あとは、伊藤くんがやっぱりかわいかったですね。

山口 合いの手の“ゴメンねー”とかね。「すぐ許しちゃうよ」ってかわいさがありました。

渡部 伊藤くんの声はどちらの曲でもいいアクセントになっています。

山口 うんうんうん。

――思いっきりメンバーがやられてるじゃないですか。

山口 だってー。

渡部 もうショタですよ、ショタ。ホントにかわいい。

山口 みんなで撫でたりとかしてます。「髪の毛さらさらだね」とか。

渡部 こしょばし(=くすぐっ)てみたり。

山口のキャラクターは笑ったことがないので、いつか笑う日があればって(山口)

――今後のアイドル活動についてもお伺いしたいのですが、ステージに立つことはイメージしていますか?

山口 どうなんでしょう。そういう機会があるかどうかはまったくわからなくて。

渡部 レコーディング以降、一度も歌ってないし。でも、私たち的な希望があって。(キャラクターの)着ぐるみを作ってほしいんです。(ライブは)中に入ってやりたいんです。

山口 着ぐるみを衣装にしていただきたい。

渡部 ゆるキャラブームに乗っかりたい!

――それは5人の総意なんですか?

山口 えっと。伊藤君はわからないです。

渡部 でも4人は同じ気持ちです。「ほかと同じことをしても面白くないので、だったら新しいことをやっていこうよ」って。

山口 完全に突き抜けちゃおう、って方向ですね。

――それで声援を浴びるわけですか?

渡部 「山口ー」って。立花子さんは現場で今、皆から「山口」って呼ばれているんです。

山口 内田さんも、「りかちゃん」って呼んでいたのが、『KAKUSEN』でご一緒してからは「山口ー」って。呼びやすいし、番組のノリのままって感じです。

――ライブ会場というより野球場みたいですね。

渡部・山口 たしかに(笑)。

山口 ちょっと「ヤジ」っぽい(笑)。

――でも、その時だけは無表情キャラの山口もはしゃぎたいですね。

山口 あの、(宣伝用の)ポスターで山口が笑っているんですけど、作中では一度も笑ったことがないんですよ。なので「いつか笑う日があれば」とは思っているんですけど。

渡部 涙と感動の「笑顔回」が!

山口 ハンカチなしでは見られないような。

――「……ニコ」みたいなヤツですか? 「笑えるんだ、君」みたいな。

山口 そうですそうです。

渡部 「笑えばいいと思うよ」とか。

山口 エヴァヲタが出始めた(笑)。

――最後に。今回のシングルでの注目ポイントは?

山口 特にエンディングはそうなんですけど、本当に全員のキャラが濃くって。だから、ぜひ各キャラクターの歌を聴いてほしいと思っているんです。

渡部 耳を済ませ、ユニゾンのところも一人ひとり聴き分けられるレベルまでになってほしいです。

――ぜひ買ってもらって、何回も何回も聴き込んでほしいですね。

山口 そうですね。「買ってほしい」ですね(笑)。

渡部 ご無理のない購入計画で、自分に合った範囲で。

――消費者金融のCMみたいですね。

山口 よーし。にゅるズ、がんばりまーす。

渡部 がんばるにゅるー。

山口 あれ? なんかなかったっけ?

渡部 あれだ。「ニュルっちょ!」と「ニュルおす!」

山口 なんか、この挨拶を監督が流行らせたいらしいので書いておいてもらえますか? 最初の挨拶が「にゅるっちょ」で。

渡部 バイバーイ

山口 が「にゅるおす」なんです。

渡部 せーの。

渡部・山口 渡部・山口 「にゅるおす」。

山口 最初も言うべきだったね。「皆さん、にゅるっちょー」って。

渡部 失敗したね。

Interview&Text By 清水耕司(ボーグナイン)


●リリース情報
TVアニメ『にゅるにゅる!!KAKUSENくん 2期』主題歌
「はじまりは隣の席でした」/にゅるズ(CV:内田彩、楠田亜衣奈、渡部優衣、山口立花子、伊藤悠翔)
5月20日発売
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品番:COCC-17016
価格:¥1,200+税
<CD収録内容>
1.はじまりは隣の席でした
2.全力でアイドルです!!
3.はじまりは隣の席でした(オリジナルカラオケ)
4.全力でアイドルです!(オリジナルカラオケ)

●放送情報
TVアニメ『にゅるにゅる!!KAKUSENくん2期』 
毎週(月)23時54分よりBS11にて放送中
放送終了後深夜0時よりニコニコ動画・YouTubeでも配信

「MUSIC LAUNCHER」内 番組内(4分)
5月6日(水)24:00〜より全国順次放送
(放送日時は地域により異なります)

(C)2015にゅるキャラ2期製作委員会

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