ライブを経て、すでにあらたな“進化”は始まっていた。i☆Ris、2周年ライブを振り返るロング・インタビュー!

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11月23日に“i☆Ris 2nd Anniversary Live~Dream Evolution~”を大成功させた声優アイドルユニット・i☆Ris。まさに“完全燃焼”の4文字がぴったりハマるライブを経て、彼女たちの活動は3年目に突入する。今回は、2周年を飾ったライブをたっぷり振り返るとともに、今後控える彼女たちのリリースやツアー、そして3年目の目標まで語ってもらった。

すでに未来を向き、走り出していた6人

――2nd Anniversary Liveが大盛り上がりのなか閉幕しました。まずはライブが終わっての率直な想いや感想をお聞かせください。

山北早紀 率直に言うと「やりきったぜ!」っていう感じで。本番では120%のことを消化できたのですごくうれしいです。ただ、今までのライブは終わったあと余韻に浸る時間が長かったんですけど、今回はその楽しかった思い出も持ちつつ、すぐ切り替えていて。今は“3年目”っていうことで、前だけを、未来の方を向いています。
芹澤 優 900人近いお客さんたちが、みんなi☆Risのことを好きでi☆Risのために来てくれるっていうライブは初めてだったので、すごくうれしくて楽しかったです。でも、その気持ちは私はライブの最中だけで、終わったら今回の反省とか、これを3年目に活かすにはどうすればいいのかとか考えている自分がいて。そういうライブって今までなかったんですよ。それにこのライブですごくファンの皆さんも変わったし、今回のライブを区切りに私たちにもすごく変化があったんじゃないかな、と思って。ひとつ上の段階に行けたんじゃないかな、と思います。
茜屋日海夏 いつもは「あそこちょっと悔しかったな」っていう想いが残っていたんですけど、今回は終わった直後は100%に近い状態で満足していて。それって、私にとって初めてのことだったんです。素直に楽しかった。でも今は私もゆうちゃん(芹澤)と同じで、このライブを通して将来どうなりたいかっていう自分の中でのビジョンとか、そのために今どうするべきかっていうことが見えてきたので、その目標に向かって頑張ろうっていう気持ちになっています。
若井友希 私も今回のライブが終わって、すっごく清々しい気持ちで。これまでにないくらい出しきれたので本当にスカッとしてたし、みんなもすごく自信を持ったステージだったので、3年目のみんなの可能性がすごくあふれていて、「このみんなの勢いいいな!」って思いました。次の日起きたときに筋肉痛がすごくて、でもそれがまた勲章みたいでうれしくて。ライブを思い出しながら「3年目が始まった!」ってわくわくしてきました。
久保田未夢 「夢の中の話なんじゃないかな?」っていうぐらい、ライブ直後から公演のことが遠い昔のように感じて、ゆうきちゃん(若井)と同じで次の日の筋肉痛だけが「やった」っていう事実を教えてくれるような気がして、ちょっとニヤニヤしたんですけど(笑)。でもツアーも決まっているので、これと同じようなドキドキがまた何度も体験できるんだって思うと、3年目がすごくキラキラ輝いて見えます。
澁谷梓希 本当にあの瞬間は、自分が経験したことがないくらい心がテンションマックスになっていて。終わったあともひたすら「いやぁ、楽しかった……」ってぼそぼそ言ってました(笑)。その日の夜、Twitterでファンの方から「すごくよかったよ」って言っていただいたのと同時に、「振り返ってる時間はないよ、ここから3年目だよ」っていう言葉をいただいて。そうやって、自分たちだけじゃなくてファンの皆さんも一緒に“3年目”をスタートできたっていうのが、ファンあってのi☆Risらしいなと思うし。たまたま1周年のときの写真を見つけて2周年と比較したら、明らかに(ライブの)人数も規模感も全然違っていて、「この1年でここまで来れた。じゃあ3年目はこうしたい」っていう自分の中の3年目のビジョンもできてきたので、今はそれに向かって走っています。

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――ライブの具体的な内容に入る前に、舞台照明について伺わせてください。上手と下手にかかっていた幕にLEDがついて、ソロを摂られた方の色に変わったりしていましたが、これはどなたかの発案だったりするんですか?

山北
 いや、むしろ私、今聞いて初めて知ったんです。

――あ、そうなんですか!?

全員
 そうなんです!
山北 セットは見てたんですけど、歌っている最中はうしろを見てなかったので、今はじめて知りました。
若井 観たーい!

――例えばふたりで歌われてるときは、そのおふたりのイメージカラーになったり。

茜屋
 そうだったんだ!
久保田 私たち、お客さんのペンライトの色しか見てなかったんで、うしろは全然把握してなくて。
若井 すごーい……(拍手)
茜屋 ここで感動してる(笑)。
久保田 ステージ自体も当日に見たので、光ってるところはほとんど見てないよね。
山北 七色に光るのはわかってたけど……。
久保田 そんな細かいことがあったっていうのは……。
茜屋 私知らなかったー(小声)。

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――そんな色のお話をしたところですが、i☆Risカラーが白に決まりました。

山北
 前々からほしいって話はしてたよね。
久保田 大型フェスとかで、ほかのアーティストさんは1色で決まっていることが多くて、「i☆Risもできたらいいね」っていう話で決まりました。
山北 でもそれぞれの色が元々あるから、「やっぱ白かな?」みたいな話になって。白だと、虹にかかってる雲の色でもあるし。
久保田 しかもi☆Risが最初に着た衣裳って、白なんだよね。
山北 そう、そのときは「印象が固まらないように」と。
久保田 そのあとの衣装も白が多かったりしたので、結構i☆Risに近い色なのかな、って感じますね。
山北 しかもあとから気づいたんですけど、光の三原色をあわせると、白になるんですよ。だから、メンバーのイメージカラーの光を全部集めると白になる。
澁谷 素敵!
山北 ヘヘ(笑)。

――来年大阪でのANIMAX MUSIXもありますし、白で染まるスタンドもきれいでしょうね。

芹澤
 そうですよね! 白の景色はまだ見たことがないので、見てみたいです。

――では、ライブの内容についてお伺いしていきます。まずセットリストなんですが、こちらは皆さんで話し合って決められたんですか?

山北
 最初に今まで私たちが出したすべての曲から「これを歌いたい」というのを集めて、構成していただきました。そのうえで、さらに私たちの意見を反映していただいたのが今回のセットリストです。
芹澤 曲によって置きたい場所はみんなそれぞれあったし、個々の意見の差もあったんですけど、最終的には全員が納得いく形になったと思います。
久保田 あと、今回来てくださった方の中には「『プリパラ』でi☆Risを知って初めて観に来る」という方も結構いたと思うので、『プリパラ』の曲とi☆Risが元々歌っている曲を入り交じらせて、そんな方々にも楽しんでいただけたら、っていうのは考えました。

――たしかに最初とオーラスと、そして中盤のキャラソン。

芹澤
 1曲目が「ミラクル☆パラダイス」っていうのは、最初の段階で決まってました。
若井 ラストの「Make it!」も、最初の段階で決まってたんです。

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『プリパラ』が六本木に“降りてきた”、その瞬間の想い

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――そんな中盤のビッグサプライズとなったキャラソンパートですが、ここの盛り上がりがとてつもなくて。

若井
 ホントそうですよね!

――ではまずDressingPafeのお三方にお伺い致します。暗転中「何が始まるんだろう?」ってお客さんざわついてたじゃないですか?

山北
 そうでしたね!(嬉)
澁谷 そこにすかさずドロシーが「みんなー!」って。あの瞬間のお客さんの盛り上がり方がすごくて。「みんな楽しみにしてくれてる!」ってちょっと緊張したくらいなんです。お客さんも、歌うって予測してなかったからこそのあの盛り上がり方というか。

――おひとりずつ照明が当たってセリフ、という流れでしたが、お客さんが見えた瞬間どう思われました?

山北
 実はスタンバイの段階で、最前の人は結構顔が見えたんですよ。なんで頭ガンガン振ってたり、シオンちゃんの好きなパンダの被り物をかぶって準備したりとかが見えてたんで。本当にそのサプライズに純粋に驚いてくれて、私としても「よっしゃー、きたー!」って思いましたね。
若井 やっぱりアニメで流れてる歌が流れると、すごく高まるじゃないですか?その気持ちもよくわかるし、それがお客さんからすごく伝わってきたので自分もすごくテンション上がって、「負けないぞ!」っていう気持ちでお客さんとどんどん競り合って盛り上がっていけて、すごくいいステージだったなと思います。

――率直に、歌われてみていかがでしたか?

澁谷
 楽しかったです!本当に、本当にほかに言葉が出てこないぐらい。ある意味DressingPafeのデビュー・初ライブなので、緊張したけどそれを超える楽しさっていうのが大きかったです。
若井 キャラとして歌ったので「きっとレオナもこういう気持ちで歌ってるんだな」っていうのも感じました。なので、もっともっとレオナになれた気がして、すごくうれしかったです。
澁谷 ダンスもアニメに揃えたからこそより「キャラに入る」ことができて、楽しかったです!
山北 ホント、気持ちよかったです。ただ、アニメの中ではあの3人ってもっと広いところでやってるじゃないですか?だから「今度歌うときは、本当に『プリパラ』のアニメを再現したところで歌えたらな」って思いながら、気持ちよくガンガン頭振ってましたね。

――そしてそのあとSoLaMi?SMILEのお三方が歌われたわけですが、「プリパラの誓い」からやられたというのもまたたまらないものがありました。

芹澤
 DressingPafeには決めゼリフがあったんですけど、SoLaMi?SMILEってライブ前の掛け声がなくて。それで悩んだ結果、チームを組むときの誓いの言葉にしようって決めました。照明も、最初はシルエットだけが出るようにすごくこだわっていただきました。本番も、あの瞬間は一人ひとりすごく気持ち入ってたよね。
茜屋 入ってました。3人での誓いの言葉がまったくアニメと一緒だったので、誓いの言葉を言ってライブが始まってからも、「六本木ブルーシアターが一気に『プリパラ』の世界になった!」みたいな気分がして、気持ちがスッて入りました。
久保田 そのセリフを言うときの3人の並びも、アニメでプリチケをパキッてるときとまったく同じにして、3人で顔を見合わせながら“らぁらとみれぃに言葉をかけてる”っていうイメージでやりましたね。
芹澤 メイキングドラマも、SoLaMi?SMILEがやってきたなかではやっぱり「“(ときめき)プレゼントフォーユー”が一番今の気持ちに近いかな?」と思って、そのセリフを言わせていただきました。「ありがとうの気持ちを届けたい」っていうのが、言葉に込められていたので。
久保田 サイリウムチェンジもしたから、本当にSoLaMi?SMILEが3人で初めて組んだときのライブをそのままやれたんじゃないかな、って思います。

――これを観られたお客さんは本当に幸せですね。

芹澤
 そう言ってもらいたくて……とか言ってみたり(笑)。
山北 Twitterとかを見ても、その2曲があったのがすごく大きかったみたいで。特に『プリパラ』からファンになって来てくださった方とか。
久保田 来ないと思ってたものが来るときの高まりは、本当に計り知れないですからね。

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