REPORT
2026.10.21
夜公演は順番が変わり、トップバッターを高垣が務める。1曲目はなんと、『はなまる幼稚園』柊役として歌った第2話EDテーマ「キグルミ惑星」。幼稚園児ボイスから本格的なオペラ歌唱まで声を使い分けて表現される壮大なプログレッシブロックは放送当時も大いに話題となり、海外での反響も大きかったが、まさかそれが1曲目にくるとは、どれくらいの人が予想していただろうか。会場の来賓たちを一気にキャラソンの世界へと引き込んだ高垣は、次の曲では幼稚園児から小学生へと成長し、『みつどもえ』丸井みつばの「ありがたく思いなさいよねっ!!」を繰り出していく。ドSキャラのみつばらしい過激な歌詞とセリフは、まさしく圧巻の一言。2曲続けてそれぞれに突き抜けた楽曲で、夜公演は開幕から圧倒されるばかりだった。ラストは「キャラクターがストーリーの中で言えなかったこととか、セリフにならなかった思いも、キャラクターソングで届けることができる。それに気づかせてくれた、自分にとっても大切な思い出の1曲」という『true tears』石動乃絵の「透明な羽根で」で締め括り、静かにステージを降りていった。
続いて登場した戸松は、『STAR DRIVER 輝きのタクト』“サカナちゃん”こと気多の巫女として歌った挿入歌「モノクローム」からライブをスタート。これは放送当時から人気の高い楽曲で、客席からのリアクションも一際大きかった。続けて歌ったのは『ソードアート・オンラインⅡ』マザーズ・ロザリオ編より、アスナ&ユウキの「空へと宛てた手紙」だ。ここで特筆すべきは、アスナパートはもちろん戸松本人の生歌唱だが、ユウキパートは元の音源をそのまま流していたということ。いわば今我々の目の前にいるアスナと、天の声のユウキとの変則的なデュエットになったわけだが、このような形式で披露されたことに、作品本編での展開を知る者であれば胸にくるものがあったはず。戸松本人も「1人で練習していて、毎回泣いちゃった」とのこと。ユウキの音源を使うことに関してユウキ役の悠木 碧に相談したところ、「ユウキがいてくれたほうが、アスナも嬉しいと思います」と言ってもらえたというエピソードも明かしていた。「夜公演は私的にはエモエモ楽曲をチョイスしようかなと思っていた」と、最後は自身が初めてオーディションでヒロイン役を射止めた記念すべき作品『神曲奏界ポリフォニカ』OPテーマ、eufoniusの「Apocrypha」をカバー。会場を訪れた来賓たちも、この曲が聴けて大いに喜んでいた。
3番手・寿は『TIGER & BUNNY』ブルーローズの「GO NEXT!!」でステージに降臨!ヒーローにしてアイドルであるブルーローズらしい堂々としたパフォーマンスを披露して、来賓たちを魅了した。『TIGER & BUNNY』は今年で15周年を迎えるが、「今年もありがたいことにキャラクターソングを歌わせていただく機会がありました」と、『ゴーストコンサート : missing Songs』より、オデッセウス役として歌ったED主題歌「茨の道」を披露。「私は新時代の神です。神の洗礼を受けなさい」と、まさに神々しい歌声を客席に届けてくれた。ラストは七海燈子役で出演した『やがて君になる』より、EDテーマの「hectopascal」。少女たちの淡い恋模様を描いた作品で、原曲は相手役である小糸侑役の高田憂希とのデュエットだが、今回はソロバージョン。それでも燈子の胸に秘めた想いが伝わってくるような歌声で、曲の終わりにポツリと呟いた「だって、君のこと、好きになりそう……!」というセリフで聴く者の心を鷲掴みにしていった。
夜公演のトリを務める豊崎が1曲目に歌ったのは、『この素晴らしい世界に祝福を!』(『このすば』)シリーズのスピンオフ作品『この素晴らしい世界に爆焔を!』のEDテーマ「JUMP IN」。原曲はめぐみん役の高橋李依とゆんゆん役の豊崎によるデュエットで、今年7月に開催された『このすば』のアニメ10周年記念イベントにて2人で歌った場面が記憶に新しいという来賓もいただろう。2曲目は自身が初めてヒロイン役を務めた『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』OPテーマ、彩音の『DOLPHIN☆JET』をカバー。MCでこのタイトルに触れると拍手と歓声が一段と大きくなり、それだけデビュー当時から応援してくれている来賓が多く来ていることをうかがわせた。とはいえ20年近くも前の作品となると当時まだ生まれていなかったという共演者と現場で一緒になることも増えてきたようで、「これをきっかけに観直していただけることになればいいなと思って、声優成人式の中身をキャラソンライブにしようとみんなで決めました」と、このイベントをキャラソンライブにした意味とこれまで出演してきた作品たちへの愛を語ってくれた。そんなキャラソンライブの全体を締め括るのは、『けいおん!』より平沢 唯の「ギー太に首ったけ」。奇しくも昼公演の「Dear My Keys~鍵盤の魔法~」から始まり、最初と最後を『けいおん!』で飾ることになった。
昼公演・夜公演ともに、キャラソンライブが一段落したあとは再び4人が振袖に着替えて登壇し、1人ずつ「新成人の誓い」を読み上げていく。そこで述べられたのは、これまで支えてくれた家族や関係者、事務所のスタッフ、作品やキャラクターたち、そしてファンへの感謝の思いと、これからも1日でも長く声優を続けていくという誓い。その言葉はどれも誠実で、しっかりと胸に響いてきた。彼女たち4人がどれだけこの20年間を懸命に生きてきて、作品やキャラクターと共に成長し、ファンや周りの人たちから愛されてきたかは、この成人式を見届けた人にはまぎれもなく伝わったはず。これからまた10年、20年と、4人の活躍には大いに期待したいところだが、近いところでは3年後の2029年にスフィアの結成・デビューから20周年を迎える。4人なら、きっと何か楽しいことをしてくれるに違いないと期待に胸を膨らませつつ、昼公演ではスフィアのデビュー曲であり初のアニメタイアップの『初恋限定。』OP主題歌「Future Stream」、夜公演では4人全員がメインキャストとして出演した『夏色キセキ』OPテーマ「Non stop road」を振袖のままで歌い、式は無事終了となった。
LAWSON presents 声優デビュー20周年記念ライブ「ミュージックレイン声優成人式」
2026年10月10日(土)@東京・立川ステージガーデン
〈セットリスト〉
[昼公演]
M01. Dear My Keys〜鍵盤の魔法〜 (アニメ『けいおん!』より)/寿 美菜子
M02. カリステギア (ゲーム『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』より)/寿 美菜子
M03. 感情グラス(アニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』より)/寿 美菜子
M04. inner world(アニメ『ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス』より)/高垣彩陽
M05. かっとびモービルランド(アニメ『のりものまん モービルランドのカークン』より)/高垣彩陽
M06. Bye-Bye Lullaby(アニメ『戦姫絶唱シンフォギアG』より)/高垣彩陽
M07. モ・モ・い・ろ・み・ご・ろ(アニメ『もっとTo LOVEる -とらぶる-』より)/豊崎愛生
M08. ラララ♪ミュークルマーチ(アニメ『ミュークルドリーミー』より)/豊崎愛生
M09. 創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.
(アニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』より)/豊崎愛生
M10. ANNIVERSARY(アニメ『マギ The kingdom of magic』より)/戸松 遥
M11. Holy Lonely Justice(アニメ『ハピネスチャージプリキュア!』より)/戸松 遥
M12. トリカゴ(アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』より)/戸松 遥
M13. Future Stream(アニメ『初恋限定。』オープニングテーマ)/スフィア
[夜公演]
M01. キグルミ惑星(アニメ『はなまる幼稚園』より)/高垣彩陽
M02. ありがたく思いなさいよねっ!!(アニメ『みつどもえ』より)/高垣彩陽
M03. 透明な羽根で(アニメ『true tears』より)/高垣彩陽
M04. モノクローム(アニメ『STAR DRIVER 輝きのタクト』より)/戸松 遥
M05. 空へと宛てた手紙(アニメ『ソードアート・オンラインⅡ Mother’s Rosary』より)/戸松 遥
M06. Apocrypha(アニメ『神曲奏界ポリフォニカ』より)/戸松 遥
M07. GO NEXT!!(アニメ『TIGER & BUNNY』より)/寿 美菜子
M08. 茨の道(アニメ『ゴーストコンサート : missing Songs』より)/寿 美菜子
M09. hectopascal(アニメ『やがて君になる』より)/寿 美菜子
M10. JUMP IN(アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』より)/豊崎愛生
M11. DOLPHIN☆JET(アニメ『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』より)/豊崎愛生
M12. ギー太に首ったけ(アニメ『けいおん!』より)/豊崎愛生
M13. Non stop road (アニメ『夏色キセキ』オープニングテーマ)/スフィア
●出演情報
LAWSON presents 寿美菜⼦ 地元凱旋上映イベントin神⼾
日時:2026年11⽉1日(日)
【1回目】 開場11:10/開演 11:20
〈上映内容〉 寿 美菜子 3rd Live Tour 2015“Tick Tick Tick”
【2回目】 開場14:30/開演 14:40
〈上映内容〉寿 美菜子×高垣彩陽 15th Anniversary Live 2025 “With” 昼公演(寿stage)
【3回目】 開場16:10/開演 16:20
〈上映内容〉寿 美菜子×高垣彩陽 15th Anniversary Live 2025 “With” 夜公演(寿stage)
会場:アミュスタ!KOBE(シアター1)
登壇者:寿 美菜子
※登壇者は予告なく変更する場合もございます。あらかじめご了承ください。
チケット料金(全席指定):
1回目 ¥3,500(税込)
2回目・3回目 ¥3,000(税込)
▼お申し込みはこちら
https://l-tike.com/kotobukiminako/
※「ご来場予定のお客様へお願い」をよくお読みいただき、同意の上お申込みくださいますようお願い申し上げます。
※4歳以上有料。3歳以下でも座席が必要な場合、1名につき1枚のチケットが必要です。
※再入場不可
※公演中止・延期の場合を除き、お客様のご事情による払い戻しはできませんのでご了承ください。
※出演者の変更・キャンセルに対してのチケットの払い戻しは一切行いませんのでご了承ください。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
※譲渡および転売行為はいかなる場合も固くお断り致します。
※全公演舞台挨拶&歌唱あり
ミュージックレイン オフィシャルサイト
https://musicrayn.com/
スフィア オフィシャルサイト
https://sphere.m-rayn.jp/
スフィアポータルスクエア オフィシャルX
https://x.com/sphere_PS
ミュージックレイン オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/@MusicRayn
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