REPORT
2026.09.16
その後のMCでは橘が「苦しいなという時に寄り添ってくれたのが先輩方だったので、私たちDayRe:も皆さんに寄り添える楽曲を一緒に作りあげていきたいと思っているんですが、その時まで一緒についてきてくれますか?」と観客に問いかける。大歓声に「絶対についてきたいと思わせるようにしますので、これからもついてきてください!」と堂々と宣言。2年目の頼もしさを感じさせるなかで続いては3ヵ月連続リリースの第2弾となる新曲「キライキライスキ」へ。この時点ではリリース前であったこの曲、それもあって客席も含めて会場は一瞬の静寂と張り詰めた緊張感に包まれた。続いて鳴らされたのはスタイリッシュかつダンサブルなバンドサウンドに切ない印象のメロディが聴かれる。DayRe:の5人が出演する『IDOLY PRIDE』の楽曲でも知られる利根川貴之らによる楽曲は、5人が演じた月のテンペストも思わせるもの。それを感じ取った観客は、初めて目にするステージにぐっと引き込まれているよう。またステージ上では先ほどまでのニコニコとした5人が凛々しい表情で、またこれまで以上に緻密なステージングを展開していく。ダンスの細かい振りもそうだが、ソロからユニゾンへと次々と展開されるボーカルもまたテクニカルで、熱量の高いステージとなっていた。この曲もまた、2年目に入ったDayRe:のライブの中で重要なポイントとなるだろうと感じさせる、圧巻のパフォーマンスとなった。それは曲が終わったあとの観客の熱狂的な歓声が物語っている。
そんな新曲を聴かせたあとは、一気にギアが入って「ヒトリ狼」へ。ここでの流れが素晴らしく、前半の“楽しいDayRe:”から、このブロックにおける“かっこいいDayRe:”へのコントラストにグッと引き込まれる。ここでテンションが上がったあとで「クラキュラJump」と、さらに観客のフィジカルに訴えかける展開へ。5月のワンマン(LAWSON presents DayRe: 1st Anniversary Live – Page:366 –)でも大いに盛り上がったこのジャンプ曲、DayRe:と観客まとめて飛び上がるサビの光景はすさまじく、引き続き彼女たちのライブでの大きな武器になるだろう。
そこから続けざまに聴こえてきたのは「刹那的ロマンティック」のイントロ。今回はオリジナルよりイントロが長く作られ、冒頭のシンガロングも会場が一体となって歌われる。このシンガロングがまた爆音というべき大音量で、5月のワンマンを経てDayRe:の大きくなった姿を象徴しているようだった。しかしここまでパワフルなステージを見せてきたライブの終盤でこの楽曲が披露されるというのも驚きで、ステージ上の5人も息の合った、集中したステージを見せていた。そこから夏目が「まだまだいけますかー!」と息つく間もなくロッキンな「Overself」へと続く。ここでもサビでファルセット気味のコーラスを観客も一緒になって歌うというシーンがあり、終始ステージもフロアもアクティブにライブを作り上げるといった光景が見られた。
相川が「人生で一番汗をかいています!」と言うように、後半はよりタフなステージを5曲連続で展開していったDayRe:。そのままMC明けに披露されたのは「プロトノイズ」。ここでもまだキレのあるステージングを見せたあとは、本編ラストとなる「DeaRy Days!」へと続く。ここまでが夏のように一瞬で駆け抜け、その先に目に飛び込んできたのは5人の晴れやかな表情だった。宮沢が先のMCで言った「私たちの始まりの曲たち」という言葉通り、DayRe:の原点と同時にその魅力を最後に改めて滲ませる、そんな緩急を見せたクライマックスと共に本編は終了となった。
本編を終えたのち、フロアからの大歓声によってステージに戻ってきた5人。デニムのパンツに夏の欠片Tシャツ、そこにライブグッズをたくさん身に着けた姿でまず歌われたのは「Here We Run」。カジュアルな出で立ちながらサウンドもその姿もキラキラしている。終盤の5人が横一列で肩を組んで、一歩前に足を踏み出すというシーンは改めてグッとくるものがある。
最後には5人がそれぞれ今、そしてこれからの想いを語ったのち、この日最後の曲はDayRe:屈指のパーティーチューン「Happy Bubble Party」。もちろん5人も観客も、”Bubble!”の大合唱だ。真夏に相応しい、DayRe:流の”夏”ライブはこうして幕を閉じたのだった。
5月の1周年ワンマンでその圧倒的なポテンシャルを見せつけたDayRe:。この日も同じく卓越したステージングを含むタフネスと、2年目というフレッシュネスをしっかりと見せつける魅力的なステージとなった。加えてそうした彼女たちの
持ち曲を夏仕様に組み替えるというコンセプチュアルな構成もあり、この先の彼女たちがまたこれまでとは違った姿で魅了するという可能性も大いに感じられた。「夏、声になる」「キライキライスキ」という新たな楽曲を携え、9月に控える夏のワンマン第2弾“Seasons Live ~夏の欠片Ⅱ~”へと続いていく。
LAWSON presents DayRe: Seasons Live ~夏の欠片Ⅰ~”
2026.8.15@BLAZE GOTANDA 昼公演
〈セットリスト〉
M01. Overture
M02.夏、声になる
M03.青いリフレイン
M04. SPARKLE DAYS
M05.名もなき青のハルモニア
M06.プラチナ
M07. HIGH POWERED
M08.キライキライスキ
M09.ヒトリ狼
M10.クラキュラJump
M11.刹那的ロマンティック
M12. Overself
M13.プロトノイズ
M14. DeaRy Days!
――ENCORE――
EN01. Here We Run
EN02. Happy Bubble Party
●リリース情報
3ヵ月連続デジタルリリース中!
3rd Digital Single「夏、声になる」
2026年7月22日より配信中

作詞・作曲・編曲:めんま
4th Digital Single「キライキライスキ」
2026年8月19日より配信中

作詞:利根川貴之
作曲:利根川貴之、坂 和也
編曲:坂 和也&Wicky.Recordings
5th Digital Single「君を詠む」
2026年9月16日より配信中

作詞:山崎あおい
作曲・編曲:本多友紀(EverNest)
1st Single「ミカンセイオーディナリー」
2026年11月11日発売
【通常盤】(CD)¥1,900(税込)SMCL-1006
【期間生産限定盤】(CD+BD) ¥2,900(税込)SMCL- 1007~1008
初回仕様:内容未定
〈CD〉
全3曲
〈Blu-ray〉
01.ミカンセイオーディナリー(Music Video)
02.TVアニメ『獣王武神ダンデヴァイン』ノンクレジットED
予約URL:https://dayre.lnk.to/0rPIDe
●イベント情報
LAWSON presents DayRe: Seasons Live ~夏の欠片Ⅱ~
日程:2026年9月19日(土)
会場:東京・科学技術館 サイエンスホール
[昼公演]開場13:00/開演14:00 ※SOLD OUT
[夜公演]開場16:30/開演 17:30 ※SOLD OUT
DayRe:公式サイト
https://dayre-official.jp/
DayRe:公式X
https://x.com/dayre_official
DayRe:YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@dayre_official
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