REPORT
2026.09.03
後攻の愛美は、自身のアーティスト活動においてトレードマークになっているギターを持って登場。DAY1と同じく、TVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』のエンディングテーマ「ドラマチック逃避行」でアッパーにライブの幕を開ける。中低音域を豊かに響かせたロッキンな歌唱スタイル、マイクスタンドを用いてギターを弾きながら情熱的に歌う姿には、彼女の目指すスターとしての貫禄がすでに備わっている。それが証拠に、会場は早くも大きなコールを入れながら熱狂。サビ終わりのキメのフレーズ“ドラマチック逃避行”での、気だるげにつぶやくようなアプローチも様になっていて、痺れるほどのかっこ良さだ。
「皆さんこんばんわ、愛美です!よろしくお願いしまーす!」と短く挨拶すると、続けざまに焦燥と狂騒が相まみえるライブの鉄板曲「HELP」(TVアニメ『Helck』第2クールオープニングテーマ)へと雪崩れ込み、会場はよりワイルドな熱に浮かされていく。そこからバンドのタフな前奏に合わせてクラップを煽ると「まだまだいけるかー!」とけしかけて次曲「ザ・センセーション」に突入。照明がセンセーショナルな光の嵐を巻き起こすなか、愛美の「セイ!」という合図に合わせて観客が大合唱したかと思えば、「みんな頭振れー!」とヘドバンタイムが始まったりと、完全に出来上がった状態だ。ここまでの3曲はDAY1と同じ流れながら、前日とはまた違ったグルーヴと熱が生まれていたように思う。
ここでお楽しみのコラボタイム。例のキャラクター選択の映像演出を挟み、ステージに2本のマイクスタンドが用意されると、愛美と相羽が並んで披露したのは、BRADIOが愛美に楽曲提供したゴキゲンなナンバー「オネシャス!」だ。愛美の「みんな一緒に踊ってください!」という呼びかけに応えて、歌いながら振りを踊る2人の動きに合わせて会場中がダンシング。途中で「あいあい(相羽)、まだまだいけるー?」(愛美)、「いけるよー!あいみんもまだいけるのー?」(相羽)、「もちろん!みんなもまだまだいけるかー!」(愛美)とやり取りしてさらにテンションを上げると、ラストは華麗にポージングして貴重なコラボを結んだ。
歌い終えて「あいあいに歌ってほしかってん、この曲。めちゃピッタリじゃない?」(愛美)、「え、嬉しい!」(相羽)とトークに花を咲かせる2人。「オネシャス!」はブラスサウンドを取り入れた楽曲なのだが、実は2人とも吹奏楽部でサックスを担当していた共通項があるとのことで(愛美はテナーサックス、相羽はアルトサックス)、いつか「女性声優ブラスバンド部」を作りたいと野望を語り合う。その後も愛美は相羽の「なんでもOKしてくれる」「いつでも元気で気分にムラがない」ところが好きと話すと、相羽は愛美の「責任感が強くてクリエイティブ脳」を持っているところに惹かれると、お互いの魅力についての話題で盛り上がっていた。
相羽がステージを降りて、再び1人になった愛美は、ここで10月にリリースする新作EP「AIM STAR」より、DAY1とは異なる新曲を初披露することを告げて会場を喜ばせる。DAY1では黒須克彦に楽曲を作ってもらったという新曲「流星ランデブー」を歌っていたが、DAY2で彼女が披露したのは、『バンドリ!』で付き合いの長い作曲家・藤永龍太郎(Elements Garden)が楽曲提供した新曲「AIM STAR」。もちろん作詞は愛美本人で、「あの星に向かってもう一度頑張ろう」という思いを込めた楽曲だと語る。再びギターを手にした愛美が、勇ましいチャントパートの入ったイントロ部分で「歌ってー!」と呼びかけると、初披露の新曲にも関わらず会場からは早くも大きな声が上がる。じりじりとひりつくような切迫感を纏ったA・Bメロから、遥か高みの星に向けてすべてを解き放つようなサビへ。渇望感の滲むパフォーマンスに、自然と胸が熱くなる。ラストの叫びにも似た歌声と、それに続いて会場が一体となって「WowWow」と合唱する光景。初披露ながら昂揚感と爆発力が半端なく、今後さらに大きく育つであろうポテンシャルを感じさせる楽曲だった。
その後、先日に情報解禁となったアジアツアーの東京追加公演の告知を改めて行うと、DAY1のMCで田所あずさが語っていた「愛美さんがフルーツを食べて歯を折った」というエピソードの真相について説明。実際はぶどうを食べていたところ、タネを噛んでしまって「バキッ!」という音が出ただけだったという。DAY1では話が回収されないまま終演したため、「ほんまに歯が折れたやつ」みたいになってしまったが、歯は無事であることをアピールしていた。
ここからはラストスパート。ギターを持ち変えた愛美は、DAY1と同じく、TVアニメ『ベン・トー』のOPテーマ「LIVE for LIFE ~狼たちの夜~」を力強く鮮やかに放って“勝利の味”を噛み締めると、間髪入れずメタル調の推進力あるパワーナンバー「AthisCode」を畳みかけ、アグレッシブに疾走するバンドサウンドとエッジの効いたボーカルで会場を蹂躙する。音源で聴いても圧倒的な熱量を誇る本楽曲だが、ライブ会場でバンドの生演奏と共にパフォーマンスされる「AthisCode」はやはり別格。怒涛のステージングで愛美にしか作り得ない“神話”を描き出してライブを終えた。
そしてアンコール、DAY1では愛美と田所の2人が共演作「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」より「蝶々むすび」のカバーを披露していたが、この日もスペシャルなコラボレーションが待っていた。愛美と相羽が歌ったのは、『バンドリ!』より愛美がボーカル/ギターを務めるPoppin’Partyの代表曲の1つ「ティアドロップス」。この曲もまた上松範康が作曲した、情熱的なメロディが心を熱くさせてくれる1曲だ。愛美はポピパの時とはカラーリングの異なる、ストライプ柄のランダムスターを弾きながら歌唱。さらにお互い主線のメロディだけでなく、追っかけのコーラスパートも補完し合いながら歌うスタイルで、掛け合いのようなフィーリングが強まって聴き応え満点だ。愛美の声音も普段のポピパ時とは明らかに異なるアプローチで、決めゼリフ「この手を離さないから」は2人で一緒に披露。貴重極まりないコラボレーションとなった。
その後のMCで、ストライプ柄のランダムスターについて、ポピパの楽曲をカバーするにあたり特別に用意してもらった、この世に一本のサンプル品であることを説明。虎の縞模様のようなアニマル柄になっているため「めっちゃあいあいっぽくない?」(愛美)と嬉しそうに語る。今回のライブを通して、いい友達を持ったことを改めて実感することができたという2人。ハグをして友情を確かめ合うと、その後、先ほどは上手くいかなかった腕をクロスさせるマイクパフォーマンスの練習を行い、いよいよこの日のラストナンバーへ。2人が最後に歌ったのは愛美の楽曲「メリトクラシー」。楽しそうに歌い合う2人の振る舞いと鋭くもファンキーなグルーヴが会場のテンションを際限なく上げていき、観客は“トゥトゥトゥルトゥ”と歌ったかと思えばクラップやハンズアップしたりとお祭り騒ぎ。2人は落ちサビで例のマイクパフォーマンスもバッチリ決めてみせる。愛美・田所・相羽が2日間に渡り“最高の試合”を繰り広げた『A-GAME』は、演者もファンも含め全員優勝と断言できる盛り上がりのなか試合終了となった。
<DAY2 セットリスト>
M1.REASONS(相羽あいな歌唱)
M2.Beauty or Beast(相羽あいな歌唱)
M3.創聖のアクエリオン(相羽あいな歌唱)
M4. Lead the way(相羽あいな・愛美歌唱)
M5.センスオブワンダー(相羽あいな歌唱)
M6.S.T.D.M.(相羽あいな歌唱)
M7.僕だけの地平線(相羽あいな歌唱)
M8.ドラマチック逃避行(愛美歌唱)
M9.HELP(愛美歌唱)
M10.ザ・センセーション(愛美歌唱)
M11.オネシャス!(愛美・相羽あいな歌唱)
M12.AIM STAR(愛美歌唱)
M13.LIVE for LIFE ~狼たちの夜~(愛美歌唱)
M14.AthisCode(愛美歌唱)
―ENCORE―
EN1.ティアドロップス(愛美・相羽あいな歌唱)
EN2.メリトクラシー(愛美・相羽あいな歌唱)
各音楽配信サービスにてセットリストプレイリストが公開!
DAY1
https://aimi.lnk.to/A-GAME_DAY1_setlist
DAY2
https://aimi.lnk.to/A-GAME_DAY2_setlist
●リリース情報
「AIM STAR」
2026年10月14日発売
CD予約はこちら
https://aimi.lnk.to/AIM_STAR
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
価格:¥8,800(税込)
品番:KICM-92181
【通常盤(CD)】
価格:¥2,000(税込)
品番:KICM-2181
<CD>
「タイトル未定」
作詞, 作曲:愛美 / 編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
「タイトル未定」
作詞:愛美 / 作曲, 編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
「タイトル未定」
作詞:愛美 / 作曲, 編曲:黒須克彦
「ドラマチック逃避行」
作詞:愛美 / 作曲:金崎真士(SUPA LOVE) / 編曲:島崎貴光
(TVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』エンディングテーマ)
※収録曲順は未定となります
<Blu-ray>
「AIMI LIVE TOUR 2025 “NEW WORLD”」2025.11.3 なんばHatch 他
●ライブ情報
AIMI ASIA TOUR 2026「STAR RISING」
2026年11月7日(土)
ソウル・GABIN ART HALL
2026年11月15日(日)
香港・TIDES
2026年12月5日(土)
台北・MOONDOG
2026年12月25日(金)
東京・ルネこだいら
愛美 公式サイト
https://aimi.info/
愛美 公式X
https://x.com/aimi_sound
愛美 公式YouTube
https://www.youtube.com/@aimin_official
SHARE