リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

REPORT

2026.09.02

今年のエイルの日はファンと共にスポーツ大会!?藍井エイル、熱気と歓喜に満ちた「EIR’S DAY 2026“藍いスポーツ大会”」をレポート!

今年のエイルの日はファンと共にスポーツ大会!?藍井エイル、熱気と歓喜に満ちた「EIR’S DAY 2026“藍いスポーツ大会”」をレポート!

8月16日は「エイル(816)の日」。藍井エイルが毎年ファンと積み重ねてきたこの特別な1日に、今年掲げられたのは「EIR’S DAY 2026“藍いスポーツ大会”」というタイトルだった。会場は東京・Zepp Haneda。音楽とスポーツを掛け合わせるという未知数の企画。蓋を開けると、そこにはゲーム好きの藍井エイルらしい遊び心と、汗と本気だけが渦巻く熱狂のステージがあった。

PHOTOGRAPHY BY “SUGI” Yuya Sugiura
TEXT BY 阿部美香

「えい、えい、るー!」で幕を開け、オープニングから全力疾走

8月16日といえば、藍井エイルファンにとっては、もうお馴染みとなったスペシャルイベントが行われる「エイル(816)の日」! 神奈川・横浜 BAY HALLにて4年ぶりの開催となった昨年は、「Eir’s day 2025 ―藍い夏祭り―」と題して、バンドスタイルライブとファンクラブ限定配信コンテンツ「EIR CONNECT」の公開収録を兼ねたトークステージという2部構成で届け、タイトル通り、夏祭りにふさわしい賑やかなイベントとなった。
そして今年。会場を東京・Zepp Haneda(TOKYO)に移し、新しいテーマに挑むと発表されていた今回のイベントタイトルは、「EIR’S DAY 2026“藍いスポーツ大会”」! エイルのライブはいつも盛り上がりが尋常ではなく、まるでスポーツのようだ!と形容するファンの声を受けて、事前に公式サイトでは「音楽と共に身体を動かし汗を流し、会場全体で“ひとつのミッション”に挑む――」と説明されてはいたのだが……果たしてどんな内容になるかは未知数だった。かくしてその実態は……ゲーム好きの藍井エイルならではの遊び心満点の演出を交え、全開のパワーと汗が飛び交う熱気しかない、藍井エイルだからこそのステージが繰り広げられた。

「エイル(816)の日」の幕開けは、藍井の影アナ挨拶から。「本公演はスポーツ大会ですが、決して無理などなさらぬよう、ご自身の体調やペースに合わせてご参加ください」と注意事項を藍井が読み上げ、「それではいきますよ!合言葉はわかるよね?」と、お馴染みの「エイ、エイ、ルー!」の合言葉を全員が掛け合うと、客席に一斉にブルーのペンライトが灯り、歓声が挙がる。そしてバンドが選手入場。青い照明のなかでゆったりとセッションを始め、演奏はいつしか聞き覚えのある「絵空事」のイントロへと差し掛かった瞬間、「オイ!オイ!」とオーディエンスが拳を振り上げ、下手から藍井が叫びながらダッシュでステージに駆け込んでくる。激しいクラップ。一斉に歌い出す観客を「もっと!」と煽り、スケール感のあるハイトーンボイスを響かせて「跳べ!」と挑発する。

のっけからトップスピードで走り出した藍井のステージは、ノスタルジックで情熱的な「KASUMI」へ。憂いをたたえた藍井の表情に魅入られ、バンドが熱さを増していく。曲のラスト、内に秘めた熱情をぶつけて、藍井が「さぁ、ガンガン行こうぜ!!」と声を張り上げると、フロアは再び激しく蠢く。青い光に染まった客席に赤色が交じり、ギター2人が前へ出る。お立ち台に飛び乗った藍井が「声出せー!」と言って始まったのは、「シューゲイザー」だ。藍井の強いボーカルに負けない、大きなクラップが巻き起こる。ノスタルジックなメロディが染みる曲だが、ここでも藍井は煽る手を緩めない。「まだまだ声出せるだろー!」と、客席を指差して1人1人に訴えかける。激しいかき回しの中で、藍井が叫ぶ。

「今日は目一杯スポーツの日だ、準備いいかー?思いっきり動いてくれ、いいかー!みんなの本気、見せてくれー!」

そして一瞬の静寂をぶち破って、“迷わずに今 矛盾だらけの世界を その手で撃ち放て”と、藍井の歌声が突き刺ささる。「IGNITE」だ!ハードな楽曲が続いたオープニングブロック、バンドが体を揺らし、お立ち台に足をかけた藍井の煽り方もますます激しく、客席に差し伸べた手を上に振り上げてジャンプを煽る。さらに、いつもは手拍子で盛り上がる間奏も、「今日はクラップじゃなくて、みんなでジャンプしましょう!」とカウントする藍井。スポーツ大会は早くも最高潮を迎え、フロアが何度も大きく波打つ。痛快にロングトーンを響かせて「最後まで楽しんでいきましょう!」と告げ、藍井とバンドがステージから去っていった。

突如乱入してきた謎の生命体……その正体は”藍井エイルの怠惰”!

その瞬間、会場に鳴り響いたのは不穏なアラームとサイレン。ステージ後方のLEDスクリーンに“AST(=藍いスポーツ大会)システム”がエラーを起こしたことを知らせる文字が映り、「未確認生体反応を検知」したと無機質なナレーションが入る。すると……舞台下手からスーツ姿の男性(=ゲーミング・エンターテインメントチーム「UNLIMIT」所属のMC・田森就太)が登場!ついにここで、今回スポーツ大会と題してファンが集まった目的と、イベントの全貌が明らかになる。
本イベントで討伐ナビゲーターを務める田森いわく、ASPシステムが藍井エイルの心の中から発せられた未知の生命体を検知した……というところで、紫色(?)のヌメヌメ、ベトベトしたスライムにも似た謎の生命体が、スクリーンに登場して客席に手を振り、ゲップをして急にいびきをかいて寝始める。そして藍井によく似た声で「めんどくさい……後でやる……」と、人間のやる気を吸い取るネガティブアタックを食らわせる。田森のコミカルな実況に、会場から笑い声が。さらに、この生命体が「丸井サムシング」という名の怠惰モンスターで、みんなの汗、声、本気に弱いことが判明。つまり、この丸井サムシングを倒すためには、会場全員がこのライブで本気で汗を流し、丸井サムシングのライフポイント・60万キロカロリーを、全員で歌って跳んでカロリー消費し、ダメージを与えていかなくてはならない「ハネダ作戦」が決行されることが明らかになった! 作戦の指揮を執る藍井エイル監督からの「私の怠惰から生まれてしまった丸井サムシングを、選手のみんなとともに倒したいと思う!倒してくれ、頼む!」というムービーコメントに、客席からは頼もしい鬨の声が挙がる。ちなみに、ここまでの4曲で与えた消費カロリーを差し引くと、丸井サムシングのライフポイントは残り52万5000キロカロリー。討伐はここからが本番。改めて田森が 「藍いスポーツ大会、開幕です!」と宣言すると、大きな雄叫びが挙がった。

跳んで、跳んで、跳び続け、ジャンプとコールで攻撃せよ!

スポーツ大会=ハネダの後半戦、最初のナンバーは「AURORA」だ。突き抜ける最初の一節を歌い上げた藍井が「跳べーー!」と叫び、「Hi!Hi!」と声を挙げて、フロアがジャンプする。ベースボールシャツを着込んだ藍井が手を上下に振りながら、ジャンプと声を煽る。鋭いストリングスから続いたのは「HaNaZaKaRi」。ミドルテンポの分厚いバンドサウンドにのって、藍井のカウントでみんなが一斉に高くジャンプする。
ここでようやく藍井のMC。「暑いってもんじゃないね。大丈夫ですか?皆さん。丸井サムシングの世界観に付いてこれてますか?」と笑顔の彼女は、「ちゃんと準備運動してきましたかー?」「この後もスポーツ大会、楽しんでいきましょう!」とコールして、マイクスタンド前でクラップとともに「閃光前夜」をしなやかに届け、「行くぞー!」とシャウトし、ハンドマイクに切り替えて「グローアップ」へ。「こっちに跳ぶよ!」とオーディエンスを導いてステージを左右にジャンプしながら歌い、客席と掛け合う。
ハードな楽曲から「グローアップ」のような軽快な楽曲まで、体力勝負のナンバーを軽やかに歌い上げる藍井がまぶしい。曲の合間では全員ジャンプの瞬間を写真に収め、そこからまた爽やかな「アクセンティア」でジャンプを重ねる。藍井が振り上げたマイクに向かって、全員が声を合わせた“アクセンティア”の歌声は、この造語タイトルに藍井が込めた“日常に彩りを与える人”の存在と喜びを、しっかりと感じさせてくれた。明るく夏らしい曲が連続し、次に届けられたのは「コバルトスカイ」。「タオル回せ!」の声に客席が応え、藍井も楽しそうにタオルを回しながら跳ねている。伸び伸びした歌声をさらに応援するように、フロア全体にワイパーが広がった。

次のページ:大きなバルーンがフロアを舞い、久々の「Bright Future」をコール&レスポンス

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP