INTERVIEW
2026.08.27
奇跡の共演が実現した“FLOW THE FESTIVAL 2026”の大成功、そして興奮冷めやらぬまま敢行された中南米ツアー。バンド史上最多動員を記録するなど、世界を揺らし続けるFLOWが、待望のニューシングル「+ENCOUNT」をリリース!初となる海外レコーディングの舞台裏やMV撮影秘話、TVアニメ『落第賢者の学院無双~二度目の転生、Sランクチート魔術師冒険録~』の世界観と共鳴するバンドの「不屈の意志」に迫る、熱量満載のインタビューをお届けする!
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
——“FLOW THE FESTIVAL 2026”お疲れ様でした。総括と感想をお願いします。
TAKE 今年はやっぱりhide with Spread Beaverですね。
KEIGO まさかの出演でしたね。
TAKE FLOWのKOHSHI・TAKE兄弟のルーツを表現する存在に、出演していただけたことこそスペシャルでした。
——いつ、声をかけようと思ったのでしょうか?
TAKE 前年です。実は“FLOW THE FESTIVAL 2025”にマニピュレーターのI.N.A.さんをお呼びしていたんです。それ以前にも色々と関係性があったんですけど、たまたまその日に時間があるからと遊びに来てくれたんです。それで「ライブ、出てもらえませんか?」とお誘いしたところ、尽力してくださった結果、1年後のステージに登場していただけました。
——お二人の思いやご縁については映像でも紹介されました。
KOHSHI 映像にあった通り、hide with Spread Beaverの代々木第一体育館のステージに立った、あの日が始まりだったので、感情としては“FLOW THE FESTIVAL”がどうでもよくなっちゃうくらい、夢のような瞬間でした。
TAKE 30年越しの伏線回収ができました。また同じステージで、しかもKIYOSHIさんとのツインギターだなんて。長く続けていると、こういうご褒美みたいな日が来るんだなって思いました。しかも「ROCKET DIVE」ってアニソン(TVアニメ『AWOL -Absent Without Leave-』OPテーマ)なんですよね。色んなパズルがガチャリとハマった気がしました。
KOHSHI 俺たちもhideさんのトリビュートに参加させてもらいましたし、森 雪之丞さんのトリビュートアルバム『Words of 雪之丞』でSONIC STORAGE feat. KOHSHI from FLOWとして、hideさんの「EYES LOVE YOU」をカバーさせてもらったんです。長いこと続けてきたからこそ関係性が生まれていて、出演も快諾していただけたと思うので、バンドを長く続けてきていなかったらきっとこの未来はなかった。そう思えば、本当にやってきて良かったと思います。
——長く続けてきたことが結実したという意味では、今年の“FLOW THE FESTIVAL 2026”では2003年デビュー組が揃ったのも感慨深い瞬間でしたね。
KEIGO まさにそうですね。angelaとORANGE RANGEとHOME MADE 家族。それもありましたね。
TAKE 辞めてしまったり、活動休止から復活していなかったなら、ありえなかったステージでしたね。でもそれぞれの思い出を回収できたり、アニメ放送当時へ思いを馳せられたりするのも“FLOW THE FESTIVAL”のテーマの1つとしてありますから。そしてもう1つのトピックとしては、アリーナ後方に初めてスタンディングエリアを作ったことですね。
KEIGO 楽しんでいたよね。
TAKE ちゃんと機能したなと思いますし、世の中にあるフェスに対して新たな提示ができたのではないかと思っています。節度あるなかで楽しんでくれていましたね。音楽評論家の冨田明宏さんと音楽ライターの澄川龍一さんが話していましたけど、スタンディングエリアにはそれぞれに自治があったらしいんだよね。自分たちがその場のルールを作って楽しむんだ、という気持ちで臨んでくれたライブ猛者たちがいたことで、いい場所になりました。「来年はあそこに行こう」っていう書き込みも見ましたし、ロックとアニメをお客さんも含めて融合させることが、ステージだけではなく客席でもできたことが大きかったですね。
——そんな“FLOW THE FESTIVAL 2026”を終えた直後には中南米へと出かけていたFLOWです。勢いのある3rd. STAGEだったとのことですが、いかがでしたか?
TAKE ペルーでは野外でのライブだったのですが、バンド史上中南米最多動員となりました。1日で6000人!
KOHSHI あそこだけ桁違いだったんです。
TAKE 前回のペルーのライブは2日間でそれぞれ3,500人だったのですが、それを1日に凝縮したんです。積み重ねてきたものが形になってきているなという実感にも繋がったペルーでした。空港での出迎えも熱狂的なんだよね。
KEIGO 初めて行った時から、空港には出迎えのファンがいてくれたんですよね。
KOHSHI DOESも今回、初めてペルーに行ったけど、空港に出迎えが来ていたって驚いていたよ。
——日本のアーティストへのリスペクトが強い国なんですね。
KEIGO うんうん。本当にそんな感じを受けます。
——南米の、そのほかの国はいかがでしたか?
KEIGO コンベンションでコロンビアに行けましたし、初めて行った場所が多かったんです。ほかにもメキシコではツアーもできましたから。
TAKE 最近やった国内ツアーより回ったよね、メキシコだけでも。
KOHSHI しかもどこもお客さんがすごくたくさん来てくれましたしね。
KEIGO 嬉しかったですね。
TAKE 世界での日本のカルチャーの盛り上がりを、肌で感じてきました。『NARUTO-ナルト-』は大人気だなって思いましたね。
KEIGO 『NARUTO-ナルト-』の愛され方がすごいなと改めて感じました。
TAKE 今回は特に、『NARUTO-ナルト-』縛りでもある“NARUTO THE ROCK”でしたし、映像も使用させていただいて、LEDで映像を背負いながら『NARUTO-ナルト-』の世界観の中でお送りするライブ形式だったので、これを来年の“FLOW THE FESTIVAL”でも、その延長になったらいいなと思っています。
SHARE