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REPORT

2026.08.13

声優・アーティストたちが熱狂の渦を巻き起こした“Shibuya LOVEZ OPENING SERIES「Lantis DAYZ」”DAY.2レポート

声優・アーティストたちが熱狂の渦を巻き起こした“Shibuya LOVEZ OPENING SERIES「Lantis DAYZ」”DAY.2レポート

2026年7月18、19日、東京・Shibuya LOVEZにて開催された、ランティスの所属アーティストによる音楽イベント・“Shibuya LOVEZ OPENING SERIES「Lantis LOVEZ」”。そのDAY.2は、ベテランからニューカマー、そして近年ランティスにジョインしたアーティストたちまで、様々な女性アーティストたちがラインナップされたフェスとなった。この日しか見ることのできないパフォーマンスやサプライズも訪れたスペシャルなステージの模様をレポートしていく。

TEXT BY 澄川龍一

この日だけのコラボやサプライズも登場!ランティスアーティストによるお祭り

“Lantis DAYZ”DAY.2、その幕開けはアイドルマスター シャイニーカラーズ(以下シャニマス)からのユニット・ノクチルから。昨日と同様にヘビーなBGMののち、そこから「いつだって僕らは」の爽快感溢れるバンドサウンドが鳴らされると、会場は一気に歓声に包まれる。ノクチルの清涼感たっぷりなロックサウンドに、和久井 優(浅倉 透役)、土屋李央(樋口円香役)、田嶌紗蘭(福丸小糸役)、岡咲美保(市川雛菜役)という4人の個性的な歌声、そこに歓声が合わさった空間は爽やかで、それでいてまた熱量の高いものだ。そのままのテンションで「愛しき日々」へと続き、MCを挟んで最後の曲へ。

しかしその前に土屋が呼び込んだのは、田中有紀。この日はソロとしてラインナップされていた彼女だったが、ここではストレイライトの芹沢あさひ役としてノクチルとのコラボが実現。歌うのはこれもまたバンドセットにぴったりの、エモーショナルなロックナンバー「シャイノグラフィ」だ。グイグイと感情が積み重なっていくようなサビの展開同様に、会場のボルテージも上昇していく。“Lantis DAYZ”DAY.2はオープニングとしてはこの上ない熱気のなか幕を上げたのだった。


                                                                                                                                                   ©東映特撮ファンクラブ

一気に熱気に包まれたShibuya LOVEZのステージに、続いて登場したのはタイからやってきたトリリンガルのアニソンシンガー、MindaRyn。特撮ドラマ『フォルティクス 配信!推しを継ぐもの』のOP主題歌「Backlit world」をロッキンに歌い上げると、Bメロからは突如として黒ずくめのアクターが乱入。何事かと思うと、そこにヒーロー・フォルティクスが颯爽と登場し、バトルを開始。MindaRynの熱唱とフォルティクスのヒーローショーという、スペシャルなコラボレーションが展開されたあとは、MCを挟んで「Like Flames」という彼女の代表曲が披露される。客席とステージが真っ赤に染め上げられたなか、熱っぽい歌唱を聴かせるMindaRynのブルーの衣装がまたコントラストを見せる、存在感抜群のステージだ。

そんなMindaRynからのバトンを受け取ったのは佐々木李子。まずは2024年にリリースした「Windshifter」という、彼女にとってのランティスでの最初の楽曲を披露。爽やかなサウンドに対して佐々木のソウルフルな歌唱が印象的なパフォーマンスを見せたかと思えば、そこから6月にリリースされたばかりのフルアルバム『RI PATHOS』から「桃李成蹊」では一転してアグレッシブなステージングを披露。ザクザクと切り込んでいくバンドサウンドと共に佐々木のボーカルも熱っぽくなっていく。

そして続いては先ほどパフォーマンスを終えたばかりのMindaRynを呼び込んでコラボコーナーへと移行する。そこで披露されたのはなんと、TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』から名曲「God knows」だった。予想外のタイトルに驚きの歓声が会場を包み込むなか、ランティスの歴史を語るうえでは欠かせない名曲を、しかもツインボーカルというスペシャルな編成で歌われる。ロッキンなサウンドの中でストレートな歌唱のMindaRynと、情熱的な歌声を聴かせる佐々木というコントラストもまたかっこよく、さらにその2つが合わさるあたり、名曲が新な輝きを放った瞬間でもあった。

実力派2人によるスペシャルなコラボ、そしてこの日ならではのスペシャルなカバーという余韻のなか、会場に聴こえてきたのは波の音。それに気づいた観客の歓声のなかスタートしたのは、アニソンボーカルユニット・ARCANA PROJECTによる「たゆたえ、七色」。桜野羽咲、花宮ハナ、相田詩音、天野ひかる、蔀 祐佳、吉乃 櫻がステージの前後左右を駆使しながら複雑なフォーメーションを見せると同時に、その6人による重層的なボーカルを聴かせるという、ARCANA PROJECTの魅力がたっぷり詰まった、切なくも美しいパフォーマンスだ。そこからMCのあとには「アイレ」で一気に会場の熱気を加速させる。ダンスパフォーマンスと共にボーカルも全身を使うかのような力強さをもち、同時に観客のシンガロングも煽っていく、まさにこの日のようなフェスにうってつけのステージだ。

ARCANA PROJECTのあとに続いたのは、2024年の活動開始以来数々のライブやイベントで熱狂を生んできたユニット、前橋ウィッチーズの登場だ。最初に披露するのはもちろん、自身が出演するTVアニメ『前橋ウィッチーズ』OPテーマ「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」だ。待ってましたとばかりの大歓声が沸くなかで、春日さくら(赤城ユイナ役)、咲川ひなの(新里アズ役)、本村玲奈(北原キョウカ役)、三波春香(三俣チョコ役)、百瀬帆南(上泉マイ役)はこの1年ですっかりアンセム化したこの曲を堂々と歌い、軽やかに踊る。観客のコールも息ぴったりで、まさにランティスの次代を担うといえる楽曲に大きな盛り上がりを見せたあとは、アニメ第3話の挿入歌「シャボン・テンション!」を披露。これもまた人気の楽曲で、キュートなポップネスの中にキュンとくるエモさを感じさせるステージを披露していった。

そこからふたたびコラボステージが始まること、その曲がこちらもランティスの名キャラソン「ダイヤモンドハッピー」(TVアニメ『アイカツ!』OPテーマ)であることが告げられると、会場はさらにヒートアップ。しかも、そのコラボ相手であるARCANA PROJECTはステージ上ではなく、客席から登場するという驚きの演出を見せる。しかもARCANA PROJECTがディアステージの先輩の曲を歌うというのもエモいポイントだ。そこからARCANA PROJECTがステージに集結して、総勢11人という実にゴージャスなコラボが展開されていった。

“Lantis DAYZ”DAY.2、続いてのステージは声優・岬 なこ。様々なジャンルを横断しながら豊かな表現力を見せる彼女だが、ここでは3曲というなかでその魅力を存分に発揮したパフォーマンスを見せてきた。冒頭を「morning morning」のアッパーなサウンドの中で、凛々しさも感じさせるボーカルを聴かせていく。そこから「スイートサイン」ではジャジーなアプローチのなかで、先ほどとは打って変わってチャーミングな声も聴かせるなど、早くもその表情豊かな歌唱を展開。最後は「Brand New Days!」というふたたびロッキンな楽曲へと移行する。ここでは冒頭で見せたものからよりパワフルになったボーカルを聴かせるという、変幻自在な表現力を見せていった。この日の出演者の中で唯一MCがなく、パフォーマンスのみで見せていった岬 なこだが、それゆえ彼女のアーティスト性が際立つ、またさらなる表情を見てみたくなる見事なステージであった。

続いてのアーティストは、事前には発表されていなかったシークレットアクト。会場後方のLEDモニターに、それが声優・小林愛香であると映し出されると、会場は一気に大歓声に包まれた。『ラブライブ!サンシャイン!!』のスクールアイドル・Aqoursの一員としてランティスと10年以上共にしていた彼女が、この6月にソロとしてもランティスに所属となったニュースは記憶に新しいが、ここで彼女のステージが本格的にお披露目となる。2人のダンサーと共にステージに立った小林が最初に披露したのはもちろん、ランティス移籍第1弾の楽曲となる「BLUE MAGIC」である。攻撃的なエレクトロニックサウンドに乗せて、小林の情熱的かつ圧巻のボーカルが響き渡ると同時に、ダンサーとも息の合ったダンスを見せる。卓越したボーカル&ダンススキルを見せつける、新生・小林愛香を観客に知らしめるにはこの上ない1曲だ。MCでランティスのフェスにソロで出られる喜びを爆発させた小林が次に披露したのは、『ラブライブ!サンシャイン‼ 』のスピンオフ作品で、自身が主役のヨハネ役を担当したTVアニメ『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』OPテーマ「幻日ミステリウム」のセルフカバー。ここでもシンフォニックなダンスナンバーで力強い歌唱を聴かせるという、現在のモードでのパフォーマンスを見せ、ソロとして自身の新なフェーズを存分に見せつけるステージとなった。

そうした実力派が続く声優ソロアーティストのブロックの最後を飾ったのが、田中有紀。オープニングではシャニマスでの出演となったが、ソロでは彼女らしい熱量の高いロッキンなステージを展開。まずは「Crier」でアグレッシブなバンドサウンドと共にパンチの効いた歌唱を聴かせていく。ボーカルもさることながら、観客を煽り続けるステージングもお見事で、会場の温度もグイグイと上昇。MCの中でも声優ユニット・NOW ON AIRから数えて10年というランティスとの繋がりを語りながら、続く「JUMPIN’ PARTY」ではじゃんけんをしたりタオルを振り回したりと、観客と一体となったパフォーマンスを見せる。ランティスと共に育ち、そしてレーベルの未来を牽引する歌姫として、堂々たるステージとなった。

次のページ:ランティスの現在、そして未来を見せる圧巻のパフォーマンス

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