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REPORT

2026.08.07

“ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 6th Live Dream ~Bloom Garden Party~ <Bloom Garden Party Stage/埼玉公演>” Day.1レポート!

“ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 6th Live Dream ~Bloom Garden Party~ <Bloom Garden Party Stage/埼玉公演>” Day.1レポート!

バーチャルスクールアイドルプロジェクト・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(以下、蓮ノ空)のライブイベント“ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 6th Live Dream ~Bloom Garden Party~”。福岡、兵庫、神奈川と巡ってきたライブが、2026年7月11日(土)、12日(日)の埼玉公演でついにファイナルを迎えた。舞台は埼玉・ベルーナドーム。卒業生(102期生)キャストも含めた11人が集結した今回の公演より、本稿ではDay.1の模様をお伝えする。

PHOTOGRAPHY BY KANG JONGHOON/河上 良/VIOLA KAM/松本いづみ/加藤千絵/深野輝美/キセキ ミチコ
TEXT BY 千葉研一

102期生も含めた11人がベルーナドームに立つ夢の舞台!

“Bloom Garden Party”――それは、花帆たちが1年をかけて追いかけてきた、すべての人が“いつかきっと”花咲くステージ。その第一歩。

スマートフォン向けアプリ「Link!Like!ラブライブ!」(以下、「リンクラ」)の活動記録での、日野下花帆の「先輩たちともう一度ライブをしたい」「誰もが笑顔の花を咲かせられるステージを作りたい」との願いから生まれたのが、“Bloom Garden Party”(以下、“B. G. P.”)。実現した“B. G. P”の1日は、大ヒット公開中の「映画 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Bloom Garden Party」でも描かれ、花帆をはじめとするメンバーの想いに涙した人も多いだろう。

その名前を冠した“6th Live Dream”。これまで開催されてきた“Bloom Stage/福岡公演”、“Garden Stage/兵庫公演”、“Party Stage/神奈川公演”の出演キャストは、105期として活動してきた楡井希実(日野下花帆役)、野中ここな(村野さやか役)、菅 叶和(大沢瑠璃乃役)、櫻井陽菜(百生吟子役)、葉山風花(徒町小鈴役)、来栖りん(安養寺姫芽役)、三宅美羽(セラス 柳田 リリエンフェルト役)、進藤あまね(桂城 泉役)の8人だったが(菅は体調不良のため神奈川公演を出演見合わせ)、今回の“Bloom Garden Party Stage/埼玉公演”は8人に加えて、卒業生である102期生キャストの花宮初奈(乙宗 梢役)、佐々木琴子(夕霧綴理役)、月音こな(藤島 慈役)の3人も出演。MCで本人たちが口にしていたように、11人が集結し、こんな大きな舞台にまで来たことは感慨深い。

ベルーナドームには“蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん”(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのファンの呼称)の想いや期待感が広がり、まだ明るさの残るなかで開演時間となる。開演前アナウンスは、映画でも担っていた徒町小鈴。かわいい声でのアナウンスが流れると歓声があがり、いつものように「ちぇすとー!」と気合いの一言。そして、メンバーカラーの光がベルーナドームに集まるOPムービーが流れ、メンバーが1人ずつ紹介される。102期生の3人が最後に紹介されると、心待ちにしていた気持ちが大歓声となって会場に響いていた。

ライブのオープニングを飾ったのは、映画の挿入歌「ハナ咲けばユメ駆ける」。今回のステージ構成はメインステージから花道が伸びてセンターステージがあるのに加えて、メインステージの上手と下手もサブステージのような形になっている。映画で「ハナ咲けばユメ駆ける」を披露したステージはまさにステージから花道が3本伸びていて、3つのサブステージで構成されており、それを再現した形だ。

映画と同様、それぞれのステージにスリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!の3組が登場、笑顔いっぱいに歌いながらメインステージに移動すると、後方の階段の一番上にEdel Noteの姿が。2人は手を取って階段を降り、11人で華やかなパフォーマンスをみせる。この演出は映画を完全再現していて、同じフォーメーションやダンスも感動ひとしおだ。

満面の笑顔を浮かべる楡井は、「ついに!ついにやってきましたよ!ベルーナドーム!!」と大興奮の様子。今回の公演も座席にはブロックごとに名前がついており、アリーナ前方からクロユリ、ハナショウブ、サクラ、ツツジ、アジサイ、ゲッカビジンであると紹介。加えて、スタンドはヒマワリ、配信はマリーゴールドであることも発表し、自己紹介を行った。菅がステージを走り回って楽しませる場面もありつつ、「Bloom Garden Partyスタートです!みなさん!思う存分、花咲かせて下さい!」と楡井が力強い言葉を述べて、ライブ本編のスタートを宣言した。

スクリーンには、103期、104期、105期とこれまでの活動記録が蘇るカードイラストが次々と映し出され、「NEXT→Unit Stage」の文字が。本編序盤は、105期体制でのユニットによるステージが展開されていった。

まず登場したのは、Edel Note。「リンクラ」の「Fes×LIVE」映像をバックに、それとリンクする見事なパフォーマンスで熱くかっこ良く、Day.1とDay.2の日替わり曲である「Retrofuture」を歌い上げていく。2人のカラーのライティングがステージを照らし、無数のレーザーも飛び交って、クールなパフォーマンスを彩っていた。そのまま、「シアター生き様」ではオーディエンスのクラップが2人の背中を押す。軽快かつ優雅さも漂わせるダンスでも魅せながら、また違った表情をみせると、ここでのEdel Noteパートラストは「A出るノート」。さらに大ボリュームのコールが響き渡り、ジャンプしてハイタッチを交わしたり、おんぶしてクルクル回ったり、三宅と進藤の表情にもパフォーマンスにも楽しさが溢れていた。Edel Noteの2人もこれから新たなステージへ移ることとなるが、やはり2人の絆と息の合ったパフォーマンスは素敵だ。

続いて登場したのは、楡井と櫻井による105期・スリーズブーケ。左右のサブステージに分かれて登場した2人は、まずはスリーズブーケのデビュー曲である「水彩世界(105期Ver.)」を披露。爽やかな歌声を響かせながら徐々に近づいていき、真ん中で手を合わせると笑顔がこぼれる。踏み出すステップの大きさにも気持ちが溢れており、お花いっぱいのスクリーンをバックにかわいさ一杯の表情で歌い上げた。スリーズブーケの2曲目は日替わり曲「眩耀夜行(105期Ver.)」。リリックビデオが120万回再生(※7月11日時点)を超える人気曲だ。スクリーンは星空となり、雰囲気たっぷりに思いを込めていく2人。息の合ったダンスも安定感抜群で、2人の成長がより成熟したパフォーマンスを生み出すと、ラスサビでは背景と合わせるように会場がオレンジに染まっていた。さらに、「Special Thanks(105期Ver.)」のイントロが流れると大歓声が沸き起こる。この曲がキャストのライブで披露されるのは“ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 3rd Live Tour TRY TRI UNITY!!! with スリーズブーケ”以来であり、歓声の大きさが待望のほどを物語っていた。軽快なメロディにのせて、2人の顔にも嬉しさが滲む。Dメロで階段を登るたびに階段が光る演出も印象的で、登りきった先で頭を撫でる場面もあるなど、笑顔の花をここでもいっぱいに咲かせていた。

スリーズブーケらしいパフォーマンスをみせた後は、DOLLCHESTRAの野中と葉山が自分たちの色を見せるターン。会場を切り裂くようなフレーズが響き、センターステージに登場した2人は「AWOKE(105期Ver.)」を投入。ダンサブルなパフォーマンスで一気にDOLLCHESTRAの世界へとチェンジしていく。こちらもユニット最初の曲ということで、パフォーマンスの成熟度や表現力でもみんなを魅了していた。続いて、日替わり曲「青春の輪郭(105期Ver.)」へ。花道で歌い始めた2人はクラップを浴びながらメインステージへと走っていき、高らかに声を響かせていく。間奏で拳を何度も突き上げた2人が会場に呼びかけると、それに呼応して大歓声が沸き起こる。2人がニコッと微笑むのも素敵で、曲の最後には野中が葉山の頭を撫でて抱きしめていた。そして「パラレルダンサー(105期Ver.)」では、ここまでの2曲とはまた違った優しさをたっぷり含んだ美しい声が届けられ、ノリノリなメロディに会場も一緒になって楽しく盛り上がっていた。

次にバトンを受け、ステージ上段に登場したのは菅と来栖。みらくらぱーく!の賑やかなステージの時間だ。まずは、彼女たちを象徴する初期から歌い続けてきた「ド!ド!ド!(105期Ver.)」でコール全開の盛り上がりとなり、会場のテンションも爆上がり。かわいさと楽しさを振りまく2人はステップも飛び跳ねるようで、笑顔も満点。曲後に息を切らしていたのがダンスの激しさを物語っているのと同時に、それだけのパフォーマンスを見事にこなす姿は成長の証だろう。

2曲目は日替わり楽曲の「センパイ」。花道を移動しながら抱き合ったり、耳打ちしたりするやり取りもかわいく、センターステージでも全方向に向けて自分たちの魅力を届けていく。スクリーンではノートに歌詞が表示されていく演出もみられたが、「センパイ」は歌詞の縦読みでも知られている楽曲。そこに記された想いを胸に菅が「ありがとう」と来栖に手を伸ばし、その手を取る来栖の姿に歓声が起こっていた。みらくらぱーく!のラストは「ジョーショーキリュー(105期Ver.)」。たくさんの風船が飛び交う映像をバックに、爽やかに歌い上げる2人。手を取り合って“私、ひとりじゃない”と歌うシーンや、手を繋いで高く高く上昇気流にのっていくようなジャンプも心に来るものだ。

そして、それぞれのユニットの色や魅了をたっぷりみせた105期の8人が、改めてステージに集結。「次はみんなの近くに行って、“いったん”盛り上がっちゃいましょう!」との楡井の言葉からトロッコに分乗したキャスト、会場をぐるりとトロッコで移動しながら「いったん(105期Ver.)」を披露。「満開で声を届けてください!」などと呼びかける8人の顔には嬉しさが浮かんでいた。トロッコはメインステージから逆サイドの場所に止まり、そのまま「STEP UP !(105期Ver.)」へ移行。キャストはペンライトを手にしてノリノリで盛り上げており、トロッコ上でのキャストのやり取りは目が忙しく感じるほどで、途中でトロッコが動きを止めてクルッと回転するサービスもありつつ、大盛り上がりでライブ前半を締め括った。

3人体制のユニット曲に、ラストは映画の名シーンを再現!

ここで約20分間の休憩に。季節的にも会場的にも嬉しい配慮だ。その休憩時間を利用して、会場内には105期のキャスト8人による「蓮ノ空 校内放送」が流れる。お題のセリフを誰かのモノマネをしながら演じ、誰のモノマネかを当てる「花咲けばモノまねる」、回答者がAかBのイメージのどちらが多数派になるかを考える「お互いのイメージをとーひょー☆スター」のコーナーで楽しませてくれた。モノマネは特徴を上手く捉えていてすべて正解し、「どちらかといえば“努力家”or“天才肌“」といったイメージ投票も見事一致する結果に。ワイワイと楽しむなかにも、キャストの絆や観察力などが垣間見える時間となった。

休憩時間が明け、ライブは後半戦に突入。すると、センターステージに野中の姿が。彼女が「アイドゥーミー!」を歌い始めると、楡井、菅がそこに加わっていく。そこに105期の他の5人も登場して華やかなハーモニーへと昇華していくと、会場の熱気もアップ。スクリーンの「Fes×LIVE」映像とリンクしたフォーメーションダンスを決めながら、思いの詰まったステージを披露した。

そして、ここからは“蓮ノ三連華”こと103期生の花帆、さやか、瑠璃乃をフィーチャーした楽曲を展開していった。まずは、さやかのセンター曲である「はじまりの羽音」。野中のソロパートでの芯の通った歌声が導くように、全員の歌声も力強さを増し、間奏のダンスもかっこ良く決めていく。

続けて、スクリーンの夕日をバックに菅のソロ歌唱からスタートしたのは、瑠璃乃のセンター曲「Echoes Beyond」。メロウなメロディと歌声が届けられ、サビやアウトロでは会場に「La la la la」の合唱が響き渡る。最後に8人が階段でポーズを決めると、そのまま「チャーミングな花束を!」へ。こちらは花帆のセンター曲で、明るく軽快なメロディに弾むようなステップは聴いていて心が躍る。スクリーンでは各ソロパートに合わせてメンバーカラーの花が1本ずつ増えていく演出があり、それぞれの個性と絆が花束として結実していくのが素敵だった。

センターを務めた3人は、今度は103期生の卒業を記念して制作されたアルバム「103rd Graduation Album ~Full Bloom Memories~」の新規楽曲を畳み掛けていく。野中によるさやかのソロ曲「Bless you!」が始まると、会場は氷青色に染まる。野中が突き上げる凛とした歌声は自分自身とみんなを鼓舞するようでもあり、階段を駆け下りて見事なキックからキレキレのダンスもかっこいい。「聞かせて!」と呼びかけると、みんなの「Bless you!」の声が響いていた。

すると、上手のサブステージに登場した菅が、スタンドマイクを使って瑠璃乃のソロ曲「ミジンコトランスフォーメーション」を披露。今度は会場が瑠璃ピンクに染まり、かわいくも熱さ全開で歌う菅。2番ではハンドマイクに切り替え、移動しながら元気いっぱいのパフォーマンスでみんなを楽しませていった。

ソロ曲ラストは、楡井による花帆のソロ曲「プレイリスト/「あの日」」。センターステージに登場した楡井が、おひさま色に染まった会場で歌い始めると、スクリーンにはこれまでの花帆の活動記録の映像が流れる。この胸熱の演出に加えて、印象的だったのは楡井の嬉しそうな笑顔だ。みんなに手を振り、花道をスキップするように移動しながら浮かべる笑顔は、色んなことがあったこれまでを明るく照らすようだった。

さらに、その3人が集まって「ペレニアル」を披露。バックの映像で躍動する花帆、さやか、瑠璃乃と同様のハイジャンプでテンションアップすると、3人は個性豊かなパフォーマンスで多彩に楽しませていく。曲の後半で3人が集まって互いの顔を見るシーンには、3年間走り抜けてきた自分たち、そして花帆、さやか、瑠璃乃の想いが溢れていた。

大興奮のなか、ふと外に目をやると徐々に夜の帳が下り始め、ライブもいよいよ終盤戦だ。スクリーンに「Fes×LIVE」直前のワンシーンが流され、「まもなく開演いたします。今しばらくお待ちください」の文字。「Fes×LIVE STAGE」として卒業した102期生を交えた夢のステージが始まった。

夢の日の締め括り、その先陣を務めたのはEdel Note。2人のメンバーカラーに照らされたステージで「EdelinieN」を披露、ダンスもダイナミックに決め、手にキスをする演出などEdel Noteらしいパフォーマンスで魅了する。“B. G. P.”はこの2人にとっても新たな一歩となるだけに、曲後に感謝の気持ちとともに紡がれた言葉が胸に響く。

次ページ:「続くひとときは、君たちに託す」

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