――シングルのカップリングには2曲の新曲を収録。そのうち「Friday Night Fever」は、タイトルからも伝わる通り、ディスコ感のある楽曲ですね。
水樹 そうなんです。タイトルを聞いただけで曲が浮かぶようなストレートなものにしたくて。シングルのリリース時期に合わせて夏らしい楽曲をと思っていて、沢山のコンペ曲の中から、ブラスの効いたこの曲を選ばせていただきました。仮タイトルも「Everybody Let’s Dance」という直球なものだったのですが(笑)、今の世の中は理不尽なことや疲れるニュースも多いけれど、この曲を聴いた時に、そんなモヤモヤを踊って笑い飛ばせたら、という応援ソングの要素もある楽曲にしたくて。しほりちゃんにその思いを伝え、ディスカッションしながら歌詞を仕上げてもらいました。
――そういった理屈抜きに楽しめる部分だけでなく、“フィードに溺れる夜”や“通知は切って 踊り明かそうよ”といった歌詞からは、SNSやネット中心の社会に対してフィジカルな喜びを伝えるメッセージ性も感じました。
水樹 同じくしほりちゃんに歌詞を書いてもらっった、前回のアルバム『CONTEMPORARY EMOTION』収録曲「Virtual Cruiser」にも少しシンクロするところがあって。今の時代、仕事もプライベートもデジタルに縛られすぎていると思うんです。電車に乗ってもみんなスマホを見ていて、外の景色を見ているのは子供だけ。私は最近、公園で自然に触れたりお寺に行ってリフレッシュしたりするのが好きなのですが、みんなインスタ映えする写真ばかり撮っていて「ちゃんと見てるのかな…」と心配になることが多くて。そういうものにあまり囚われ過ぎず、体を動かして楽しもうよ!動かなくなったら細胞が衰えちゃうよ!という思いを込めて、ストレートなダンスチューンに仕上げました。早くライブで踊りたいです!
――もう1曲の「アイロニカル」は、エレクトロニックなサウンドを含めモダンなテイストの1曲です
水樹 この曲もデジタルに囚われた現代がテーマで。聞いていると心地良いのですが、「これ、どこで息継ぎするの?」という大変な曲なんです(笑)。まるでいわゆるボーカロイドが歌うような構成になっているところから、私の中にデジタルなイメージがパーンと浮かんで。周りと少しでも違うところがあると、出る杭は打たれる状態になってしまうことは昔からよくあることですが、SNSの発達によって、それが自分のテリトリー外の声まで拾えるようになってしまって。情報過多の中で、本当の自分を探している葛藤を描けたらと思い、藤林聖子さんに歌詞をお願いしました。
――どこかクールな歌い口も楽曲の世界観にフィットしています。
水樹 まさにアイロニカルな、二面性が見えるような歌にしたかったので、淡々と歌うなかで「本当は自分の気持ちを知ってほしい」という裏腹な部分が見え隠れする表現にできればと思って取り組みました。ただ、息継ぎするポイントがあまりないなかでそれを形にするのが本当に大変で。前作のアルバムに収録している「Electric Trick」も息継ぎがシビアだったのですが、この曲はそれ以上で、デモを聴いているとスッと歌えそうな心地良さがあるのに、歌ってみたら「なんて厄介な曲者だったんだ!」と(笑)。でも、それを大変そうに見せないところも、本心を隠して周りに合わせようとする世界観にマッチしているのかなと。人間の限界に挑戦しています(笑)。
――アハハ(笑)。その意味では『CONTEMPORARY EMOTION』以降の水樹さんのスタイルやスタンスが反映されている楽曲たちなんですね。
水樹 まさにそうです。『CONTEMPORARY EMOTION』で出会った楽曲たちが、自分の中にあるエリアをまた一つ拡張してくれた感覚があって。色々な意味で細胞が活性化する楽曲たちなので、皆さんもぜひカラオケで歌ってみてほしいです!(笑)。
――今回も全力全開で限界突破に挑戦するようなシングルになりましたね。最後に、9月22日・23日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるオーケストラライブ“NANA MIZUKI LIVE GRACE 2026 -OPUS Ⅳ-”への意気込みをいただけますでしょうか。オーケストラライブは約7年ぶりですね。
水樹 ついにです!多分、誰よりも私が一番楽しみにしていたと思います!(笑)指揮の藤野浩一さんは、最初のオーケストラライブ(2011年1月開催の“NANA MIZUKI LIVE GRACE -ORCHESTRA-”)の時に、ファンの皆さんと一緒に作り上げるライブの一体感に感動してくださって、次のオーケストラライブ(2013年1月開催の“NANA MIZUKI LIVE GRACE -OPUS II-×UNION”)の時までに私のファンクラブに入ってくださったんですよ。
――ええ!すごいですね(笑)。
水樹 ファンクラブの方々には毎年バースデーメッセージを送っているのですが、藤野さん宛てに「早く“Opus IV”やりたいです!!」って毎回収録していたんです(笑)。そうしたらいつも長文のメールと共に「僕が年を取る前にぜひ実現してください」とお返事をくださって。コロナ禍を挟んだので間が空いてしまいましたが、ついに満を持して開催できます!オーケストラライブは100人以上がステージに乗って、弦楽器もすべて生演奏になるので、本当に迫力がすごいんです!音に抱きしめられながら歌う感じで、その音の渦の中で歌うのは最高に幸せで、本当に贅沢なステージなんです。間が空いた分、その間にリリースされた楽曲もたくさんありますし、オーケストラにフィットする曲はもちろん、意外な曲もセレクトしたいと思っていて。今はセトリの第1稿ができてアレンジを楽しみに待っているところです。全ての曲が、このステージだけのアレンジになるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!
●リリース情報
「CRIMSON BULLET」

7月8日発売
品番:KICM-2170
定価:¥1,430(税込)
<収録内容>
01. CRIMSON BULLET
作詞:水樹奈々 作曲:藤永龍太郎(Elements Garden) 編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
02. Friday Night Fever
作詞:しほり 作曲:大西克巳 (Blue Bird’s Nest) 編曲:日比野裕史 (Blue Bird’s Nest)
03. アイロニカル
作詞:藤林聖子 作曲:BOUNCEBACK, 渡辺徹, 丸山真由子, ナカムラジュンキ (Blue Bird’s Nest) 編曲:渡辺徹 (Blue Bird’s Nest)
Blu-ray & DVD
「NANA MIZUKI LIVE VISION × VISION+」
9月16日発売
【Blu-ray】
品番:KIXM-671~4
盤種:Blu-ray(4枚組)
価格:¥12,100 (税込)
初回特典:SPECIAL BOX
【DVD】
品番:KIBM-1157~61
盤種:DVD(5枚組)
価格:¥12,100(税込)
予約はこちら
https://mizukinana.lnk.to/LIVE_VISION.rsv
<収録内容>
NANA MIZUKI LIVE VISION
2026.1.25 TOYOTA ARENA TOKYO
OPENING MOVIE
UNLIMITED BEAT
Orchestral Fantasia
Moment of Truth
MC1
Tears’ Night
Trailblazer
PHANTOM MINDS
Cherry Boys SHOWCASE
拍動
アオイイロ
POWER GATE
フロンティアジャッジメント
MC2
少年
MC3
Brilliant Star
Blueprint
SHORT MOVIE
Take a shot
Virtual Cruiser
それでも君を想い出すから-again-
MC4
Justice to Believe
夢幻
BRAVE PHOENIX
MC5
ツバサ
ETERNAL BLAZE
深愛
MC6
Awesome!
POP MASTER
MC7
Vitalization
LINE UP
innocent starter
ENDING
END ROLL
NANA MIZUKI LIVE VISION+
2026.2.15 香港・マクファーソン・スタジアム
OPENING MOVIE
UNLIMITED BEAT
Orchestral Fantasia
Moment of Truth
MC1
Pray
Trailblazer
PHANTOM MINDS
Cherry Boys SHOWCASE
拍動
アオイイロ
New Sensation
フロンティアジャッジメント
MC2
Synchrogazer
MC3
深愛
Blueprint
SHORT MOVIE
Take a shot
Virtual Cruiser
それでも君を想い出すから-again-
MC4
Justice to Believe
MASSIVE WONDERS
METANOIA
MC5
ツバサ
ETERNAL BLAZE
Astrogation
MC6
Awesome!
POP MASTER
MC7
Vitalization
LINE UP
END ROLL
SPECIAL FEATURE
・NANA MIZUKI LIVE VISION
[DAY2] 2026.1.24 TOYOTA ARENA TOKYO
エデン
BRIGHT STREAM
Young Alive!
奇跡のメロディア
純潔パラドックス
Crystal Letter
・making of LIVE VISION
・making of LIVE VISION+
・making of LIVE VISION × VISION+ -OPENING&SHORT MOVIE-
・LIVE VISION SHORT MOVIE
・LIVE VISION+ SHORT MOVIE
(予定)
※追加情報は随時HPにて公開いたします。
※収録内容は予告なく変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
KING RECORDS STORE限定バンドル版 NANA MIZUKI 25th Anniversary ジオラマアクリルスタンド
予約はこちら
https://store.kingrecords.co.jp/shop/g/gECB-1902/
●ライブ情報
NANA MIZUKI LIVE GRACE 2026 -OPUS Ⅳ-
国立代々木競技場第一体育館
2026年9月22日(火・休)開場17:00/開演18:00
2026年9月23日(水・祝)開場15:00/開演16:00
●作品情報
「魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance」

TOKYO MX、BS11ほかにて放送中
<イントロダクション>
30年前に現れた未知の「侵略性外来生物」によって、世界は一度滅びかけた。
人類とその生物「侵略種」は互いに生活圏を争い、現在はかろうじて人類の安全が確保されているものの、世界はいつ滅びてもおかしくない。人々は死と滅びを恐れながら、危険や災害から目を逸らすように日常を生きている。そんな世界の中、国連危険生物調査機関「EXCEEDS」は、侵略種による危機と災害を退けるために活動を開始した。
物語のはじまりは極東の島国「瑞穂」。離島で暮らす、侵略種駆除ハンターの少女・久瀬シイナ。たったひとりの家族である妹セツナと静かに暮らすことを望むシイナに訪れる事件とは――?
【スタッフ】
原作・脚本:都築真紀
監督:浜名孝行
キャラクターデザイン・総作画監督:新垣一成
キャラクター・デバイス・バリアジャケット原案:川上修一
3DCG:グラフィニカ 3DCG監督:五来聖文
音響監督:ハマノカズゾウ 音楽:塩野 海
アニメーション制作:Seven Arcs
【キャスト】
久瀬シイナ:橘 杏咲
久瀬セツナ:日高里菜
高町なのは:田村ゆかり
フェイト・T・ハラオウン:水樹奈々
八神はやて:植田佳奈
八神リイン:ゆかな
夜海トワ:結川あさき
相沢シオリ:千春
喜多森ユーナ:小林愛香
新名アオイ:伊藤彩沙
古寺ユズ:青木陽菜
篠宮マナ:上坂すみれ
ほか
主題歌情報
OPテーマ:水樹奈々「CRIMSON BULLET」
EDテーマ:青木陽菜「Ephemeral」
水樹奈々 オフィシャルサイト
https://www.mizukinana.jp/
水樹奈々オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/user/mizukinanaKING
水樹奈々オフィシャルX
https://twitter.com/NM_NANAPARTY
水樹奈々オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/nanamizuki/
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