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REPORT

2026.07.02

ついに素顔を見せたCanna Lilyを前に会場は熱狂の渦に包まれる!「ガールズバンドクライ First Riff」から生まれた5人組新バンドの初ワンマンをレポート!

ついに素顔を見せたCanna Lilyを前に会場は熱狂の渦に包まれる!「ガールズバンドクライ First Riff」から生まれた5人組新バンドの初ワンマンをレポート!

東映アニメーション&DONUTS GAMESが送るオリジナルゲーム「ガールズバンドクライ First Riff」(ガルリフ)から生まれた5人組の新バンド・Canna Lily(カンナリリー)。音楽プロデュースは松隈ケンタ率いるサウンドクリエーターチーム・SCRAMBLESが担当している。
そのCanna Lilyがリアルバンドとして活動をスタート!6月26日に、1stワンマンライブ“Canna Lily 1st ONE-MAN LIVE「未明に咲く花」”を代官山UNITで開催。チケットはソールドアウトし熱気溢れる会場で、衝動的な音をかき鳴らした。2ndライブの開催も発表された記念すべき1stライブの模様をレポートする。

PHOTOGRAPHY BY 宇佐美 亮
TEXT BY 塚越淳一

轟音で会場を熱狂させていく5人

“がむしゃら”な足跡から咲くロックンロールバンド・Canna Lily。往年のロックの名曲が流れる会場には、メンバーの登場を今か今かと待つファンで溢れている。開演時間を少し過ぎた時、ステージに早坂莉寧(g/星亜矢芽役)、箭野結羽(vo/橘田楓役)、椎名在音(ds/千ヶ崎竜胆役)、佐野櫻(key/雪志摩ナズナ役)、紫乃月姫咲(b/榊原紫苑役)が登場し、大きな歓声が起こる。これまで顔出しをしていなかった彼女たちだが、初めてその姿を明かし、ファンと対面したという意味ではこれから長く続くであろう彼女たちの活動において、記念すべき瞬間とも言えるだろう。

それぞれが機材を手にし、スタンバイを終えると、莉寧のギターが静寂を切り裂く。聴き覚えのあるイントロは、1stデジタルシングルとしてライブの一週間前に配信リリースされた彼女たちの始まりの曲「残像の高鳴り」だ。楽器の音が重なり、「オイオイ!」という熱い声が起こり、結羽のボーカルが響き渡る。初ライブの緊張もあっただろう、熱い胸の高鳴りもあっただろう。でもそういったものを全部ひっくるめた衝動的な音が胸を射つ。背後に流れるアニメーションMVもエモーショナルだった。

「こんばんは!初めまして!私たちCanna Lilyです」と結羽が挨拶をし、「残像の高鳴り」が「がむしゃらに、何でも飛び越えていけそうな曲」だと紹介すると、会場に駆けつけたファンへまずは自己紹介をしたい!と、メンバーそれぞれから声が届けられる。

莉寧は「ギター、“がむしゃら”でしたか?私は今18歳で、去年まではJKをやっていました。ギターくんと知り合ってからまだ短いんですけど、今日のために全力で練習してきました!」とアピール。「(まだ1曲しか発表されていないのに)この後何の曲をするんだよ?と思っていると思いますが、この後は全部オリジナル曲です!」と宣言し、会場を煽りまくっていた。

在音は「京都出身の22歳です。東京は人が多くて大変だと思ったので、この場にいる時は自由に歌って踊って、時には叫んだりして、みんなが自分らしく居られるライブにしたいと思います!」と決意を語る。

櫻は「自己紹介では好きな食べ物の話をします」と言って、カツ丼、海鮮丼、親子丼などなど丼物が大好物なのだと言い、ただ今回のライブのかわいい衣装を着るために「5月から丼物を禁止していたー!」と叫んで会場を盛り上げる。

続く姫咲は「私を覚えてもらうための特徴を3つ教えます」と言って、黒髪・前髪ぱっつん・姫カットが自分の本体だと明かす。姫咲だけに姫カットとは、とても覚えやすい。

ラストに結羽は「私も今日のために大好きなものを禁止していまして、それはお酒です! 今日はライブを大成功させて、一発、カーーッといきたいと思っています」と話し、まだ緊張しているからと、マイクなしで「今日は最高のライブにするぞーーー!」と気合いを入れて、再びライブへ。

櫻の切ないピアノイントロが響くと、ドラムのカウントから、一気に激しいバンドサウンドが響き渡る。「自由への奔走」は、疾走感あるロックチューン。ドラムとベースがしっかりとボトムを支え、ノイジーなギターと軽やかなピアノがその上で踊る。轟音の中でも突き抜けてくるボーカルが心地良く、結羽は拳を何度も振り上げながら観客を煽っていた。続く「君にささげる未来」もキャッチーで疾走感のある青春ロック。この辺りからメンバーの表情も少しずつ柔らいでいく。ギターとベースがボーカルに近づき、寄り添いながらプレイするなど、楽しそうに演奏している5人が印象的だった。

「Canna Lilyらしく、“がむしゃら”に走っているような2曲でした。サビにかけての盛り上がりがあって、すごく好きなんです!」と結羽が笑顔で伝える。そして、ここに立てているのは、先輩バンドのトゲナシトゲアリが『ガールズバンドクライ』という物語を盛り上げてくれたからだと感謝の言葉を口にし、「先輩の背中を追いかけて、『ガルクラ』の世界に私たちが入って、もっと盛り上がったなと思ってもらえるよう、頑張っていきます!」と力強く約束をする。

また、Canna Lilyのメンバーはオーディションで決まったそうで、そのオーディションについて莉寧は「Canna Lilyになって亜矢芽になって、未来永劫、末永く、永遠にやっていきたい!と思いながらオーディションを受けていました!」と言って盛り上げる。莉寧は、ファンの気持ちを掴む才能があるようで、勢いと個性的なワードセンスがとても魅力的だった。さらにここから、普段の私たちの雰囲気を届けたいと、5人でのトークが始まる。

長く練習を重ねて来て、仲が良くなったからこそ語れるエピソードをいくつか披露していくメンバーたち。どうやら莉寧と櫻と在音はポンコツで、結羽はCanna Lilyのママ的存在、姫咲は練習の時に頼りになる存在なのだとか……。また、姫咲はベースが大好きでいつも弾いており、スタジオではそこからセッションが始まることがあるそうで、「何も言わずとも気持ちが通じ合える関係になれたんだな、バンドになってきたんだな!と思いました」と、結羽がきれいにトークをまとめ上げた。

次のページ:ライブならではの繋ぎでかっこ良さも見せつける!

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