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INTERVIEW

2026.07.01

【連載】テンカラット×ミュージックレイン 新人発掘・プロジェクト「OPALIS」「俳優・声優を目指すあなたへ……」 Part.I 窪塚愛流×夏川椎菜インタビュー(後編)

【連載】テンカラット×ミュージックレイン 新人発掘・プロジェクト「OPALIS」「俳優・声優を目指すあなたへ……」 Part.I 窪塚愛流×夏川椎菜インタビュー(後編)

今年春より、俳優をメインとする芸能事務所「テンカラット」と、声優・アーティストをメインとするプロデュースカンパニー「ミュージックレイン」がコラボレーションし、俳優、声優、アーティスト活動までハイブリッドに活躍する才能を発掘し、2社が共同でタレントを育成する「OPALIS」プロジェクトが始動。6月24日からは、全国規模の大型オーディション応募がスタート。そこでリスアニ!では、業界で今注目を集める「OPALIS」プロジェクトにフォーカスした連載をスタート。

第2回目は、テンカラット所属でドラマ、映画で活躍中の俳優・窪塚愛流さんとミュージックレイン所属の声優&アーティスト・夏川椎菜さんの対談、後編をお届けします。演技以外のハイブリッドな表現活動への想いや演技人としてのやりがい、「OPALIS」オーディション参加者へのメッセージを語ってもらいました。

第1回目はこちら

【連載】テンカラット×ミュージックレイン 新人発掘・プロジェクト「OPALIS」「俳優・声優を目指すあなたへ……」 Part.I 窪塚愛流×夏川椎菜インタビュー 窪塚愛流×夏川椎菜インタビュー(前編)

INTERVIEW & TEXT BY 阿部美香

異なる表現活動がすべて繋がる“経験値”の価値

――「OPALIS」オーディションが募集する人材もそうですが、近年のエンターテインメント業界ではハイブリッドな才能が求められています。夏川さんもまさに声優とアーティスト活動を両軸でやられていますが、それぞれの活動は、どんな影響を与え合っているでしょうか。

夏川椎菜 そもそも声優とアーティスト活動って、近いところがあるんです。声優業界でも、今はキャラクターソングを歌うところまでを含めたオーディションがあったりするので、私自身も歌う機会が元々多かったんですね。その流れもあって、TrySailというユニットでの音楽活動や、ソロアーティストとしての活動に繋がっているので、あまり2つを切り離して考えたことはないですね。

――声の演技の延長線上に歌があったからこそ、TrySailや夏川椎菜ソロの音楽活動が、自然に続いていると。

夏川 そうですね、歌うことはもちろん大好きですけど、特別に意識したことはないですね。ただ、声優が演じるキャラクターとしての歌と、夏川椎菜本人としての歌は、まったく別のことをしていると思っていて。アーティスト活動は、“キャラクターとして歌う”という制約がないので、夏川椎菜という自分自身を表現できる場所。上手くお互いの良いところを発散し合いながら、やらせてもらっている感じです。

――窪塚さんも俳優活動以外で、今年5月には個展『MeMonsters』を開催されました。俳優以外のことに挑戦された理由を教えてください。

窪塚愛流 挑戦……ではなかったのですが(苦笑)。絵を描くことは日常の中で自然にやっていたことなんです。『MeMonsters』も、個展のために絵を描いていたというわけではなく、先日まで開催されていた空山基さんの展覧会でアンバサダーを務めさせていただいたご縁からでした。だから「絵を描く」という部分をみなさんに見てほしいというよりは、あくまでも描くこと自体が自分の一部であるので。ここ数年で描いたものを展示しました。今回このような機会をいただけたことはとても嬉しかったです。

夏川 絵を描くことは、すごく自然なことなんですね。

窪塚 はい!だからけっして「何かを表現したい!」ということでもなく、日常で行うことと同じ感覚で……自分の世界観を絵にしているだけなんです。一見、お芝居と関係ないことでも、すべて何かに繋がっていると思います。現に今皆さんがお話ししている仕草や表情もお芝居に活かせるときが来るかもしれません。

夏川 私にとっての歌もそうですね。どんどん溜まっていくんですよね、自分の中に。

窪塚 日々の出来事や思いを全部芝居に込められたらいいな、と思いますが、なかなか思い通りにもいかなくて、勝手に悔しくなります(苦笑)。

夏川 確かに!お芝居でも歌でも、正解は無数にある。だから、歌でぶつかった壁が後々お芝居に活きるときが来たり、舞台でわからなかったことが、声優のお芝居の中で「こういうことだったのか!」とわかったり。色々な世界に触れるほど、活かせる経験値が貯まっていくのが、私たちのお仕事なのかなと思います。表現活動って、すべての経験が無駄じゃないんだと、すごく感じます。

次ページ:俳優、声優、両者の表現の基礎を支えているものとは

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