INTERVIEW
2026.06.10
いきづらい部!が、6月10日に2nd Single「Dou-Da? DOING!/REGAIN AGAIN LLLLOVE」をリリース! 1stライブで披露された2曲に加え、夏にぴったりな「SUPER SUMMER SENSATION!!」を収録した全3曲。リスアニ!WEBでは、3週にわたって、2ndシングルについて語り尽くすインタビューを実施!この1年の活動を振り返ってもらいつつ、サテライトごとに収録曲の1曲について、重点的に語ってもらった。第1回は、福井サテライトの金澤奇跡役の坂野愛羽、調布のりこ役の瀬古梨愛、仙台サテライトの佐々木翔音役の涼ノ瀬葵音が登場!
INTERVIEW & TEXT BY 塚越淳一
PHOTOGRAPHY BY 鈴木健太(KENTA Inc.)/ウチダアキヤ/村山泰紀/山元良仁
――『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』の始動から1年が経ちましたが、この1年はどうでしたか?
坂野愛羽・瀬古梨愛・涼ノ瀬葵音 早かったです!!
涼ノ瀬 初ステージである“リスアニ!LIVE 2025 ナツヤスミ”(以下、“リスアニ!LIVE”)のオープニングアクトが、昨日のことのように思い出せます。皆さんがブレードを振ってくださっている景色が見られたことが印象的で、あれは何年経っても忘れないと思います。
瀬古 舞台裏ではソワソワしていて、緊張と楽しみで、みんなすごく笑顔だったんですよね。初めては一度きりなので、その時の緊張感と、ステージに出た瞬間の「わー!」という歓声は強烈に記憶に残っています。
坂野 1年を通して考えると、10人で一緒にステージに立った機会というのは意外と少なくて。だからこそ最初の“リスアニ!LIVE”と1stライブ(“いきづらい部! 1st LIVE ~What is my L ?~”)は、濃かったなと思います。
涼ノ瀬 “リスアニ!LIVE”の後は、ソロで各地に行ってリリイベをやらせていただいて、そこから1stライブで全員集合できたので、それもメンバーが全国各地別々のサテライトに通っているいきづらい部!らしいなと思いました。
――密度の濃さは、やはりレッスンの多さもありますか?
坂野 それはありますね。デビュー曲の「What is my LIFE?」は披露する機会も多かったので、レッスンはかなりしたし、その後のソロ曲も向き合う時間が長かったです。
涼ノ瀬 リハは「本番」くらいの気持ちでやらないと間に合わないので、みんな事前に自主トレーニングをして臨んでいました。
――メンバーとの向き合い方も、すごく考えたのではないですか?
瀬古 私はのりこちゃんの考えが結構わかるタイプなんですけど、1stライブで発表した「Dou-Da? DOING!」のアニメーションMVでは、引っ込み思案で割と奥手なのりこちゃんが楽しそうに踊っていて、ウインクもしていたんです。ウインクしない子だと思っていたけど、それをやってのけていたんですね。私も1年間活動してきて、応援してくださる方に表情管理がすごく良いと言っていただくことが増えたので、メンバーのみんなも同じように時を重ねて、同じように壁にぶつかって、それを乗り越えて、一緒に成長してきたんだなぁと思いました。
――キャストとメンバーが同じように成長していたんですね。今話に出た1stライブはいかがでしたか?
涼ノ瀬 ユニット曲を初パフォーマンスできたのも嬉しかったですし、「Dou-Da? DOING!」のアニメーションMVをサプライズでお披露目できたのもすごく嬉しかったです。応援してくださる方がたくさんいるからこの活動ができているし、たくさんの方々が関わってくださったことで、このライブが成立しているんだなと感じました。
――ちなみに涼ノ瀬さんは、何であんなに冷静なんですか?
涼ノ瀬 冷静でしたか!?
――MCで全然泣きそうになかったので……。
瀬古 不動の涼ノ瀬なんですよ。
坂野 涼ノ瀬が涙を見せるのはいつなのか、と言っている方も多かったです(笑)。
涼ノ瀬 そんな、堰き止めているダムみたいな……。別にそれを担っているつもりはないんですけどね。
坂野 でもすごく熱い女なんですよ!それをみんなわかっているから、この不動さがかっこいいと思えるんですよね。普通だったら、薄情だなって思うんですけど(笑)。
涼ノ瀬 ちょっと待ってよ!(笑)。
坂野 だって、最初怖かったもん(笑)。「何この冷静な子!?」と思ったけど、翔音ちゃんへの向き合い方だったり、己の技術の磨き方だったりがすごくストイックで、だからこそ翔音ちゃんと重なるところがあったし、スクールアイドルへの情熱がものすごいんです! なので冷静なところはあるけれど、「見ろ、うちの涼ノ瀬を!」って思うんです。この3人は、立ち位置が隣同士になることが多いので、印象もどんどん変わっていきました。
涼ノ瀬 メンバーもそうだけど、キャスト同士で関わる時間が増えたのも、メンバーに共感することに繋がったし、すべてが、いきづらい部!を知るための活動だったと思います!
坂野 1stライブで言うと、各々が感想を長く話せるMCがあったのも初めてだったんです。みんな何を話すかを、一応は考えていたんですけど、いざ本番になったら、自然とリハとは違うことを話していたんですよね。でもそれは経験しないと出てこない気持ちだったから、本当に生の声だったと思うんです。で、MCと言えば、2日目の瀬古さんだよね!
瀬古 1日目があって、2日目のゴール手前まで行っての感想で、かなり素直にお話させていただきました。なので、ちょっと目から水分が出てしまったんですけど(笑)、伝えたくなったんですよね……。
涼ノ瀬 あれは本心だったよね。「失敗しちゃったけど、昨日の自分よりいっぱい成功できました。一歩一歩着実に歩めています」という素晴らしい名言が、心から出ていたのがすごいと思いました。
坂野 あの時は「見ろ、うちの瀬古を!」と思っていました。
涼ノ瀬 私たち、しゃけちゃん(坂野)のものなんだ(笑)。
坂野 そうです(笑)。もう、2人が誇らしいんです。
瀬古 リハの時間も長く、10人で積み上げてきた時間への信頼もあったので、やれるだけやってきたから、あとは楽しもう!という気持ちでした。なので舞台袖では、みんなイントロの音楽に合わせてノったりしていたんですよ。
涼ノ瀬 確かに!本番は楽しもう!という気持ちだったね。
坂野 “リスアニ!LIVE”の前は、「みんなで頑張ろう!」って感じだったけど、1stライブの時は「やっと来たね、この時間が」という感じでした。
――練習は自信に繋がるんですね。
坂野 私は緊張しいで、血の気が引いちゃうタイプなので、1stライブも心拍数は上がっていたけど、みんながいるから楽しくやれたらいいなと思っていました。L高生(※ファンの総称)の皆さんが温かく迎えてくださると信じていたので。
――終わった後、配信でご自身のライブを観られたと思うんですけど、実際、1stライブとは思えないクオリティだったと思います。
瀬古 特にうちの涼ノ瀬がすごくて(笑)。
涼ノ瀬 いやいやいやいや!私は、全員曲をたくさん観ていただけたのが嬉しかったです。ソロでリリイベをして、1stライブでみんなが集まったと話しましたけど、ライブの中でもそういう演出があって、「REGAIN AGAIN LLLLOVE」と「ヒミツミチ」では、バラバラのところからみんな集まっていったので、いきづらい部!の10人を表している感じがして、個人的には良かったです。
――「REGAIN AGAIN LLLLOVE」の長尺イントロは素晴らしかったですよね。
坂野 ちなみにあの長いイントロ中に、涼ノ瀬は、爆速で早替えをしています(笑)。
涼ノ瀬 初めて経験しました!(笑)。
坂野 衣装替えも、1stライブが初めてだったしね。
涼ノ瀬 早替えの掟みたいなのも教えてもらったよね。まずは靴から脱ぐとか。
――「Dou-Da? DOING!」のパフォーマンスはいかがでしたか?映像を観て、動きを変えたりしたのですか?
坂野 それが私たちは少し特殊だったんです。MV制作と並行して振り入れをしていたので、出来上がっていく映像に合わせて本番ギリギリまで調整をして、ちょっとでも理想に近づきたいよねという話をしていました。
涼ノ瀬 本当に同じくらいのスピードで完成に近づいていった感じがします。そういう意味でも、メンバーと一緒に歩んできたんだなと感じました。
――瀬古さんの話と重なりますね。1stライブを経て、今後に活かせそうな発見はありましたか?
坂野 私は緊張との向き合い方が変わりました。これまで、緊張すると自信のなさがパフォーマンスに出てしまうタイプだったんです。でも、この活動で、嫌な緊張をしないという経験をしてから、イキヅライブ!の活動以外でも、嫌な緊張をしなくなったんです。これは奇跡ちゃんがずっといるんだなと思ったし、きっとこれからも、奇跡ちゃんは私の心に宿ってくれていると思うから、それが嬉しかったです。
涼ノ瀬 私は色んな強さについて考えました。高橋ポルカちゃん(CV:綾咲穂音)が言っていた「敗けたって次はある。」というメッセージのように、上手くいかなくても楽しかったらそれでいいんだ!と思えること自体、その人の強さだし、楽しいだけでなく、見つけた課題から目を逸らさず、次のステップに進むためのエネルギーに変えることも強さだと思うんです。なので、反省はするけど後悔はしないということの大切さに気づけたことは、新しい発見でした。これからも、ポジティブに前を向いていきたいです。
瀬古 披露する機会をいただけるたびに、ベストを更新できているなと思えているのですが、1stライブでもたくさん反省点は得られたんです。挑戦する前はすごく怖いというか、失敗したらどうしようと考えてしまっていたんですけど、失敗しても得られるものがあるし、やってみないとわからないから、挑戦する勇気を大事にしようと思いました。一歩目を諦めるのではなく、一旦やってみること。1stライブを経て、一歩目の勇気が強く出るようになった気がします。
――最近の若い世代は「なるべく失敗をしないように……」と思う人が増えているようなので、良いメッセージですね。
涼ノ瀬 やっぱり誰でも、傷つきたくはないですからね。
坂野 でも、いきづらい部!のメンバーたちも、みんなに出会うまではそうだったと思うんです。10人揃ったから、みんなで踏み出せたのかなと思っています。
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