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INTERVIEW

2026.04.08

DayRe:が2nd EP『刹那的ロマンティック』をリリース!先輩TrySailから提供された楽曲を含む5曲からなる本作は、新時代の幕開けさえも感じる意欲作となっている。早くも訪れた2026年のハイライトについて5人に話を聞く。

DayRe:が2nd EP『刹那的ロマンティック』をリリース!先輩TrySailから提供された楽曲を含む5曲からなる本作は、新時代の幕開けさえも感じる意欲作となっている。早くも訪れた2026年のハイライトについて5人に話を聞く。

2026年4月。いよいよDayRe:による新時代が幕を開けようとしている―。スフィア、TrySailを輩出したミュージックレイン3期生から成る5人組グループDayRe:が、2枚目となるEP『刹那的ロマンティック』をリリースする。昨年5月5日にお披露目して以降、楽曲のリリースやフェス出演などでその存在を徐々に広めていくなか、昨年11月には1st EP『ReFraction』をリリース。洗練された楽曲とパフォーマンスでもって新世代たる狼煙を高らかに上げる。その後2026年に入ってからは、“リスアニ!LIVE 2026”への出演を経て、ユニットは新たなフェーズへと突入。それを象徴するのが、この『刹那的ロマンティック』だ。『ReFraction』での高機能さを踏襲しながらよりアクティブに、そして彼女たちがもつ魅力が放射場に展開された。偉大なる先輩であるTrySailからの提供曲も含む全5曲には、DayRe:という可能性が踏み出した選択と、シーンへの未来が封じ込められている。早くも訪れた2026年のハイライトについて、DayRe:の橘 美來、相川奏多、宮沢小春、夏目ここな、日向もかの5人に話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 澄川龍一

『ReFraction』で確立したDayRe:の型を、より攻めに転じた『刹那的ロマンティック』

──DayRe:は2月1日に開催された“リスアニ!LIVE 2026”に初出演となりましたが、改めて“リスアニ!LIVE”のステージに立った感想はいかがでしたか?

相川奏多 感想は……「幕張メッセってあんなに広かったっけ?」でした(笑)。他の先輩アーティストの皆さんのパフォーマンスを観ていたからか、しかもDayRe:にとっては初めましてのお客さんばかりだったので、余計に広く大きく感じましたね。

日向もか 今回は“UP COMING ARTIST”の枠で「DayRe:とは何ぞや」を知っていただけるようなセットリストで今回組ませていただきました。DayRe:のかっこいい一面、私たちはこんなダンスをするんです、こんな歌をうたえるんですみたいに自己紹介的な曲を3曲歌わせていただいたんですよね。最後の「Overself」みたいにみんなで一緒にジャンプできる曲はありつつも、「Happy Bubble Party」みたいなコール曲のないセトリでいったので、始まるまではちょっと不安もあり、お客さんどういう反応かなって思っていました。でも、やっぱり皆さん温かくて楽しく終えることができました。私たちDayRe:が初めて立つ大きなステージでもあったので、DayRe:としてこれからもこういう大きなステージ立てたらいいなって思いました。

橘 美來 私はものすごく緊張して……(笑)。他の出演者さんがものすごく豪華な、素敵な方がたくさんいらっしゃるなかで、DayRe:としてどう見せるかという緊張がありました。ステージに立つ前に一度客席の横あたりからステージを覗かせていただいたんですよ。こういうフェスは今までお客さん側としても行ったことはあったんですけど、「このステージに立つ」というのをわかったうえで観るとちょっと話が違うというか。

相川 「話が違うじゃないか」と(笑)。

 わかっていたことなんですけど、このあとステージに立つという気持ちで先輩方のステージを観ていたら格が違うというか「すごすぎる……!」ってなってしまって。でもそのステージを観たからこそ「やるぞ!」って気持ちにもなれましたし、終わったあとで私たちに足りないものも再確認できましたし。なんていうんだろうな、これから「DayRe:がフェスに出たら嬉しい」という声をもっともらえるような、DayRe:の曲が流れて喜んでもらえる存在になりたいなってすごく思ったんです。それがフェスのいいところだと思うし、これからもまた色んなライブに出られるように、リスアニ!さんにも出られるように頑張っていきたいなって思いました。

宮沢小春 リスアニ!さんは今回も全部生バンドでお届けしたじゃないですか。私もそれが想像していた以上に楽しくて。『ReFraction』の楽曲たちもすごくバンド映えするなと思いながら、リスアニ!バンドさんの力もお借りしながらDayRe:の音楽をお届けできたのかなって思っています。今回は『ReFraction』からの楽曲だけでかっこいいめで攻めたんですけど、「プロトノイズ」だったらフォーメーションダンスで、「鏡面上、今、レーゾンデートル」もすごくかっこよく見せられたし、「Overself」ではみんなで一緒に声を出したりして。全体的にクールめなところで攻めつつも、3つのDayRe:を見せられたのはよかったなって思っています。それぞれが世界観も繋がっているので、「これが今のDayRe:です」というのを見せることができたんじゃないかなって思っています。

夏目ここな 私はお客さんとしても、リスアニ!さんの温かい雰囲気が大好きって前回のインタビューでも話しましたけど、それがDayRe:のときはどうなんだろう?みんな受け入れてくれるのかな?って緊張しながらステージに立ちました。でも、初めましての方も結構いらっしゃいましたけど、「白いペンライトを振ってください」って言ったらみんなペンライトを白色に変えてくれて、初めての曲でもクラップしてくれたり声を出してくれたりして……やっぱ好きやな!って(笑)。このあったかい雰囲気やっぱ好きだな!って思いました。あと「Overself」の最後でジャーンってまわしを私がやらせていただいたんですけど、そのとき一瞬ちらっとバンドメンバーさんのことを確認して「せーの!」って飛ぶんですけど、そのちらっと見た瞬間にバンドメンバーさんがすっごく笑顔でこっちを見てくださっていて、また「ああ……あったかい」って(笑)。すごく楽しかったなという気持ちで「終わりたくないな」って思ったのと同時に、またリスアニ!さんに立たせていただきたいってより強く思いました。

──さて、そんなステージを終えた現在、4月にニューEP『刹那的ロマンティック』をリリースします。前作『ReFraction』から5ヵ月ぶりとなる本作ですが、本作制作のお話はいつ頃出てきましたか?

相川 私が残しているメモに2nd EPの話が出てくるのは10月末になっていますね。

──『ReFraction』が11月リリースですから、その前から動きはあったわけですね。

相川 みたいですね。でも当時は『ReFraction』のことで頭いっぱいだったんですけど(笑)。

宮沢 前回のインタビューのときにも少し匂わせていたんですよね。

日向 その頃には確か、プロデューサーさんからも「2枚目はこういう方向性と思っている」みたいなところから話が始まって、そこから曲やタイトルを決めていったりしましたね。

──そうしたある種シームレスな制作のなかで、皆さんの中で前作との変化はどのように感じていますか?

相川 今回、ぱっと5曲並べた印象で言うと……5曲目の「Here We Run」は先輩であるTrySailさんからの提供というのもあるのでいったん置いておくとして、1st EPにあった「Tiny Little Twinkle」とか「Not a dream」みたいな曲がないなって思いました。なんかちょっと夢ふわ、キラっみたいな楽曲といいますか。今回でいうと「プラチナ」という変化もありますけど、全体的にちょっと尖った方向性が多いなという印象を受けましたね。

──確かにトラックも含めて攻めた印象もありますよね。そこが現在のDayRe:の1つの型でもあるのかなと。

相川 ですね。1stでちょっと確立できたところを、より攻めていく形なのかなという印象を受けました。

日向 あとそれぞれの曲で色が異なる気がしました。特にライブに向けて練習しているときにより思うようになりましたね。レコーディングまではその1曲1曲に集中して歌っているからそこまで感じていなかったんですけど、それを並べて改めて歌ってみたときに、今回は色んな方向に向いた曲が5曲揃っているなって思ったんですよね。

──確かにハードに攻めたところでも方向性がそれぞれ異なる印象はありますよね。

日向 そうですね。「プラチナ」はピアノ調でクラシカルな、柔らかい音色なんですけど、その次は「クラキュラJump」で、「みんなでジャンプして飛んでいこうぜ!ポンポン!」みたいなイメージ(笑)。そういう並んだときの緩急みたいなものが、1st EPと比べるとだいぶ幅広い色が並んでるなっていう印象ですね。

一歩踏みだすという”選択”をした、最新のDayRe:の姿

──『ReFraction』は1枚の中でゆるやかに変化していく印象ですが、そこともまた違うドラスティックな緩急が見られます。そんな『刹那的ロマンティック』の楽曲についてより深くお伺いしていこうと。まず1曲目は表題曲「刹那的ロマンティック」になります。

日向 前作の表題曲にあたる「プロトノイズ」とは違った曲ですよね。「プロトノイズ」も強めなかっこいい曲ではあったんですけど、それとはまた違ったかっこよさ。「プロトノイズ」のときにはまだ気づけていなかったものがあるんですよね。

──「プロトノイズ」のときにはなかった要素といいますか。

日向 「プロトノイズ」は“いつの日か 君にも 届くように”という、「この歌が届きますように」と歌っているんですけど、それとはまた違う。「プロトノイズ」は、自分の中にある「こんな雑音でも届けたい」みたいな思いだったのが、「刹那的ロマンティック」はそこから踏み出して、どちらかというと上を向いてみんなで歩いていこうという青春感、青さが詰まった曲だなって思っていて。

夏目 前回の表題曲は迷いとかがテーマになっていたので、音の揺れや掠れてるようなイメージがあったんですけど、今回は“自分で選択する”というのがテーマになっていて、音の輪郭がしっかりはっきりしている、強さという印象がありますよね。一方で2番のラップパートでは掠れた処理になっていて、そこが前回にあった迷いや葛藤もまだ残った自分がいるというのがエモいなって思いました。

──確かにラップパートでは声にエフェクトがかかっていて、そこは前作から繋がっていると思わせますよね。ちなみにレコーディングはこれまで同様お1人ずつ録られていったんですか?

相川 そうですね、今回は全曲1人ずつのレコーディングでした。そのなかで前回と一番違った点はサビを全員で歌うパートがあったことで、それでよりタイトル曲感が出るなと思いました。特に私、サビの“踏み出せ世界へ 自らの足で”というところが大好きなんですけど、ここも5人だからこそより踏み出している感があるし、実は振り付けもすごく踏み出しているんです。だからレコーディングから歌のパート割り、振り付けまですべてリンクしている感があって、「お、DayRe:チームすごいわかってるわ」みたいな(笑)。

 そうですね。これまでの迷いみたいなものから、決意みたいなところとかも反映されていて。私は途中の“天気予報を雨のち晴れにするために、今日は私自身で”というセリフを任せていただいたんですけど、最初ここをどういう心境で言おうかなって悩んでいて。レコーディング当日も相談しながら録っていったんですけど、当日雨が降っていて、「なんなら傘をささないで来てほしかった」ってプロデューサーから言われて(笑)。

──セリフ通りのシチュエーションで来てほしかったと(笑)。

 雨が降っているのに傘をささないで来るなんてそんな無茶な(笑)。しかもこの日、レコーディング中にメイキングカメラが入るって言われていたんですよ。それなのにずぶ濡れで来れるわけないじゃんと思って(笑)。なのでこのセリフの人にはなりきれずに収録に来ちゃったんですけど、気分は傘をささないで来た、「選択をしに来た」というイメージでした。迷いとかありながらも自分で選択して、それが青春に繋がればいいよねみたいに捉えたんですよね。

──選択することが青春に繋がる。

 これを歌ったあともMVを撮影して、もうすでにみんなと何度もこの曲を歌いながら踊ってるんですけど、常々思うのはこの5人でこうやって同じことをすることが私にとっての青春だなってずっと思っています。この5人で歩んできた道が、歩むことを選んでる私たちの選択が青春に繋がっているなと思うので、それを体感しながら毎回歌っています。それをライブで披露するとなるとまた心持ちも変わると思いますし、今は皆さんの前で披露するのがすごく楽しみですね。

──もちろん5人でのダンスも楽しみですが、ベースが強く鳴る中盤のインストパートは見せどころになりそうですね。

日向 音を聴くからに「ここを踊りそう!」って思いますよね。

相川 その通りです(笑)。

──そうした今のDayRe:を象徴する前向きな、また力強さを感じる表題曲を経て、2曲目の「ヒトリ狼」へと続きます。ここでもアグレッシブなアプローチが見られますね。

宮沢 私もすごく勢いを感じる曲だなと思って、その勢いを大事にしながらレコーディングに臨みました。それと同時に、ライブに向けてのリハーサルをしていくなかでも、振り付けも曲が進むにつれて気持ちがどんどん、前へ前へという感じがすごくするんですよ。ちょっとは走りがちな、気持ちが前のめるような曲ですね。曲としては「ヒトリ狼」というタイトルなんですけど、私はどっちかというと1人で生きていける人間ではなくて、色んな人の手を借りながら寄りかかりながら生きているので、この主人公のように「結局信じられるのは自分だけ」みたいな孤高な感じを表現するにはどうしたらいいかなという迷いはありました。でもこの主人公もきっと弱さがあって、それでも突き進むんだぞと考えて、体当たりで挑みましたね。

──このアグレッシブさは刺さるものがありますよね。これも好きな人が多そうです。

相川 ちょっとメカメカしい音も入っているじゃないですか。「みんなこういうの好きでしょ?」って思います(笑)。

──そこから「プラチナ」へと移ってまた印象がガラッと変わりますね。こちらを手掛けたのはなんと、にじさんじ所属の弦月藤士郎さん。弦月さんが書かれると聞いた感想はいかがでしたか?

 もう、ただただ驚きました。私もにじさんじさんのライバーさんたちの配信は観ていて、そのなかで弦月さんも色んなライバーさんの曲を作られているのは知っていたし、その曲もライバーさんに合った楽曲を作られていて、「なんて多才な方なんだ……」って思っていた方がDayRe:に書いてくださるなんて……!みたいな驚きもあって。そういう嬉しい気持ちと、ちゃんとやり遂げられるかというプレッシャーも色々あったんですけど、曲聴いたときに、やっぱこのピアノのきれいな旋律のメロディがすごく素敵で、「これを歌えるんだ!」と思ってワクワクしていました。そして私とこは(宮沢)と並んでいるような歌割りが多くて、それでまた「どうしようどうしよう!」って。弦月さんの曲でこはと並んで歌えて嬉しいんだけど情報過多、みたいな(笑)。

──プラチナ」ではしっとりとした、美しくて切ないメロディが印象的なバラードですしね。

 こういう曲ならこはが絶対に合うっていうのは、最初に聴いたときに思いましたね。

日向 みんな小春の声を思い浮かべたよね。

 うん、こはがみんなの声をまとめてこの曲の完成度ぐっと上げてくれるというのが目に見えていたので、じゃあそこに並ぶのが私になってどうしようどうしようってなったんです。こはの儚くて消えちゃいそうな、でもちゃんと芯のある歌声が本当に大好きで……もうただのファンなのですけど(笑)。私はパワー系の歌い方をすることが結構多いので、そのこはの歌声を私の声が邪魔してしまわないか心配で。なのでこの曲をめちゃくちゃ聴き込んで、当日こはが先にレコーディングをしていていたのでそれを聴きながら、またどうしよう!ってパニックになりながら収録しました(笑)。

相川 そんなことないから大丈夫だよ(笑)。

―──橘さんからの熱烈な想いを送られた宮沢さんはいかがでしたか?

宮沢 「プラチナ」は最初聴いたときからピアノのメロディがすごくきれいな曲だな、好きだなって思っていました。「ヒトリ狼」とか勢いのあるかっこいい曲は、私の声は浮きがちな気がするので、今回自分の声を活かせる曲があってよかったなって思います。こういうバラードもDayRe:としては初めてだったので、このEPを通してこれまでのDayRe:の楽曲にないところをどんどん補完していく感じがしていて、それの1つが「プラチナ」なんだなと思っています。

先輩・TrySailから託された想いとともに、終わらない青春を走り始めた“これから”

──そして後半に入ると再びギアが入って、アグレッシブな「クラキュラJump」へと移ります。

相川 最初は「リズムを大事にしてください」というディレクションがありましたね。リズムを小さく取るというよりは、大きめに、タ・タータ・タ・タータといった最初のアタックを大事にしたんですけど、それでジェットコースターみたいな疾走感が出たかなと思います。

──リズムの展開も多いですし、かなり高度なことをやっているなと思いますね。

宮沢 最初にいただいた仮歌の段階ではもうちょっと大人っぽい印象を受けたんですよね。私はレコーディングが3人目だったんですけど、前2人の歌を聴きながら、「お、意外とわちゃわちゃだな」というか、かわいい曲なんだなっていうのがちょっと発見でした。なので、当初持ってきたものと違うところに切り替えて歌いましたね。

日向 このEPの中でもジャンプ系の曲というか、ライブでもお客さんに「飛べ!」みたいなことができる曲なのかなと思います。振り付けも皆さん真似しやすいものが多い印象で、みんなでオイオイ言ったりジャンプしたり、同じ振りをしたりできる曲なのかなと。今後DayRe:のライブで盛り上がる曲といえばなんだろう?ってなったときに、「クラキュラJump」があがってきそうだし、ライブで盛り上げたいときに一発入れられる曲に今後なっていけたらいいなという曲ですね。

──まさにDayRe:のライブでの代名詞にもなりそうな曲ですね。一方で“3, 2, 1”のコーラスもかわいい声が入っていたり、様々な魅力がミックスされていますよね。

日向 そうですね。歌詞もキュンキュンな感じで、こういうのもあまりないというか。

相川 “捕まえた♡”ってハートマークついてるもんね(笑)。

日向 そうそう。ジャンプ曲って例えば応援歌みたいな印象がありますけど、そうじゃなくてポップに書いている、おしゃれでかわいい曲だなって思いますね。

──そして最後の曲、「Here We Run」です。こちらはクレジットにあるように、作詞に夏川椎菜さん、作曲に雨宮 天さん、振り付けに麻倉ももさんという先輩であるTrySailが参加されています。このお話を聞いたときの感想はいかがでしたか?

宮沢 最初にスタッフさんから「こういう話が来てますが、どうですか?」と。どうやら雨宮さん発信で、TrySailで作ってみたらというお話だったそうです。

──そうした先輩からいただいた楽曲の印象はいかがですか?

夏目 もうとにかくすごい。すごいTrySailさん色があって、すごくきれいで素敵で、もうイントロからなんか「わあっ……!」ってなるような楽曲で。でも歌詞的には2nd EPのテーマである自分で選択することとか、強さというものも入れてくださっていて、すごく素敵だなって思いました。それでレコーディングも先輩方が来て指導してくださったんですよ。すごく夢のようなことで、この歌割りも夏川さんが「なんでこの人にここを歌わせるのか」みたいなのも全部文章で送ってきてくださったんです。私たちのことを考えてくださったうえで、全部この1曲にそのまま詰まっているという形になっています。

──全員 そうですね……。

日向 デカめの「そうですね」が出ますね(笑)。私もTrySailさんが大好きで、それでミュージックレインを知ったというのもあるので、このお話いただいたときは最初「マジですか……!」となりました。DayRe:に楽曲を提供してくださるのも嬉しかったですし、曲にはTrySailさんらしい明るさがあって。先日、雨宮さんに会社で会ったときに「完成したの聴いたよ」って言ってくださったんですよ。そのときに、「TrySailは3人だからあの3人の歌声、歌い方があるけど、5人の声が重なると音の厚みが出るね。とてもよかったよ」って褒めてくださって。私も最初のデモは夏川さんの声バージョンと雨宮さんの声バージョンの2種類を聞いていたんですけど、そのときは3人で歌っている絵が浮かんだんですよ。3人のお声でこの曲が歌われているところから、5人で歌うことでDayRe:の曲になったような気がします。雨宮さんが言っていた音の厚みというのも、5人だからなのかなとか。歌詞も夏川さんが、「当時私がDayRe:のみんなぐらいのときに思っていたことを歌詞にした」っておっしゃってくださって、「ああ、先輩方もこういう、私たちが葛藤したりするような道を通ってこられたのかな」って思って。“隣の君が まだ走るって言ったから やっぱ……僕も挫けられないや”というところは私たちも、私自身も思うことだし。

相川 そうだよね。

日向 先輩たちもかっこよくステージに立ってキラキラしている裏ではそんなことがきっとあって、でもほかの2人がいるから挫けられないって思っていたのかなって想像しながら歌って完成したのを聴いて……ミュージックレインに、私入れてよかったって思いました。

相川 TrySailさんたちは「私たちからの楽曲提供だけど、あまり重く受け止めないで、DayRe:ちゃんたちの楽曲としてこれからフラットに歌ってもらえたら嬉しい」って言ってくださって。これからも1stライブもそうですけど、私たちの曲として皆さんにお披露できたらいいのかなって思います。

──そうした先輩からのメッセージが「走れ」というところがまたいいですよね。

相川 それは私たちに対するエールでもあるなと思うし、私たちが発する皆さんへのエールにもなるなって思います。

 曲をいただいたときに、夏川さんから「5年、10年とどんどん歌っていくなかで深みが増していくと思うから」とおっしゃってくださって。『刹那的ロマンティック』の一番最後にこの曲が来るんですけど、青春の最中にいるときってもがいて苦しんでという印象があるけど、それが仮に過ぎていって思い出したとき、それもキラキラして見えたりするじゃないですか。歌詞を読むと“「置いてかないで」なんて弱気になるの”とか、結構胸がチクリと痛むことも書いてあるんですが、そのなかでも前向きになる要素がたくさんあって、私が辿ってきた青春もそうですし、今ここに立っている青春にすごく重なるんですよね。そこはきっと皆さんの青春にもどこか重なる部分があるんじゃないかなと思います。そういう意味でもこの曲が最後に来たのは意味があるんじゃないかなって思います。

宮沢 うん、きっと先輩方に提供していただいたというところでの意味も大きい気がするんですけど、歌い続けていくなかでDayRe:の歌になったらいいなって思います。それが3年後、5年後、10年後とどんな気持ちでこれを歌えるのかなというのが今から楽しみだし、怖いと思うこともあるんですけど、そこで止まらずに。

相川 先輩が「走れ」とおっしゃっているので(笑)。だからある意味、今からDayRe:と一緒に作っていく曲でもあるのかなって思いますよね。

──本作をリリースしたあとは、5月5日のワンマン“LAWSON presents DayRe: 1st Anniversary Live – Page:366 -”が控えています。

相川 そう。でも今はまだその前のリリイベのことが……!(笑)。ワンマンに向けてはセットリストも固まってきて、ここにこういう曲来るか!みたいなものもあります。ちょうど今はそれも楽しんでいますね。

日向 ワンマンにはぜひ来ていただきたいですね。私たちのお披露目から1周年でもありますから。

相川 5月5日が記念日ですので。

──逆にまだ1年経っていないわけですからね。

夏目 そうなんです。まだ1年経っていないのに濃密過ぎますね。

日向 ほんと。だってつい最近まで1st EPのリリイベやっていた気持ちですもん(笑)。

宮沢 でもそれも3ヵ月前のことなんだね……。

日向 3ヵ月しか経っていないんだね。1年って12ヵ月しかないんだというのに改めて気づかされる(笑)。

──気づけば2026年も1/3が経過しますから。

 はい、これからのDayRe:も楽しみにしていただきたいですね。

相川 これこそが終わらない青春ですよ!


●リリース情報
DayRe: 2nd EP
『刹那的ロマンティック』
2026年4月8日発売

価格:¥2,700(税込)
品番:SMCL-990

〈収録曲〉
01. 刹那的ロマンティック
作詞・作曲・編曲:ふるーり
02. ヒトリ狼
作詞:山崎あおい 作曲:縄田寛之 編曲:中土智博
03. プラチナ
作詞・作曲・編曲:弦月藤士郎
04. クラキュラJump
作詞:柿沼雅美 作曲・編曲:椿山日南子(Dream Monster)
05. Here We Run
作詞:夏川椎菜 作曲:雨宮天 編曲:山本慶太朗

●イベント情報
LAWSON presents DayRe: 1st Anniversary Live – Page:366 –
【開催日時】
2026年5月5日(火・祝)
[昼公演]14:00開場 / 14:45開演
[夜公演]17:15開場 / 18:00開演
【会場】
東京・板橋区立文化会館 大ホール
【チケット料金】
1階(指定席) / 2階(着席指定席)
<グッズ付きチケット>8,500円(税込)
<チケットのみ>7,000円(税込)

AOM presents「animate Theater LIVE 2026 ~spring~」
【開催日時】
[DAY2]2026年5月31日(日) 16:00時開場/17:00時開演
【会場】
アニメイトシアター
【出演アーティスト】
Day2:asmi、シユイ、DayRe:
【チケット料金】
6,500円(税込) ※ALLスタンディング

関連リンク

DayRe: Portal Square
https://dayre-official.jp/

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