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INTERVIEW

2026.03.18

『リコリス・リコイル』関連楽曲を3曲連続配信!ClariS第三章の幕開けから1年を経て、「今のClariS」を3人が語る。

『リコリス・リコイル』関連楽曲を3曲連続配信!ClariS第三章の幕開けから1年を経て、「今のClariS」を3人が語る。

ClariS第三章の幕開けから1年。新体制での歩みを経て、3人は再び“リスアニ!LIVE”のステージへと帰ってきた。パチンコ・パチスロ『リコリス・リコイル』搭載曲「Trigger」をはじめ、「タカラモノ」「Radiant」といった新曲に込められた想い、そして3人の関係性の変化とは。クララ、エリー、アンナが、この1年間の成長とこれから始まる初のライブツアーへの決意を語る。

INTERVIEW & TEXT BY 冨田明宏

ClariS第三章の幕開けから1年、再び立った“リスアニ!LIVE”の景色

――ClariS第三章初お披露目となった“リスアニ!LIVE 2025”から約1年、先日の“リスアニ!LIVE 2026”は、振り返ってみていかがですか?

アンナ 今年の“リスアニ!LIVE 2026”のリハーサルで、1年前にも見た“リスアニ!”のロゴを目にした瞬間に、「本当に帰ってきたんだ」という気持ちが一気に込み上げてきました。会場は違うのに、そのロゴを見ただけで去年の記憶が鮮明に蘇ってきて。リハの時点で涙が出そうになっていました。1年前は、私たち自身も何もわからない状態で、関わってくださるスタッフの皆さんも「この子たちはどんな子なんだろう?」と思っていたはずで、お互いに探り合いながらのスタートだったと思うんです。でも今年は、心の距離が明らかに近づいているのを感じました。そして迎えた“リスアニ!LIVE 2026”は、当日、急遽3人で髪型を揃えようという話になったんです。スタイリストさんがリボンを編み込んでくださっていて、「せっかくだから3人で揃えよう」って。幕張の周辺は意外とリボンが売っていなくて、かなり探してくださったらしいんです。「絶対にこっちのほうがファンのみんな喜ぶから」って言いながら探し回ってくださったみたいで。これも1年の間に生まれた絆だと思っていて、私たちに向けてくださる愛情が本当に嬉しかったですね。本番は、ステージに立って客席を見ると、3色のペンライトを光らせてくださっている方がいたり、笑顔で手を振ってくれていたり。1年間で、こんなにも関わってくださる皆さんとの距離が縮まったんだと実感しました。

エリー そもそも私にとって1年前の“リスアニ!LIVE”は、本当に「信じられない出来事」でした。日本武道館のステージに立つなんて……自分の人生でそんなことが起こるなんて少し前まで考えもしてなくて。あまりに大きな出来事すぎて、「こんなに良いことが私の人生で起きるはずがない!」と本気で思っていたんです。「どうせ夢みたいに、良いところで目が覚めちゃったりするのかな」とか(笑)。実際、ステージが終わった後は衝撃が大きすぎて、あまり記憶がないくらいでした。でも今年は違いました。3人で1年間歩んできた時間があって、そのなかで経験も積んで。冷静にステージを見渡せましたし、お客さんの笑顔もしっかり目に焼き付けることができました。特に「Trigger」での盛り上がりは本当に嬉しくて。去年の“リスアニ!LIVE”はただただ必死だったけれど、今回はちゃんと皆さんのリアクションを体と心で受け止めながらパフォーマンスできた感覚がありました。

クララ 1年前は、エリーとアンナのこともまだ発表されていなくて、私自身「2人を引っ張っていかなきゃ」という責任感がすごく強かったです。久しぶりに皆さんの前に立てる喜びもあったけれど、それ以上に重圧も感じていました。でも、その不安を2人には見せちゃいけないと思って、必死に駆け抜けていたような気がします。今年は、本番直前に1年前の光景や、あの時の2人の表情が一気に蘇ってきて。ちょっとフラッシュバックのような感覚もありました。でもステージで3人が顔を見合わせた瞬間、今回は2人とも笑顔で。その時に「やっぱりこの3人ならやれる!」と改めて確信できたんです。あの瞬間は、私の中でとても大きな出来事でした。あとはこの1年で成長した姿を見せたいという思いも強くありましたね。練習の段階から、細かく合わせたり、歌のニュアンスをすり合わせたりするなかで、3人の気持ちが1つになっていくのを感じていました。その成果をちゃんと出せたステージだったと思います。

ClariS第三章が動き出した引き金=「Trigger」とは

――パチンコ・パチスロ『リコリス・リコイル』搭載曲「Trigger」は第三章スタートと共に披露された新曲だったわけですが、満を持してついに配信リリースされました。3人にとってこの曲はどのような意味を持った曲でしょうか。

エリー 実はこの曲が、私たちにとって初めてのレコーディング曲だったんです。まだ本当にClariSのメンバーとしての確信が持てなくて、「レコーディングって言われているけど、本当はまだオーディションの延長なのでは……?」なんて思っていたくらいで(笑)。レコーディング当日まで半信半疑でした。

アンナ 私もまったく同じ感覚だった(笑)。

エリー そんな気持ちで臨んだレコーディングだったんですが、スタジオにクララちゃんからのお手紙があったんですよ!要約すると「緊張すると思うけど、2人らしく歌ってね」と書いてあって、あの手紙には本当に救われました。あの手紙がなかったら、「Trigger」の歌はもっとガチガチだったと思います。

アンナ この曲は、1年かけて3人で育ててきた楽曲と言えるんじゃないかなと思っていて。最初はどう歌えばいいかわからなかったけれど、ライブで何度も歌うなかで、少しずつ思いが固まっていきました。今では第三章を象徴する1曲になっていると感じています。ようやく配信という形で皆さんに届けられたことも本当に嬉しいですね。ライブでは気づきにくい繊細な表現も音源にはたくさん吹き込まれているので、何度も聴いて感じ取ってほしいなと思います。

クララ アンナの言うとおりClariS第三章を象徴する楽曲であることは間違いないのですが、デビュー当時の私には想像できなかったような、攻めに攻めまくった楽曲だと思います。攻撃的で、エモーショナルで、歌声もかつてないほど力強くて。「ALIVE」と同じく『リコリス・リコイル』の出会いから生まれた、ClariSに新しい価値観を与えてくれた曲の1つだと思っています。この曲に挑戦したことで、自分自身の殻を破れた気がします。「Trigger」という言葉どおり、私にとっても新しい一歩のきっかけになった曲です。“リスアニ!LIVE 2025”で初めて生バンドで歌った時の感覚も忘れられません。背中から音を浴びながら歌うあの感覚は、本当に贅沢で。「これもClariSなんだ」と実感した瞬間かもしれませんね。

3人の関係性そのものが歌われた「タカラモノ」

――対して「タカラモノ」は、ClariSの一般的なイメージにも近いであろうポップで華やかな楽曲ですね。「Trigger」や「Radiant」が『リコリス・リコイル』における戦闘シーンを彷彿とさせる曲だとするなら、「タカラモノ」は日常シーン担当だなと。

クララ まさにそのイメージですよね。(錦木)千束と(井ノ上)たきなの日常が目に浮かぶというか。

アンナ 実はこれも初期にレコーディングした曲なんです。私の中でイメージしていた“ClariSらしさ”に一番近い楽曲でした。3人の声が重なった完成形を初めて聴いた時、「私もClariSのメンバーなんだ」「ここから始まるんだ」という実感が強く湧いた1曲でもあります。

エリー サウンドがキラキラで歌詞もメロディもポジティブな曲って、私にとっては逆に難しく感じて。今まで私の人生で歌ってきた曲の中にない要素でもあったし、どうすればこのキラキラを歌で表現できるんだろう?って、すごく考えたんです。自分が考えているポジティブさから、更にプラスする感覚が本当に大変で。笑顔を作るために頬を上に引っ張って口角を上げるようにして歌ったくらいです(笑)。でも今は、1年かけてClariSとして歌い続けてきたからこそ、自然な笑顔で歌えるようになってきたと思っています。3人でいると自然と最高の笑顔になれちゃうので!

クララ 改めて思いますが、歌詞が今の3人そのものなんですよ。“茶化しあったり、秘密を打ち明けあったり”というフレーズは、まさに私たちの日常。まあ、茶化してくるのはほとんどエリーなんですけど(笑)。

アンナ エリーがクララちゃんを茶化して、私がツッコんで、みんなで笑っているみたいな(笑)。

クララ 本当にそう。この曲は、今の3人の関係性をそのまま映している楽曲だと思います。だからこそ、ライブで披露する姿を見ていただきたい1曲でもあります。

「Radiant」――クララが覚悟を綴った歌詞

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