INTERVIEW
2026.03.10
――さて、続いてカップリング曲「My Days」についてもお聞きしていきます。この曲は昨年のバースデーライブ“Sun!Sea!Summer!’25”で初披露され、昨年配信リリースもされた曲ですよね。
茜屋 この曲は、チームでずっと話題に上がっていた「ライブで、みんなで手を振ったりできるエンディングっぽい曲が欲しいよね」という話から生まれまして。なので今回は今までのカップリング曲のように私の描きたいダークな女性像やかっこいい女性像の世界観をもとに作るのではなく、ファンのことを思って歌詞を書きました。
――どんなメッセージを込められたのでしょう?
茜屋 私、改めて自分のファンのことを考えると、結構ネガティブな方が多いことに気づいたんですね。お話会で「私、大丈夫かな?」みたいな話をしてくれる子も多いですし。だからそういう子たちに向けて「みんな大丈夫だよ」と言えるような歌詞を書いたらいいんじゃないかな……と思って。プラス、ライブの最後に歌うという想定も含めて「これを聴いて帰ったら、明日から頑張れるよなぁ」みたいな曲にできたらいいな、と思いながら取り組みました。でもこの曲、歌詞を書くのがすごく難しくて。「こんな明るい歌詞書けるかな?私」って難航したんですよ。
――茜屋さん自身もよく「自分はネガティブ」だとおっしゃられていましたし。
茜屋 そうなんです。それであまりに進まなすぎて……私、自分に痺れを切らして焼酎を飲んだんですよ。「このままだと無理だ!」って。そうしたら、2~3時間で書き終わったんです(笑)。
――お酒は「ないものを出す」ことに役立つのではなくて、心のガードを下げてくれたりストッパーを外してくれるところがありますからね。
茜屋 まさに!お酒を飲んだおかげで「取り繕わなくても、ありのままでいいじゃん!」と思うことができて、それで書き進めていけました。だから後から完成したものを読み返しても、我ながら「良いものができた」と思えるものになっています。
――実際に前向きなメッセージが詰まっていますし、前向きになるまでの悩みの段階から描写しているからこそ、1曲として明るく聴けるように思いました。
茜屋 嬉しい……自分自身も学生時代には悩みや辛いことがありましたけど、今30代になってその頃の人生を結構俯瞰で見られるようになったので、その経験も込みでみんなに「未来は明るいから大丈夫だよ」と伝えたかったんです。まだ学生のファンの子たちも、たくさんいるので。
――渦中を少し過ぎ去ったからこそ、伝えられることがあるというか。
茜屋 はい。ただ、私自身こんなことを書きながら全然まだ、完全に闇が晴れきったわけではないんですよ。人生まだまだこれからですし、今でも悩みはたくさんあるので、「これが正解だよ」と描いたわけではないんですね。でも私自身、学生時代に学校や家が世界のすべてだったところから「まだまだ居場所はどこにでもある」と思える経験をしたので、「型にはまらなくていいんだよ」というメッセージを、私の経験談を通じてみんなに伝えられたらいいな……という想いで書きました。
――そんなこの曲、実際に歌う時はどんな気持ちだったのでしょうか?
茜屋 初披露の時から、自分でも歌う時に口角がずっと上がっている感覚がしまして。「みんなの顔を見て、みんなに届けたい」という気持ちに自然となりましたね。たしかレコーディングは初披露の後だったのかな?だからこそよりその情景を頭に持ったまま、それを保って歌として収めることができたのかもしれません。
――最初に歌った時の光景が頭にあるからこそ、届けたい気持ちやその対象をより明確にして歌えた。
茜屋 そうですね。この曲に関しては、その順序が正解だったのかもしれないです。それと、「My Days」は配信シングルのジャケットも自分で描いたりと、表現したいこと全部に取り組んで自分の表現力を出し切った曲でもあるんです。なのでぜひ、隅々まで楽しんでほしいですね。
――さて、今回のリリースを経て、さらに今後のソロ活動にも期待する方は多いと思います。茜屋さんが、アーティスト活動のなかで今やってみたいことなどはありますか?
茜屋 「My Days」のジャケットを自分で描いたように、その他にも最近は色んな表現をすることが好きなんです。ポエムはずっと書き溜めていて、その他にも実は個人的に小説を書いたり、絵を描いたり……。だから、なるべく自分の力で作れるような1枚に挑戦してみたいです。ジャケット以外にも、歌詞カードにポエムを添えてみたりとか。作曲だけはできないのでそこはお任せするかもしれないですが、「どこまで自分の表現力を出せるか?」というところにも挑戦してみたい気持ちもあります。
――茜屋さんの活動自体も多岐に渡られていますからね。ソロ活動以外にも、声優でありアイドルであり、舞台や映像作品にも出演されて、YouTubeもされていて。
茜屋 改めて冷静に振り返ると、自分がやってきたことってすごく幅広いですよね(笑)。だからできることは色々あると思うので、そういうことを実現できるタイミングが来たら、その時表現したいものに取り組んでみたいです。
――ちなみに、先ほど小説とおっしゃっていましたが、その小説をモチーフに楽曲制作というのも面白いかもしれませんね。
茜屋 確かに、面白そうですね!よりフレーズも持ってきやすそうですし、作曲家さんに曲のイメージを伝える時も「この小説を表す曲を作りたいので」と伝えられるし……今後どこかで参考にさせてもらうかもしれないです(笑)。
●リリース情報
Himika Akaneya
「予感の途中 Prod. ☆ Taku Takahashi(m-flo)」
3月11日発売
【CD+Blu‐ray】

品番:EYCA14924/B
価格:¥2,750(税込)
【CD only】

品番:EYCA14925
価格:¥1,980(税込)
<CD>※全共通
M-1.予感の途中 Prod. ☆Taku Takahashi (m-flo)
作詞・作曲: ☆Taku Takahashi (m-flo), ARAKI
編曲 : ☆Taku Takahashi (m-flo), Mitsunori Ikeda
M-2. My Days
作詞 himi 作・編曲 ARAKI
M-3.予感の途中 Prod. ☆Taku Takahashi (m-flo)-instrumental-
M-4. My Days -instrumental-
M-5.予感の途中 Prod. ☆Taku Takahashi (m-flo) -TV size ver.-
M-6. My Days -Off Main Vocal-
購入はこちら
https://avex.lnk.to/akaneya_MF3_ED
茜屋日海夏(i☆Ris) 公式X
https://x.com/iRis_a_himi
TVアニメ『MFゴースト』公式サイト
https://mfg-anime.com
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