REPORT
2025.10.30
スクリーンに上映されたサイレンススズカとアグネスタキオンのモノローグに続き、メインステージの両端にサイレンススズカ役の高野麻里佳と上坂が登場し、2人による「transforming」の歌唱がスタート。歌唱に加え、麗しくも切れ味のあるダンスをみせていく。そして大サビでは、なんと2人がフライングしてゲーム内のライブを再現! ステージの中央で向き合って手を繋ぎ、続いて片手を繋ぎながら身体を開いて場内にその歌声を降り注がせていく。それは原曲を再現した予想を遥かに上回る姿への“transforming”だった。歌唱後には高野がこの2人での歌唱が叶った喜びを口にすると2人は降壇。代わって新田、久保田未夢、真名瀬、小田の4人が登場してMCパートを展開。真名瀬からは初披露となった「Logue」の披露にあたっての意気込みと、抱えていた緊張が明かされていた。
MCに続いてセンターステージに登場したカレンチャン役の篠原侑による「#カワイイって言って?」。ステージ両サイドの縦長のLEDスクリーンを用いた“ウマスタライブ”風の演出をバックに、ラブリーさ全開のパフォーマンスを披露し、冒頭から場内の“お兄ちゃん”“お姉ちゃん”はメロメロに。1-Bメロのシャッター音に合わせたポーズもバッチリ決まっており、間奏ではダンスしながらの指差しもふんだんに盛り込む。ラストにはポーズとウインクを決め、全世界へと見事に“カワイイ”を振りまいた。そしてその篠原に佐伯、望月、野木の3人が加わり、疾走感あふれるナンバー「Overrunner!」を披露。爽快感とエネルギーをトレーナーに与えていく。そのサウンドにはとりわけ望月と野木の力強い歌声が映えていた一方で、2-Aメロ直前の振付にチラリと“カワイイ”を盛り込む篠原のパフォーマンスもいいアクセントとなっていた。
続いては、“勝利への渇望”を抱くウマ娘3人の出番。センターステージに前田佳織里と遠野、そしてツルマルツヨシ役の青山吉能が登場し、「ソシテミンナノ」を歌唱する。この日ここが初登場となった青山は、1-Aメロから瑞々しくも芯のあるツヨシならではの歌声を響かせ、サビ前の「負けない!」とのセリフでは歓声を巻き起こす。また遠野も力強くキリッと、ここまでとは違った一面を見せれば、2サビラストでは3人共に身振りと歌声に力を込め、“勝利への渇望”を強く感じさせた。
歌唱後、しばしこの3人がトークを繰り広げると、スクリーンにはアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』のロゴが映し出され、それを破る形で[Alexandros]のバンドロゴが登場。SEをバックにメンバーが入場し、同作第1クールオープニング主題歌「超える」の演奏がスタートする。爽快かつ疾走感あるロックナンバーがトレーナーの心に炎を灯し、それは青のペンライトの輝きによって表現される。そして2サビ明けには川上洋平(Vo.&Gt.)が「お前らの声聴きたいからイヤモニ外していいですか!?」とさらに煽り、場内に大きなコールを響き渡らせた。
演奏後には川上が高柳を呼び込み、今度は彼女を交えての「超える(feat.オグリキャップ)」の披露が始まる。春公演では音源を用いてカバーされたこの曲が、今度は本家の演奏をバックに歌われる。途中ギターをかき鳴らす川上と向き合って歌い、これもたまらない光景だった。また、この曲のサビでは川上からの呼びかけに応える形でトレーナーも大合唱。2サビ明けには高柳もトレーナーをさらに煽って最高潮のまま大サビに突入し、凄まじい盛り上がりをもたらしていた。
歌唱後、ステージを降りる[Alexandros]に、最後まで歓声を送り続けるトレーナーたち。そしてステージに1人残った高柳は改めて[Alexandros]やチームへの感謝を述べ、本公演を通してライブで歌唱する際のマインドが変化したことを明かした。そんなMCに続いて同作の第1クールエンディング主題歌「∞」を歌唱。青と白に染まる客席を穏やかな表情で見ながら歌っていく高柳は、やがてセンターステージの先端にたどり着くと、真っ直ぐ前を見据えながら、自身をぐるり囲んだペンライトの輝きと、そこに込められた愛や想いを受け止め、大事な楽曲の1つを丁寧に届ける。そしてここでアプリのMain Story第2部を彩ったチーム<アスケラ>の4人・佐伯、小島、シーザリオ役の佐藤榛夏、フサイチパンドラ役の佳原萌枝がセンターステージに登場し、「ユメヲカケル!」を歌唱。ここでは佐藤がスイッチON状態のシーザリオを強く想起させる、美しくもパワフルな歌声を響かせる姿が印象的。また大サビのソロパートでは短い中にもキングヘイローらしいセリフ調の節回しを織り交ぜる佐伯の歌唱テクも光っていた。
続く「Never Looking Back」では、歌い出しと共に浮かび上がった“3人”の姿に、トレーナーは歓喜と驚きの大歓声をあげる。それもそのはず、ステージにはMachicoと高野に加え、モニターに映されたスペシャルウィーク役の和氣あず未の姿が!残念ながら当日の和氣の出演こそ叶わなかったものの、お揃いの衣装で3人でのステージを飾ってくれた。Machicoと高野は凛とした表情で力強い歌声を響かせていくと、Machicoは持ち前の伸びやかさを活かし、高野は涼やかさと麗しさを付加して歌唱。後奏やイントロでのダンスでも息を合わせ、最後まで“3人のステージ”を形にしてみせた。歌唱後にはステージの中央で手を繋ぎ満面の笑みを咲かせるMachicoと高野は、トレーナーを先導して会場中から「スペちゃーん!」とのコールも巻き起こす。そこにチーム<アスケラ>の4人が合流すると、「ユメヲカケル!」の歌唱について口々に喜びを語っていた。
そんなMC明けにはライバル2人・スティルインラブとアドマイヤグルーヴをイメージした映像が流れ、ステージにはスティルインラブ役の宮下早紀とアドマイヤグルーヴ役の鈴木日菜が登場。高らかに「Ms. VICTORIA」を歌い始める。ステージ前方で炎が上がり、ステージがゆっくりリフトアップするなか、互いに伸びやかかつ力強い歌声を響かせていく2人。向き合ってセリフを掛け合ってから歌われたDメロで各々の信念をぶつけ合うと、大サビでは再び2人共に客席側を向き力強く歌唱。その強烈な想いを受け取ったトレーナーによって赤と青に染まった客席を前に、最後まで力いっぱいに歌い上げていった。そこに小島、佐藤、佳原も加わっての「黎明に咲く華」では、5人全員がパフォーマンスと歌声に力強さを乗せていく。宮下と鈴木がすごみを発揮すれば、佐藤はソロパートで力強くソウルフルな歌声でトレーナーを惹き付け、ボルテージをさらに引き上げる。
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