INTERVIEW
2025.07.09
「THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY P@SSION」シリーズと題し、10周年を彩る様々な楽曲をリリース中の「アイドルマスター SideM」(以下、「SideM」)。7月12日・13日にはKアリーナ横浜にて“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”の開催も決定している彼らの楽曲を軸に、「SideM」楽曲を手掛けるクリエイター陣にメールインタビューを実施!「SideM」の音楽の魅力、そして「SideM」への想いを聞いた。
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■リスアニ!初登場となります。まずは作詞家を目指されたきっかけやご自身の作詞に影響した楽曲を教えてください。
私は、典型的な自己肯定感の低い、ネガティブな子供だったのですが、歌ったり、詩を書くとみんなが喜んでくれる……ということに気づいた時に「自分にはこれしかない」と思い込みまして(笑)、音楽にのめり込みました。自分の子供時代のように、明日に光を見いだせない人がいたら、自分の音楽がほんの少しでも希望になったら嬉しいな、と思って書いています。
多方面から影響を受けていますが、一番はMr.Childrenさんですね。「Alive」という曲が自分の人生歌みたいになっています。
■C.FIRSTの、彗星の如き登場を眩く彩った「We’re the one」から「SideM」というコンテンツに参加されたKanata Okajimaさんですが、関わることになる以前には、「SideM」についてどのような印象がありましたか?
「アイドルマスター」という名前はもちろん以前から知っていて、すごく多彩で熱量の高いコンテンツだという印象でした。「SideM」については、“理由(ワケ)あって、アイドル。”というキャッチコピーがとても印象的で、「生き様から音楽が生まれる」という姿勢がとても素敵だな、と。“人としての物語”を背負った彼らだからこそ、心の深い部分まで届く歌詞を書けるのではと、参加前からワクワクしていました。
■ご自身が考えるC.FIRSTの歌う楽曲の歌詞。彼ららしさを表現するために最も重要なファクターは何だと考えますか?
“自分たちの可能性を、自分たちの言葉で証明していく”という強い意志ですね。
まだ完成していないからこその無限のエネルギー、真っ直ぐで曇りのない目線。それらを歌詞のフィール感や言葉の切れ味に落とし込むことで、C.FIRSTらしさが浮き立つように意識しています。
■2021年から共に歩む「SideM」ですが、関わられるようになってから「変化した」気持ちと「変わらない」気持ちをお聞かせください。
変化したのは、より深く“彼らの人生”に寄り添いたいという想いです。最初はプロジェクトの一員としての参加でしたが、今は一緒に歩んでいる、という感覚が強いです。そして、変わらないのは、常に「1人1人の声を歌詞で代弁したい」という気持ち。“今この瞬間を生きる人間としての彼ら”に寄り添い続けたいという気持ちはずっと変わりません。
■「SideM」のお仕事の思い出で最も印象的だったことを教えてください。
「We’re the one」を初めて発表したとき、ファンの皆さんが歌詞の細部まで丁寧に読み取ってくださったことに心打たれました。C.FIRSTの出発点を、まさに“自分たちのこと”として感じ取ってくれたことに、作詞家としてこれ以上ない喜びを覚えました。
■「SideM」に関わって5年、ここまでに発表した楽曲で幅の広さを感じさせてきたC.FIRSTです。彼らの印象としてここまでの時間で「変わった」部分と「変わらない」部分を教えてください。
変わった部分は、“自分たちの音楽”としての確信が生まれてきたところだと思います。最初は純粋なパッションとエネルギーで駆け抜けていた彼らが、今はその熱をどう伝えるか、自分たちなりに考えながら表現する姿がとても頼もしいです。変わらないのは、どこまでも真っ直ぐであること。悩みながらも歩みを止めない姿は、いつでも眩しいです。
■ライブでの忘れられないシーンをお聞かせください。
やっぱり「We’re the one」を初めてライブで聴いた時(“THE IDOLM@STER SideM 6thLIVE TOUR ~NEXT DESTIN@TION!~ Side TOKYO”)は胸が熱くなりました。イントロが鳴った瞬間、会場の空気が変わるのを肌で感じて。まさにC.FIRSTの軌跡が、あの空間に刻まれていました。ステージで命が吹き込まれていくのを感じる瞬間って、作家冥利に尽きますね。
■『THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY P@SSION 16 C.FIRST』では新たに「We’ll find a way」の作詞をされています。共作されたTayuto Nakasuさんとはどのようなやりとりをされたのでしょうか。タイトルもかつての「We’re the one」を彷彿とさせ、楽曲も気鋭の彼ららしいエレクトロチューン。歌詞を通じて届ける彼らの進化、成長についてはどのような意識がありましたか?制作時の思い出と共にお聞かせください。
Tayutoさんとは、最初にC.FIRSTというユニットのこれまでと今後について話しました。「We’re the one」は“始まりの宣言”でしたが、「We’ll find a way」はその“道の途中で見えてきた景色”を描きたいと考えて。彼ら自身が悩んだり、自問自答しながらも前に進む姿を、どこまでもリアルに言葉にしたかった。制作では、Tayutoさんのアイデアに何度も刺激を受けながら、私も言葉の“強さ”を意識して書きました。
■アイドルたちの新たな可能性を拡げるような新曲が印象的な「THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY P@SSION」シリーズの作詞で意識されたことをお聞かせください。10thだからこそ意識したワードの方向性などありますか?あればそのポイントをお聞かせください。
10周年というのは、ただの“節目”ではなく“続けてきた証”だと思うんです。だから、単なるお祝いではなく、「続けてこられた理由」「その先に見たい景色」を想像して、歌詞に落とし込みました。始まりも大変ですが、続けるのはもっと難しい。だけど彼らは、支えてくれるプロデューサーたちと一緒に、その時間を越えてきた。その誇りを、表現しました。
■10thから先へと踏み出す「SideM」に期待していることをお聞かせください。
音楽が時代と共に進化していくように、「SideM」もずっと進化し続ける存在でいてくれると信じています。私もその一部として、その旅に寄り添えたら幸せです。
■この記事を読んでいるプロデューサーの皆さんにメッセージをお願いします。
いつも温かい応援を、本当にありがとうございます。皆さんの言葉や想いが、作品をより深く、強くしてくれています。これからも、音楽を通して一緒に歩いていけたら嬉しいです。そして、C.FIRSTをはじめとした「SideM」のアイドルたちの未来を、どうかこれからも見届けてください!
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