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INTERVIEW

2025.06.04

「自分の思うがままに届けたい言葉を放ち、届けたい表現で歌を届けることができている」――ニューシングル「MOONWORK」からみえた、ASCAの強く真っ直ぐな想い。

「自分の思うがままに届けたい言葉を放ち、届けたい表現で歌を届けることができている」――ニューシングル「MOONWORK」からみえた、ASCAの強く真っ直ぐな想い。

理不尽に負けない余裕と、大切なものを手放さない強さを携えて

――カップリング曲についてもお伺いします。まず「#kwk」は、ブレイクビーツ風のリズムトラックを敷いたワイルドなロックナンバー。90年代に盛り上がった音楽ジャンル、ビッグビートのような趣きもあります。

ASCA それこそ「紫苑の花束を」の時から、ASCAの声がより良く響くのはどういう楽曲なのかを色々試す作り方をしていて、「Gift of Life」は2000年近辺のオルタナティブロックを再構築したような曲だったのですが、この曲もその流れで制作した楽曲になります。16分のビートのノリが個人的にもすごくハマりがいいなと思いましたね。耳でその音を聴きながら歌うと歌のノリが良くなるし、ミックス作業に立ち会った時も、ドラムのボリュームを上げると歌の聴こえ方がどんどん変わっていったんですよね。こういった経験を今後の音楽制作にも活かしていければと思います。

――「#kwk」というタイトルは、歌詞に繰り返し出てくる“Kill you Kill you with Kindness”というフレーズに由来すると思うのですが、そもそもどんな意味合いがあるのでしょうか。

ASCA “Kill with Kindness”は「親切心で殺す」という意味で、この楽曲の歌詞を書いてくださったNiiNoさんには、私から「このワードを使って作詞をしてほしい」とお願いしたんです。私は学生時代、誰かに理不尽なことや蔑みの言葉を言われても、その場では何も言い返さないで、家に帰った後にもやもやすることが常だったんですけど、大人になるにつれて、「あ、そちら様はまだそれくらいのステージにいらっしゃるんですね」と思えるくらいの余裕が出てきたんです。つまりはそれが「親切心で殺す」ということで、人を蔑んでくるような人に対しては、ありったけの愛で対抗して優しくしてあげますね、っていう。皮肉も込めたタイトルなんですよね。

――なるほど。確かに歌詞に目を向けると、余裕のある強い女性像が浮かんできます。

ASCA NiiNoさんは私とほぼ同世代の女性の方で、これまでにも「Maze」や「I DON’T CARE」の歌詞を書いてもらっていたのですが、今回、しっかり事前に打ち合わせをさせていただいて、直接お話しした時に、お互い「もっと早く話しておけば良かった」と思うくらい息が合ったんですよ。その打ち合わせの時も「現代社会を戦い抜く女子トーク」で盛り上がって(笑)。NiiNoさんには、私が今まで体験してきた理不尽なこととか、よりプライベートなお話をさせていただいたうえで歌詞を書いてもらったので、私が伝えたかったことがしっかりと反映された歌詞になっています。

――その意味では、この楽曲もまた、強くなった今のASCAさんだからこそ歌えるナンバーと言えそうです。

ASCA はい。「有り余るほどの愛で、格の違いを見せつけてあげますわ」くらいの気持ちです(笑)。年齢的にもそれくらいの余裕感を持って表現していきたいですし、以前のASCAはもっと正面から真っ向勝負するような力強さで歌ってきましたけど、最近は斜めに構えているくらいの余裕が歌詞や歌にも出てきたと思います。

――NiiNoさんとの出会いも大きく作用しているかもしれませんね。

ASCA NiiNoさんは考え方やマインドが私と似ているところもあるし、世代的にも近いので、タイトルには現代を感じさせる表現としてハッシュタグを付けさせてもらいました。

――わかりました。もう1曲のカップリング曲「Never Let It Go」は、ゲーム「鳴潮」Ver1.3主題歌として昨年9月に公開されていた、ASCAさんらしい壮大かつパワフルな1曲です。

ASCA ASCAとしては久しぶりのロックバラードになります。楽曲の内容としては、先ほどお話ししたことにも通じますけど、「決して手放さない」という気持ち、今ある大切なものを自分の意志で守っていく、ということが描かれていて、今の私が歌うことに意味があるなと思います。今の自分の心境はこれまでとは大きく変わっているので、ライブで届けるのが楽しい曲です。

――手放さない意志、何かを守りたい気持ちは、それこそ前作のシングル「明日世界が終わるとしても」とも繋がる部分があるように感じました。

ASCA 確かにそうですね。ただ、「明日世界が終わるとしても」は、妹に理不尽なことや悲しみが押し寄せてきたとしても私が絶対に守る、という意味合いでの“守る”でしたけど、「Never Let It Go」は誰かというよりも“自分を守る”という部分が強いんです。私は今まで自分のことは二の次で周りのことを考えてきた分、これからはどんどん自分のために歌を歌えていけるのかな、と感じていて。そこは大きな変化だと思います。

――その意味では、大きな転換点でもあり、今のASCAさんらしさをしっかりと伝えることのできるシングルになりましたね。

ASCA そうなんですよね。今まで点だったものが線になって、すべてが繋がってきている感覚がすごくあって。これまでやってきたこと、遠回りしてきたことは全部無駄ではないことを、自分自身にも、みんなにも伝えていけるシングルになりました。


●リリース情報
「MOONWORK」
6月4日発売

【初回生産限定盤(CD+BD)】

品番:VVCL-2692~2693
価格:¥2,000+税

【通常盤(CD)】

品番:VVCL-2694
価格:¥1,300+税

【期間生産限定盤(アニメ盤、CD)】

品番:VVCL-2695
価格:¥1,300+税
アニメイラストジャケット・デジパック仕様

<CD>
1.MOONWORK  作詞:ASCA 作曲・編曲:Saku
(アニメ『ばいばい、アース』第2シーズンエンディングテーマ)
2.#kwk  作詞:NiiNo 作曲:岡本武士 編曲:小山 寿 (agehasprings Party)
3.Never Let It Go  作詞:辻井りと 作曲・編曲:高木龍一 (Dream Monster)
(ゲーム『鳴潮』Ver1.3主題歌)
+各曲のインストルメンタルを収録
※期間生産限定盤(アニメ盤)のみ「MOONWORK (TV size)」を追加収録

<Blu-ray>
MOONWORK Music Video

●ライブ情報
ASCA ASIA TOUR 2025
9月27日 ソウル
10月5日 上海
10月7日 北京
10月18日 台北
10月25日 香港
11月24日 東京
※東京公演以外の各エリアの詳細は後日発表となります。

東京公演概要
「ASCA ASIA TOUR 2025 in Tokyo」
2025年11月24日(月祝)
会場:東京・Spotify O-WEST open 17:00 / start 18:00
問合せ:DISK GARAGE
https://info.diskgarage.com/

●イベント情報
CDリリース記念イベント
6月4日(水)東京都:animate hall BLACK(アニメイト池袋本店 北館9F)
6月5日(木)神奈川県:タワーレコード川崎店
6月6日(金)東京都:タワーレコード錦糸町パルコ店
6月7日(土)愛知県:HMV栄
6月8日(日)東京都:タワーレコード町田店

関連リンク

ASCA オフィシャルサイト
https://www.asca-official.com/

ASCA X
https://x.com/ASCA_and_staff

ASCA 公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCKSpe0bX39VZQtRcaQcJ9RQ

TVアニメ『ばいばい、アース』公式サイト
https://bye2earth.com/

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