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INTERVIEW

2024.08.22

三月のパンタシアがニューアルバム『愛の不可思議』をリリース。みあにとっての“愛”――その核心に触れる。

三月のパンタシアがニューアルバム『愛の不可思議』をリリース。みあにとっての“愛”――その核心に触れる。

“ばんぱし”“音楽”“ファン”三方向への愛を歌う

――アルバムの9曲目、ピュアで奇跡的な愛に初めて触れた幸せを綴った「僕らの幸福論」からガラッとムードが変わります。

みあ 後半にいくにつれて、愛というものを具体的に歌っている曲をイメージして並べていっています。特に「僕らの幸福論」から、自分にとっての愛はこういうものであるっていうのを具体的に歌っています。

――続く、10曲目「ノンフィクション」は、タイトルも気になるんですが、編曲が三月のパンタシアのライブバンドである“ばんぱし”が務めていますね。

みあ 今までメンバーそれぞれにレコーディングで弾いてもらったことはあったんですけど、曲を作ったことはなかったなと思って。もしも一緒に作れたら、ライブでやるのもより楽しくなりそうだなと思っていたので、今回、皆さんにお声がけさせてもらって。せっかくばんぱしと作る曲だから、ライブでより広がりを持たせられるような曲にしたいというのがまず大前提にあって。三月のパンタシアは基本的には私が書き下ろした小説を元に楽曲制作しているんですけど。ライブシーンを想定しつつ、自分にとっての愛って何だろうって考えたときに、やっぱり思い浮かんだのが音楽でもあり、バンドメンバーの姿でもあり、そして、その音楽をいつも待っていてくれるファンのみんなの姿だったんですね。だから、ばんぱし、音楽、ファンという三方向に向けた愛を歌いたいと考えたときに、この気持ちをフィクションとしての小説に変えるのはやっぱりちょっと野暮かなと思って。そのストレートな愛情は歌詞の中だけに込めるほうがより伝わるのかなと思ったので、この曲に関しては小説を書かずに、歌詞にそのまま自分の気持ちを投影していく形で制作していきました。

――これからもそうしていくということではないんですね。繰り返しになりますけど、「March」「ノンフィクション」、そして、ラストナンバーでタイトル曲でもある「愛の不可思議」の3曲はご自身の気持ちを投影しています。

みあ やっぱり物語を書くっていうことは好きだし、色んな物語を空想してみたいという意欲はずっとあるので、そこは変わらず続けていきたいです。でも、その瞬間瞬間に、この気持ちを歌にしたいっていう強烈な感情が生まれるときがどうしてもある。年々、自分の等身大のまま歌いたいものが増えていっているのかなという気もしてますね。なので、物語も、自分自身の生々しい叫びもどちらも受け取ってもらえたら嬉しいです。

――「ノンフィクション」はみんなで“ラララ”の大合唱ができるし、“私が光り君を照らすよ”という決意と覚悟も感じつつ、ウェディングソングにも聞こえました。

みあ 私、ウエディングソングって言ってました?

――いや、言ってないです。

みあ すごい……!私、ウェディングソングと思って書いたんですよ。

――最初にもちょっと言いましたが、みあさんは音楽と結婚したんだと感じました。

みあ ふふふ。デモを聴いた時に、入っていないはずのチャペルの鐘の音が聞こえた気がして。そういう晴れの日の祝祭の光に満ちたものが自分の中で広がったので、裏テーマとして、三パシ的ウェディングソングにしようと思いながら書いた部分もあって。だから、自分が愛するもの——それこそ音楽であったり、ファンであったりと本当に結婚するようなことを想像しながら、そのときにどんな歌が流れてほしいかを考えながら歌いました。

――そして、最後に「愛の不可思議」ですね。これはもうアルバム全体のテーマを集約したような歌詞になっています。

みあ アルバムは、色んな愛の物語を集めて紡いだものにしたかったので、愛する気持ちが人を歪ませる曲や尊い愛の光を発見できた喜びを歌う曲があるなかで、アルバムを作るきっかけとなった「愛ってどういう感情なんだろう」とか、「愛するってどういうことなんだろう」みたいなことを空想する曲が1曲あるといいなと思っていて。歩きながら愛について空想している、そういうゆったりとした楽曲です。

――冒頭の話に戻りますが、みあさんにとって愛ってなんですか?どうして人は愛を求めるんでしょうか。

みあ 孤独だから愛を求めるのか、でも、愛することで孤独になることだってある……結局、考えても考えても答えが出るものではないんですけど、ときにはひどく傷つくと知っていながら、なんで愛することは諦めないのかって自分に問いかけてみたときに、やっぱり愛にまだ自分が希望を持っているんですよね。愛する気持ちの強さを知っているから。愛を音楽に置き換えたときに、音楽に出会えて救われた気持ちがあるし、出会えた幸福も感じている。でも、音楽を続けることはすごく難しくて、それによって、落ち込んだり、もう諦めたくなったり、時には手放したほうが楽になれるんじゃないかって、何度も思ったこともある。それでもやっぱり――特にライブのシーンがよく思い浮かぶんですけど、あそこで受け取る大きな愛の光っていうものを忘れられなくて。どんなに傷ついても、愛することを恐れてしまう気持ちがあったとしても、それでも自分は愛を、音楽を信じたいと思って。そんな感情を書きました。

――“出会えた君”や“居場所をくれた君”の“君”は音楽ですか?

みあ 音楽ですし、それこそ本当に照れくさい気持ちもありますけど、やっぱり続けてこれたのは、三月のパンタシアを愛し続けてくれたファンの存在がいたからこそなので、リスナーの姿も投影してますね。

――最後はバックトラックもなくなり、声だけで“君のこと、愛してます”と伝えてます。バスドラとクラップになって。ライブも見えますし、最後は音がなくなって。みあさんの言葉だけで。

みあ こんなにストレートに書くのって恥ずかしいんですけど、せっかくこのテーマを掲げて、自分の中で愛とはなんだろう、自分の愛情ってどこに向かってるんだろうって改めて考え直したときに、感謝も生まれたし、ここでじゃないと言えないかなと思って言葉にしてみました。

――リスナーに向かって言っていますよね。サマーライブも同じく「愛の不可思議」と言うタイトルになりましたが、どんなライブになりそうですか。

みあ アルバムの中で愛についてはもう語り尽くしているので、その愛の物語をライブでより視覚的な表現として、より立体的に届けられるライブを作りたいと思っています。やっぱりライブっていう場所に自分の愛がたくさん詰まっているなと思うし、一番愛を直接届けられる場所で、愛をダイレクトにもらえる場所でもあるので、目でも耳でも楽しめる愛の物語をお届けしたいなと思います。


●リリース情報
三月のパンタシア 5th Album
『愛の不可思議』
8月21日発売

【完全生産限定盤(CD+LIVE Blu-ray+小説)】

品番:VVCL-2530〜2532
価格:¥8,500(税込)

【通常盤(CD)】

品番:VVCL-2533
価格:¥3,500(税込)

<CD>
1.ゴールデンレイ
2.薄明
3.春嵐
4.March
5.四角運命
6.スノーノワール
7.完璧彼女
8.あいらぶゆー
9.僕らの幸福論
10.ノンフィクション
11.愛の不可思議

●ライブ情報
三月のパンタシア SUMMER LIVE 2024-愛の不可思議-
2024年8月24日(土) 16:00 open/17:00 start
会場:Zepp Shinjuku

<券種>
前売チケット ¥6,600(税込) 1ドリンク代別途 / 整理番号付き

チケット受付
キョードー東京
https://kyodotokyo.com/phantasia2024

イープラス
https://eplus.jp/phantasia/

チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/phantasia-t/

ローソンチケット
https://l-tike.com/phantasia/

※1人2枚までお申し込み可能。会員外のお客様へのチケット譲渡可能。
※3歳以上有料。

券種
前売チケット ¥6,600(税込)
1ドリンク代別途 / 整理番号付き

関連リンク

三月のパンタシア オフィシャルサイト
http://www.phantasia.jp/

三月のパンタシア オフィシャルX
https://twitter.com/3_phantasia

三月のパンタシア オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UC4lk0Ob-F3ptOQUUq8s0pzQ

三月のパンタシア オフィシャルTikTok
https://www.tiktok.com/@3pasi_official?_t=8mh4iq5uYMS&_r=1

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